レビューメディア「ジグソー」

夢のオート三輪

子供の頃すでに幻のような存在になっていたオート三輪。子供の頃にみたそれが忘れられずずっと気になっていたオート三輪。
戦前にバイクから派生し、戦後の復興を支え、1970年代に消えていった三輪トラック。今ではスポーティなドライバーズカーを得意とするマツダ(東洋工業)も元はといえばオート三輪メーカーの一つだった。

オート三輪のメリットは構造がシンプルで廉価、小回りが利く・不整地に強い(3輪なのでどれか1輪が浮くということが少なくトラクションがかかりやすい 4輪駆動車はまだほとんどない時代)、そして当時の税制・免許制度上での優遇などなど。独自の進化を遂げていったが、道路が舗装され、広くなり、高速化していくと3輪故の不安定さというデメリットが大きくなり、自然と淘汰されていった。

このマツダT2000は1962年~1974年に製造されたマツダオート三輪最大にして最終モデル。とはいえ車体を共通とした旧T1500(※)のエンジン拡大版なので元の設計は1959年&さらに前のモデルの設計を引き継いでいる部分もある。しかしその独特なデザインは今でも通用するんじゃなかろうか。

 

※T1500のモデル名は重複していた

1トン車…T1100(1959~1962)→T1500(1962~1974?)
2トン車…T1500(1959~1962)→T2000(1962~1974)

 

特にその中でも最後まで重用されたのが、長い荷台を持つ13尺車(TVA32S)。

なんと全長は6080mm(前輪も含む)、全幅も1980mmという堂々としたサイズ。三輪車はそんなにでかくならないだろうと思ってサイズの制限をしていなかったらこんな化け物が産まれてしまったのだ。税制・免許面でのメリットは薄れてきた時代だったが、三輪特有の小回り性能と不整地走破能力に長尺物の積載能力を兼ね備えた13尺T2000は、代えとなる車両が少なく林業等で重宝され「本当に仕事で現役」な車両が平成の時代にまであったくらいだ。
その為オート三輪…いや60~70年代商用車全体の中では比較的現存台数が大目。皮肉にもオート三輪を駆逐していった同時代の4輪トラックの方が貴重な存在になっている。

元々実用車だったのでシンプルな構造・トルクフルなエンジン・頑丈なフレーム構造を持つのが強み。残存車両もクラシックカーとしてはラフに使われている個体が多いようだ。

 

…といっても自分みたいなシロートがポンと買っちゃったぜ!乗っちゃうぜ!とできる車じゃない。ピカピカに整備された車両でも当然メカの知識と「主治医」となる旧車に通じたショップや整備士の協力がほしいところ。

なのに…不動車とはいえゲットすることになってしまった。どうしよう。子供の頃からの夢が叶ってしまったのだ。人生で最大の後先考えていない状態だし急転直下。

これに関しては12時間に及ぶサルベージ作業等友人達、陸送会社の方、そしてオーナーさんご親族の皆さまの協力なしには絶対に無理だった事だったので、この場を借りてお礼申し上げます。事の顛末についてはめっちゃ長くなるので後日どこかで。

 

追記2019/10
意外と検索でヒットしやすくなっているようなので、マツダT2000&T1500についての基本情報をもう少し追記。
またこちらのサイト様が非常に詳しいのでTシリーズが気になる方はぜひ。

http://www.asahi-net.or.jp/~ip3t-nksn/


●年式について
1962年に製造開始したT2000&新T1500だが、1965年にマイナーチェンジが行われている。大きな差異はトランスミッションでシフトパターンが変化している(ギア比も変更された?)。また座席が左右一体型→2分割に変更されエンジンの点検を容易に、サンバイザーや燃料系の追加と主にインテリアの変更がメイン。マイナーチェンジ前のモデルは殆ど現存していない模様。
そして1970年には受注生産に移行したのだが、わざわざ受注生産品を買う人はどうしても欲しい=長く使うという訳で、結果的に受注生産以降の年式の残存数は多い。
最終的に74年まで製造されたとされるT2000だが、1973年末に保安基準の強化がされていたので、実際の製造は1973年までで1974年は既製造車両の登録のみ行われていたのではないかと踏んでいる。

