レビューメディア「ジグソー」

非常識を越えた非常識 3770Kで無音PCはできるのか?

 

 

→2012/11/11 Mission6消費電力バトル追記→11/12 メモリ発光パターン動画追加

 

今回登場するのはIntelのCore i7 3770K。更に上位となる2011(X79)系i7がSandy世代で止まっている以上、IvyBridge世代のCore iシリーズとして最高位のCPU。


 前回レビューさせていただいたi5 3570Kと同じ事をして比較という事ですが、つまりACアダプタとスサノヲによるファンレス無音PCをやる事になるので…どうすんだよこれ。そもそも低TDP版i5 2500Tを前提に組んだ構成だというのに!

 


【概要&PC構成】


 まずは落ち着いて実物とスペックを再確認。文体もマジメモードだ。

箱はSandy世代と同じく「ほぼリテールクーラー」サイズに切り詰めたモノ。これを見ると「CPU手に入れたぞ!」って気分になれる。

CPU自体は当然刻印でしか他の1155CPUとの見分けが付かない。

文字が小さいのでクリックで拡大してもらったほうがいいのだが、手持ちの1156/1155/2011CPUのスペックを並べた表。


 i5 3570Kと比べるとi7の名に相応しく、下位のi5に対して定格・TB時共に100MHzのクロック増加と8スレッドを実現するHTテクノロジが奢られ、L3キャッシュが6MBから8MBに増量している。

少々言い方は悪いが「それだけ」だ。8000円以上の価格差がある割には、スペックだけ見ると一回り上に留まっている印象がある。
i5 3570Kがスペックに対して戦略的な価格設定をされている証左とも言えるだろう。



それでは実際に使用するPCをおさらいしつつ換装して見よう。もうこの時点で真っ当なレビュー内容というのは崩壊するのだが。


 
 4本足の異型フレーム「PC-T1R」に超巨大クーラー「スサノヲ」を搭載したあまりに奇妙なシルエット。まるで反省されていない非常識。スサノヲの大きさに任せた力技のファンレス・無音構成。


前回は夏場という事もあり「熱」が最大の敵…と思われたがなんとかなっていた。今回は季節も変わっているので熱に関してはあまり心配していない。むしろ懸念材料は別にある。ACアダプタ「AC130-AP02AA」とマザーボード「DH77DF」の2点だ。

元々低TDPのi5 2500Tの為に用意したACアダプタだけにその容量は130W。前回3570KのOCCT時最高消費電力は121Wを記録しているので既に限界ギリギリ

若干の消費電力容量不足ならマザー側の電圧設定で消費電力を抑制できるのだが…ここでDH77DFの「癖」が出てくる。
まずCPUの電圧は+方向のみの操作なので定格が最低電圧。そしてメモリに至っては本来1.25Vの低電圧動作が可能なメモリモジュールなのに、標準の1.5Vを超える1.56Vに勝手に調整されてしまう始末だった。

 今回はメモリを変更、定格1.5Vの一般的なモデルだが1.56Vに盛られるよりはマシだ。更に1.45Vでの動作も確認している。実質今回の改良ポイントはコレだけだ。



 ちなみに光る(重要改良点)。


 更にDH77DFは大幅に操作画面が変更される最新版UEFIがリリースされていたので、そちらにアップデート。電圧周りの挙動変化に微かな期待をしつつ、マザー側のプロファイルを省電力モードに変更。各種ドライバ類も最新のものにアップデートを行っている。
それら変更点と室温の変化を考慮し、i5 3570Kのデータも今回全て取り直したので前回と数値が異なる。


 
 このPCT1-R、分類上は「まな板ケース」で、「パーツの換装が簡単」なアイテムのハズなのだが、重量が重量だけに作業時に脚を壊さないよう、適当な台の上に乗せる。



スサノヲはマザーボード裏側からネジ止めされているのでCPUI交換にはマザーボードを外す事になる。スサノヲの陰に隠れた配線類や固定ネジの取り外しは見た目以上にシビアでバカ構成のしわ寄せがこんなところにも。


 そしてスサノヲをマザーボードから外す作業に入るわけだが、むしろ「スサノヲからマザーボードを外す」と言った方が正しい。

 