 

●バリエーションについて

実は意外とバリエーションが多い。

残存している車両の多くは替えがきかないからと重用されたT2000 ロングボディー車だが、合計9種類のバリエーションがある。


ロングボディー車の次によくイベントで出てくるのが最もコンパクトなT1500標準車&三方開き車(8尺車)。

低床コンパクトな車体でバランスのとれたスタイル、そしてT2000 ロング(13尺車)に比べて軽量で何より圧倒的に置き場所に困らないのでイベント等でよくでてくる。
(いやね、T1500のほうが色々コンパクトで実際維持するにはいいだろうなーって思う。13尺ほんとでかい。)

中間となる10尺車は比較的珍しく↑の部品取り車は状態がよければ部品取りにするなんてもったいない存在だったはずだ。
そしてカタログ画像にあるが、よくみるとT2000にも8尺車がある。2トン積みかつ2000ccエンジンを積みながらT1500と同じショートボディ。外観上では燃料タンクの位置等がT1500と異なるがぱっと見はT1500。
一部の資料でT1500はショート、T2000はロングと紹介されていることもあるが実はそうとは限らない。とはいえこれまた残存数は少ないので現在見れるショートなTはほぼT1500と思っていいだろう。

更新: 2019/12/01

動かないけど現車を見てみる

解体を免れ、25年ぶりに県外…いや敷地を出てきたであろうオート三輪。

1973年式マツダ T2000 13尺車 TVA32S型

引き上げ作業前にオーナーさんご親族が掃除してくれていたり、引き上げ作業中にも掃除したり、当然到着してからも掃除されているので見た目は今にも走りそうな雰囲気。現役時代はとても大切にされていたのが伺えるコンディションで、外装パーツの破損や欠品が殆ど無い。

製造終了前年の1973年式なのだが、すでに受注生産に入っていた時期で他のオート三輪は製造終了していた年。まさに最終世代のオート三輪。

その関係なのか純正とは異なる仕様もいくつか見受けられる。まず大きいのが荷台の材質。

T2000の長尺車は荷台が木貼りなのだがこの個体はがっつり鉄板が貼られている。オーナーさんご親族曰く新車時からこうだったハズとの事。後付けとは思えない仕上げだし、同仕様の車両があるようなので荷台メーカーのオプションかもしれない。鉄板の下には木があるが鉄板に守られたおかげで腐食は見られない。この荷台の広さなら建材の輸送に重宝したのだろう。

また荷物の侵入を防ぐために横棒が追加されたロードレスト、更なる長尺物をたてかけられるロードレストキャリアを搭載。サビついているががっちりしている。隠れているがその下の屋根は実は幌。休眠中に破けてしまっているので早めに貼り換えないと。

またリアランプは純正と異なり初代タイタン用と思われるものになっている。こちらも同じレンズを使っている個体が何台か居るらしいので、修理時の定番だったのかもしれない。

またリアにはロータリーマークが眩しい「岐阜マツダ」のディーラーステッカーが残る。同じくステッカーが残るハイドロマスター(ブレーキ補助装置)は後期T2000では標準装備だったようだ。

フロントボンネットにあるエアインテーク的なものは実はフロントサス点検口。グリスをここからさしましょう。ついている配線はウインドウォッシャー。この時代からちゃんとあったのだ。

さっきから写真にワイパーがついていないが、窓掃除の為速外してしまったため。ちゃんとある。

 

無鉛ステッカー。そうコイツガソリン車。

内張りなんてものはない。窓はくるくる回すやつですらない。まるで引き戸。

シートの痛みも少なくてビックリ。末期生産モデルの特徴であるシートベルトが見えるが、同じく末期に追加されたヘッドレストが基部だけになっている。後ろを見るのに邪魔だったのだろう。基部にネジを戻してあるあたりオーナーさんの愛を感じる。

シートの下に収まる2000ccのOHVガソリンエンジン。電装系も12Vでそこは2トントラックというより普通車感。水冷系がヤバい色になっているのでこの後速攻で取り外された。それ以外はぱっと見普通に汚れているだけ感がある。

シンプルなインパネ。メーターはスピードメーター・水温計・燃料計のみ。ハンドルがオシャレ。足元に見えるのはヒーター。写真にはないがフロアマットも若干の破れのみで残っていた。

 

とにかく全体的に現役時代に大切にされていたのが判る状態。ボディも致命的なサビは見当たらず、シャシーは錆止めが塗られた形跡がある。このままサバイバー状態での復活を目指せそう。

更新: 2018/07/08

2018/06/02 現状を確認してみよう

まず引き上げ時に回転できるようぶっ壊したフロントブレーキは仕方ないので修理ベースにできるドナーを探すしかない。そこは長い目で見ていくとして、それ以外の部分。

主に修理をしてくれるのは友人のR氏。早速水冷系が取り外されているのだが、タンクの腐食が激しく穴も何か所かあいている。このタンクはリザーバーではなく水圧がかかる仕組みらしいのでここは最悪タンクの新造か。幸いラジエータの方は水漏れ等ないらしい。

 

そして電装系。後輩マツダ車による電力供給。

一部灯火類やセルモーターの動作を確認できたがバッテリーが完全に死んでいるので後日新品に入れ替えて再挑戦。

なんと死んでいる電装系のほうが少ないという見事な状態。ヘッドライト(ハイ・ロー)、ポジション、ウインカー、ハザード、ナンバー灯、ワイパー、ウォッシャーポンプ、ヒーターファン等が通電動作。死んでいるのはホーンと後退灯。当然古い設計の古い配線なので安全を考えれば追々配線を引き直す必要があるが驚きだ。

そしてメーターもしっかり点灯。優しい光。このオドメーターが進む日を目指さなければ。

 

んで今度はエンジン。初爆を確認するためプラグを清掃してセルを回す。

 

なんとかかってしまう。25年前のガソリンだぞ。

これはやはりオーナーさんが長期保管前にガソリンを満タンにしていたのが大きい。そのおかげで内部が満たされて腐食を抑えていたのだ。

冷却系を外しているので即切っているがこちらの復帰は案外早いかもしれない?

更新: 2018/06/12

2018/06/09 部品取り車が来ていた

友人の手によりあり得ないペースで事が進んでいてビビっているのだが、比較的近場で部品取りにできそうな廃車体があるという噂があったので友人が探したところなんと↑の翌日に発見、その日中に「同型の修理に使うのなら」とOKになりその週のうちに引き上げてきてしまい…

週末見に行ったら並んでいた、このツーショットは恐らくごく短期間でこの後部品になっていく予定。なので部品取り車を重点的に撮影・記録しておいた。

友人が撮った引き上げ前の車内だが見事に土にかえろうとしていた。

こちらは10尺で年式は65年~69年頃のものと思われ、末期モデルにあるサイドマーカー等が無い(そもそも破損・欠品している部品も多いのだが)。

13尺より短い分更に小回りがきくので、山で使用されていたようだ。デザインの収まりもよく見えるが、御覧の通り見事に朽ちている。本来何十年も放置された車ってこうだよね。

しかしフレームは生きていたようで、クレーンでつるして引き上げ。なので13尺車で壊してしまったフロントブレーキ基部を移植できる…かもしれない(状態もそうだが10尺車と13尺車ではフロントホイールサイズが違ったので完全に同じとは限らない)。