マザーだけを見れば見事なコンパクトPC向けなのだが…


 ご覧の有様だよ! ちなみに今回無線LANアンテナの位置を変更したが見た目が気になっただけなので特に意味は無い。

 

 【構成まとめ】

CPU:Core i7 3770K / Core i5 3570K

M/B:Intel DH77DF

SSD:Intel SSD320 120GB

MEM:Avexir AVD3U16000904G-2CW(DDR3 1600 4GB*2)

電源:Abee 130W ACアダプタキットAC130-AP02AA

クーラー:Scythe SCSO-1000 スサノヲ(ファン停止)

ケース(?):Lian-Li PCT1-R

OS:Windows7 Ult 64bit

Antec NINE HUNDRED TWO用フロントポート

USB機器:スピーカー/カードリーダー/無線LANアダプタ/キーボード/マウス

 

ちなみに今回レビュー内で計測している消費電力は上記USB機器も含めたもの。

 

 

 


 

 【ファンレス動作テスト】


 今回は室温17度と前回に比べて大幅に涼しくなっているのでPrime95とOCCTをそれぞれ10分間動作、温度をマザーボード付属ユーティリティで取得していく。当然スサノヲのファンは電源を入れず、完全無音動作だ。



というわけでとっとと結果ドン。クリックで元サイズに拡大。

結論から言えば今回i7 3770Kとi5 3570Kの温度に極端な差異はない。スペック上同じTDPに収まっているだけある。OCCTのような過剰負荷が連続する場面というのは実使用では稀なので、i7 3770Kを使用した無音PCというのも無茶な話ではないようだ。

消費電力もそれにあわせて少しの差になっているのだが…その少しの差のおかげでACアダプタの定格130Wをオーバーしてしまった。

写真では134Wだが、一瞬だけ140Wの数値も見えた。

尚、OCCTに関しては3570Kも前回の消費電力より上昇しているのだが、どうも7分過ぎあたりに更にもう一段階消費電力が上昇する「山」があるようで、前回の短時間テストではそこまでたどり着けなかったようだ。

ちなみに今回のようにHT非搭載CPU→HT搭載CPUへの換装をした後にOCCTのPowerSupplyモードを使うと「Use all Logical Cores」にチェックが入っておらず、8スレッド全てに負荷がかからないのでチェックの入れ忘れに注意。

ええ、私それでi7のデータ取り直すハメになったんで。

 

 

面白いのがアイドル消費電力。なんとi7 3770Kが18.5Wi5 3570Kが21Wだ。1W以上i7 3570Kの方が低いという事になる。設定にミスは無いか何度か確認したのだが、どうあがいてもアイドル消費電力はi5 3570Kよりi7 3770Kの方が低い。

3770Kはある種の選別チップとも言えるのでその影響が出たのだろうか?個体差というのもありそうだが。

どちらにせよこれなら、密閉型ケースや小型ケースでの運用も安心な発熱範囲と、店頭で販売されている小容量400Wクラスでも十分な消費電力に収まっているので扱いやすさはi5と変わらない。

 

 



 【性能テスト】

 

詳細なベンチマークについては他の方のレビューでがっつりやると思われるので2項目のみ軽くテストしてみよう。まずは前回同様フォトショップのフィルタ速度だ。




 3570Kに対し2秒のタイム短縮に成功しており、さすがここは8スレッドを誇るi7。たった2秒といえば2秒なのだが、更に重い設定でフィルタをかけた場合これらの差が倍々になっていくと考えればバカにできない。

また、フォトショップに関してはHTによるマルチスレッドの恩恵を受けやすく体感速度にも差が現れる。一方12スレッドを誇りながらクロックが低いXeon E5 2620が遅い事から判るとおりスレッド数だけでなくクロックもバランスよく高くないとこの速さは出せないのだ。

但し同クロックを持つ前世代i7 2700Kとほぼ同タイムとなっている(ストップウォッチによる人力計測なので1秒単位が限度)。


 毎度の事ながら計測用に古いフォトショップを使用しているのでマルチスレッドへの最適化が足りない可能性があり、更に3750Kと3770Kの差は広がる可能性がある。一方、同じく8スレッドの2700Kと差は(このテストに関しては)殆ど無いと見ていいだろう。

 