また13尺車では交換されていた純正テールランプも残っていた。13尺車につけられていたタイタン用より更に小さく、確かにこれは目立たなかっただろう。

この個体自体の修理は非常に難しい上に、書類不明(抹消済み?)、カギもなしという部品取りにしてしまって惜しくないという意味ではいいのかもしれない。荷台の長さこそ違えど、マイナーチェンジ後のT2000が近場で出てくるという幸運。おそらく自分が次見に来る時には部品になっているだろうから感謝をしつつ写真を撮っておいた。

 

…ってもう1個部品が使われていた。13尺車のエンジンルームに冷却水タンクが。

なんと部品取り10尺車、この状態で冷却水タンクの水漏れがなかったらしい。ご都合展開にも程がある。補修跡もあり状態も良いとはいえないので本番前には対策が必要だが、これでとりあえずのエンジン動作確認ができたのだ。ありがとう部品取り10尺。

 

これによりエンジンの始動ができ、30分間のアイドリング動作や、壊した前輪を無理やり回しての自走移動が可能に(!)。

水道がある場所までいって25年ぶりと思われる水洗い。

またエンジンを回せることになったおかげで更にいくつかの状況が確認できた。

 

・後退灯はバックギア認識の接触が悪かっただけで生きていた。

・ダイナモはアイドリングをかなり高くすればとりあえず発電した。

・水圧がかかるとラジエーター上部からわずかな水漏れがある。

・燃料計・温度計は正常に動作。

・ギアが固い等細かい症状があるが、その辺はオイル等の消耗品交換で治りそう。

 

といったところ。

また冷却系はタンクを得たものの配管がダメなのことに代わりはないので代用部品で無理やり回している状態。あとは部品取り車のブレーキ基部を修復・移植できるかどうか。そして幌の張り直し。

 

…ってたった2週間の時点で道筋ができている時点で恐ろしくやばいんですけどね。水洗いした感じもボディはガッチリシッカリしていたし。この個体の素性の良さと友人の行動力・修理能力には驚かされっぱなし。自分は掃除や情報収集くらいしかできていない。

恐らくまともな状態で見れるのは最初で最後になるであろう10尺車に別れを告げつつ家路へ。さすがにこの後は展開が遅くなるだろう。

更新: 2018/07/08

2018/06/30 部品取り車さらば

置き場の関係もあり本当に次見に来た時には部品取り車が消えていた。本当に前回が最初で最後の対面だった。

ある程度部品を外した後解体業者さんにがっつりバラしてもらったようだ。

モノがモノだけに解体業者さんも気をきかせて言う前に部品として外してくれたものも多かったようだ。証として車体番号プレートは自分が預かってきた。10尺車の解体は無駄にしないぞ。

 

そして本命のブレーキは某工場に運び込まれて…

ジュー(友人が撮ってくれた写真) この道50年のベテラン工場長によりバラしとオーバーホールが。

 

一方メイン車の方も足回りを外されていて…

なんか空でも飛びそうな状態に。車輪を外したオート三輪がここまで謎の浮遊感を出すとは。なんかレトロSF世界のトラックのよう。

こちらもフロントブレーキは既に工場に運び込まれていて、2台のブレーキを組み合わせるとのこと。

またさりげなくロードレストキャリアも取り外された。破けた幌が丸見えだ。

 

ところでこの図体なのでタイヤを外そうとしても普通のジャッキだと高さが足りない(SUVやトラック用のが必要)なのだが友人宅にはちょうどいいのが無かった。

今回使われたのはなんと部品取り車から発掘された純正(?)ジャッキ。部品取り車君どんだけ気を利かせてくれるの。しかしオイルが漏れているので次回タイヤを戻す時に使ったらもうムリだろうとのこと。その後はアクセサリー化ですね。ありがとう部品取り車。

 

またラジエーターの水漏れが更に発覚したので、最終的にはラジエーター回りに色々な修理が必要そう。ただ即死するレベルじゃないのとそもそもブレーキをどうにかしないと話にならないので後回し。

更新: 2018/07/08

2018/07/07 ブレーキ修理

引き上げ時に切断せざるを得なかった為、一番の問題だったフロントブレーキ。ボディとブレーキベースをつなぐ部分をばっさりカットして固着したブレーキごと回るようにしていた。

が、なんと僅か1か月チョイでニコイチによる復活を遂げた。

自分は体調を崩して見に行けてないので友人の撮った写真で。

切断したベース部を部品取り車から、それ以外は基本ベース車のものを組み合わせたそうだ。13尺と10尺でホイールサイズ等が違うのでニコイチできるか自体心配だったがクリア。ブレーキシューも新品に張り替え。ブレーキラインも新たに作られた。しゅごい。

ここまできたら今にも走っちゃいそうというかそんな気がしていたのだが…

なんとフロントブレーキの方は大丈夫だったブレーキ内部のシリンダー(ホイールシリンダー)がリアの左右合計4基全滅。むしろ25年間の放置でフロントが生きていたのが奇跡か。実は大ボスはリアブレーキだったというオチ。

さあ困ったぞ、1個見つけりゃいい部品じゃないぞ。4つだぞ?頼みの部品取り車は…なんと年式差なのかホイールシリンダーの形状が違う。まあ同じだったところで生きているとは思えないのだが…。

今度こそ今度こそ長い戦い(部品捜索)がはじまりそう。

更新: 2018/09/03

2018/07~08 現状と僅かな前進

今年の夏はそもそも暑すぎる。外はもちろん整備工場等でも熱中症がコワイ。というか友人も倒れた。ほんと今年の夏はヤバイ。

何故かスバル360がやってきている。

こちらはブレーキはきくがクランクシャフトに不調をかかえていてなかなかエンジンがかからない。エンジンはかかるが止まる気のないT2000とは逆である。

しかしこの日は調子よくゲストを乗せて敷地内爆走。

T2000も対抗するべくエンジンをかけようとしたが、お盆期間中かけていなかった&元々アイドリングだと発電が殆どされないダイナモなのでセルを回すには電力不足。

痛車ジャンプスタート芸をキメる羽目になる。ジャンプスタートしたら即始動するあたりエンジンの状態は素晴らしい。スバル360が非純正マフラーというのもあるが、2ストローク空冷360ccエンジンからバイクのような爆音を響かせる360に対して4ストローク水冷ガソリン車のT2000は意外とおとなしい。まあ2台を比べた後現代の車エンジンかけたらかかってるのか心配になる音なんですが。

後から写真を見て気づいたのだが、スバル360もT2000も周囲に居る人乗っている人全員笑顔。恐るべし旧車。

 

さてリアブレーキのホイールシリンダー、ヤフオクでほぼ同型(クラフト用らしい)と思われるデッドストック品が1個あったので確保。

見た感じはほぼ同じだ。

それと並行して元々ついていたブレーキシリンダーの分解も試みられていたのだが、とにかく長期間の湿気でやられていたのか見事に固まっているらしい。

しかしなんと300kg(!)の力をかけてやっと1本分解に成功。普通は100kg程度で外れるらしいのだが。ありがてぇありがてぇ。

というわけでデッドストックの1本とあわせて2本目だ。

この調子で後2本復活できるのが理想だが、状態は更に悪いらしいのでどうなることか。

 

おまけ

マ ツ ダ ス ピ ー ド

更新: 2018/11/03

2018/09~10 相変わらずでないホイールシリンダー

ぶっちゃけあまり手をつけられていません。自分も友人も多忙だったのもあるんだけど…

アテンザとミラが同時故障とかいう壮大なギャグをかましてくれたせいでお金吹っ飛びまして(なおってよかった)。

 

ホイールシリンダーはやはり残り2本は修復できる可能性はほぼなさそう。破壊前提で力をかけて壊れなかった部分を残すとかそういうレベルの話になるかもしれない。となるとやっぱりシリンダーを入手しなきゃいけないのだが出ないものは出ない。四方八方手を尽くしているが出ない。

 

品番

0604-26-610

0604-26-710

は使用可能確認済みというか↑で1個入手しているのがソレ。

 

その他に

0559-26-610

0559-26-610F

0559-26-710

0559-26-710A

0559-26-860

0559-26-960

 あたりがほぼ同じものに見えるが結局どれもみあたらない。ほぼ同型の片出し型なら結構あるんだけが…中国のメーカーのカタログには乗っているんだけど。

 

一方とっぷりんさんに紹介していただいた方にワンオフをお願いしていた水タンクが出来上がり。

ピッカピカの上に純正に近い形状にしてもらってしまった。ボロボロの現物からキッチリ同機能品作ってくれるとか本当に職人さんしゅごい。

これを早くつけたいけどいかんせん足回り外した状態なので…

ちなみにこの水タンク、タイミングの関係でロードスター→カリーナのリレーで何故か大洗を経由して届けられました。いつか三輪自体で大洗イキタイネー。

更新: 2019/01/01

2018/11~12 進捗だめです

アテンザとミラがもう一度ダブル入庫とかいう素晴らしいギャグをかましてお金がもう一回吹っ飛んだ上にコミケ原稿等が重なって見に行く事すらなかなかできないという有様。

ホイールシリンダーは部品取り車の方が(サビサビだけど)望みがありそうということでそちらの修理ができないか工場に預けている状態。

12月、久々に見に行く日を作ったら生憎の雨。以前の雨の日や洗車時もそうだったが、サイドステップにすごく水が溜まりやすい構造。そしてドア下の袋になってるあたりも水抜き穴が小さくゴミが少しでもつまると水が溜まる。

部品取り車のドア下部とステップが完全に錆で無くなっていた理由がよくわかる。

ステップに黄色い塗料がこれでもかと塗られている理由は最初ステップを判りやすくするためかと思っていたが、恐らく錆止めの意味が強いのだろう。その他錆びやすい部分も黄色い塗料が塗られているので、恐らくT2000の錆びやすいポイントを知っている人が塗ったのではないだろうか(元のオーナーさんも2台持っていたらしいので1台目の経験からオーナーさんによる施工の可能性も充分ある)。とにかくしっかりともっていることに感謝。

恐らくこの調子だと来れる日が少なく現地作業は難しいので、既に外されている部品のいくつかをアテンザに積み込んでこちらの家で(場所はないが)やったほうがよさそうと積み込み。

家に持ち帰ったルーフキャリアを分解して2018年は終了。間もなく平成も終わるが果たしてこの三輪トラックは平成の世界を走れるのか、それとも平成をスキップすることになるのか。たぶん後者なきがする!!

1月1日にまずは木部処理しました。

更新: 2019/10/19

2019/01~10 進むどころか下がったり。

いやーいきなり静かになって飽きちゃった?そんなこと無いです。必死でした。

プライベートな話題になるので書けなかったのですが、置かせてもらっている土地が使えなくなってしまい立ち退きする事に。
しかしその情報がなかなかこちらまで伝わってこなくて(というか連絡がとれない)状況を正しく認識した時にはデットライン寸前。気を使ってあまり踏み込まないようにしていたのが仇となってしまった。しかもそのドタバタで部品は一部紛失するわ、なんかいつのまに思いっきりぶつけられててキャビンの右に大きなヘコミができてるわ。当て逃げですよ当て逃げ。Boo
それに文句を言ってるヒマもない。ブレーキが利かず実質自走不能な三輪車を即座にどっかもってけってそりゃ無理な話で本気で手放すのも考えたレベルですが…なんとか本当になんとか引き上げ時と同じように色んな人の協力で本当になんとかお引越し。冗談抜きに夜も眠れない日々でした。

 

https://twitter.com/cvbhyuga/status/1140083237659660288 ←動画

 

お引越しの最中積載車に載せるためにちょっとだけ自走。ただ物理的にブレーキが無い状態なので走行は危険。この後はまた手押しに。手つけられない間に錆進んじゃったし、ぶつけられちゃったしキャビンは最終的に全塗装ですかねえ。

1年間お世話になった敷地から結局また積車で脱出。

という訳で2019年前半は進むどころか後退部分が多く…いやほんと、置き場確保できただけでも本当によかった…

そして移動してしまった以上大がかりな修理がやりにくく友人の協力も得にくいので、まあやれることを少しずつですかねぇ。いや、夏は暑くて体壊しててなーんもできませんでしたが。とりあえず穴のあいた幌が気になったので製作依頼。フルオープン。

この状態で台風のりこえるハメになった(無事乗り越えた)のでカバーかぶってます。

更新: 2019/12/01

2019/11 オルタネーターをつけよう

10月まで冷房つけていたきがするのに11月には暖房つけている。秋なんてなかった。自分は暑さに弱いが寒さにはまあまあ耐性があるのでこの時期に動かないと一生何もできない。

手をつけなければならないことはものすごーくあるのだが、とりあえず直面の問題は6月のお引越し以来エンジンをかけていないこと。理由はコレ。

ダイナモや冷却ファンを回すベルトがちぎれかけ。よく今まで回ってたなコレ。幸い一般的なVベルトなので近所のホームセンターで買えるのだがボロボロすぎて長さが判らん。どうせ長さがわからんのなら追々やる予定だったオルタネーター化を行うことに。

 

T2000に搭載されているモノはダイナモはダイナモでも直流発電機のダイナモ。既に同70年代の車でもオルタネーター化が進んでいたので60年代の設計を引きずるオート三輪ならでは。オルタネーターに対する弱点は何よりアイドリング状態での発電が殆どないこと。この場から動けない状態では殆ど充電できぬ。以前の場所よりジャンプスタートし難いというのもありオルタネーター化を優先することに。

幸いオルタネーター化についてはみんカラのほうにワゴンR用オルタ流用例が紹介されているのでそちらを思いっきり参考にさせてもらう。ありがてぇありがてぇ。同型のワゴンR用オルタネーター中古品(写真左)をヤフオクで購入。これにしたのは配線用コネクタが付きっぱなしだったのでコネクタの別途入手が不要だったため。

 

上側ステーに関しては個体差があるのかみんカラの先駆者様とは取り付け方を別…というかポン付けにしてちょうどよかった謎。つまり行ったのは下側のステーに金具を挟んだだけでほぼポン付け。

まあまだまだ走行は先なのでそんなに固定とかシビアにやってないというのもあるんですが。

あとは現物あわせでベルトを買ってきて…失敗して1本余計に買ったが出来上がり。

中古品だから馴染んじゃってますね。配線は新規のモノを用意してバッテリーまでバイパス。

そしてイグニッション連動電源が必要らしいのでキーシリンダー裏から1本用意。

今後同じく連動電装品をとることが考えられるのでリレーを挟み、1個まるごとイグニッション連動動作するバッ直電気系統を新規で追加。テストがてらシガーソケットもつけといた。

 

そしてオイル等を点検して4カ月ぶりのエンジン始動。動画→https://twitter.com/cvbhyuga/status/1193419038795259904

どっちかといえばエンジンかかった事に喜んでいるがしっかりアイドリングを低くしても14Vの電圧がでているので無事オルタ化完了。

  • 購入金額

    0円

  • 購入日

    2018年05月頃

  • 購入場所

コメント (23)

  • みっちゃんさん

    2018/06/03

    えっ、オート三輪のレストアですか?
    すごいですね・ω・
    これはまさに、dream come trueですよ!
  • harmankardonさん

    2018/06/03

    エンジンがかかるとは,すごいことですね.
    これは,銀座を走る姿も遠くなさそうです.

    みんなで頑張ってください.
  • 下小川さん

    2018/06/03

    子供の頃の夢がついにはじまってしまいましたわ…自分も色々勉強しなきゃ!

    エンジンに関しては現役時代かなり大切にされていたのが伺えてガソリンも入った状態だったのでちょっと期待はしていたんですがそれにしたってこうもあっさりとは…
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