 お次はゲーム性能テストとしてFF14ベンチだ。

ご覧の通りスコア上は3750Kと3770Kの間に差は見られない。やはりこのクラスになるとGPUがボトルネックとなり、差が無くなってしまうようだ。HTを生かしてバックグラウンドでキャプチャソフトを動かす等の動作をするには有利だろうが。


 前回のレビューで行ったスカっとゴルフパンヤの実フレームレート計測においても、今回は有意な差を計測できなかった。こちらは逆にi5 3570Kの時点でCPUがオーバースペックだった可能性がある。外部グラフィックボードを搭載した状態での重量級ゲームならまた話は変わってくる可能性はある。
 
 どちらにせよ、3770Kもの性能を誇るCPUならグラフィックボードを付けないとゲームにおいては性能を発揮しきれないので、HD4000はVirtuを利用したQSVや、マルチディスプレイ時の数あわせと割り切ってもいいだろう。

 


 

 
 【グラフィックドライバ検証】

 

実は前回レビューでは長さの関係でスコアを公開しなかったものの中に、i5 3570Kの3Dmark06とPSO2ベンチのスコアがあった。

なんと今回改めて取得したi7 3770Kのスコアはそれよりも低かった。誤差かと思ったがi5 3570Kも相応に低下しているのが判明。どうやらインテルHDグラフィックスのドライバのバージョン違いが原因らしい。


 今回最新版のドライバ「9.17.10.2875(インストーラは15.28.8.64.2875)」をインストールして計測を行ったのだが、そのリリースノートにはこんな一文がある。

PERFORMANCE IMPROVEMENTS:
Several optimizations to reduce the system power consumption are included in this driver. These optimizations might result in minor performance drop in some games while yielding power savings. The user can choose to override these power optimizations by selecting the “Maximum Performance” power mode in Intel control panel or “High Performance” mode in the Windows power setting. (斜体部引用)
 
4gamersの記事に紹介と和訳があるのだが要は消費電力を最適化したので一部のゲーム性能が低下してるかもよ。性能重視するならハイパフォーマンスモードにしてね☆
といったところ。

という訳で急遽i7 3770Kのみだが、前回使用の旧ドライバ「8.15.10.2762」と今回の「9.17.10.2875」でいくつかのベンチマークを計測してみた。



3Dmark06やCrystalMark2004R3のOGLスコアが目に見えて低下。ちなみにCM2004R3におけるD2D/GDIはほぼ変化なし。

一方各種ベンチ中は2~5W程度の消費電力低下が見られた。



 更に軽量なネットゲーム「スカっとゴルフパンヤ」プレイ中では更に面白い傾向が出る。

ネットゲームというのは常に状況が変化するので参考値としての紹介になるのだが、以前のドライバだと動作中常に50W程度で推移していたのだが、今回のドライバは35~45W程度の間を常時変化するような状態で推移した。大雑把に見ればパンヤプレイ中の消費電力が10W近く低下していることになる。
あくまで予想だが、負荷が少ない時に積極的に消費電力を抑える処理をしているのではないだろうか。


 スコアに関しては維持や微減にとどまっているものが多く、消費電力云々以前にバグフィックスが大幅にされているようなので、普通は最新版ドライバを入れて大丈夫だろう。

今回はこのドライバのおかげでACアダプタによる常用にも余裕が出てくれそうだ。


 ちなみにSandy世代のHD2000/3000にも同様のアップデートがあり、HD3000を搭載したノートPC(ONKYO DR6A-US31C7)でもスコア及び負荷時消費電力の低下が見られた。バッテリー駆動のノートには僅か数Wの差でも大きい。
 

 

 


 

【まとめ】

当たり前ながら上位モデルという事で、i5 3570Kを越える性能を叩き出したi7 3770K。
 今回はi5 3570Kの時点でACアダプタ容量がほぼ限界レベルに達していたのでスコア取得さえ厳しいかと思っていたのだが、OCCTを除いて130Wに収まった低消費電力性能はさすがIvyといったところ。

幸い今回のデータ取得中にACアダプタが過剰発熱するなどの異常は見られなかったし、冬場とはいえ無音PCを実現したのだからそのワットパフォーマンスは非常に高い。


 150WのACアダプタがあれば「ACアダプタで動くi7」という一昔前では冗談のような構成も(低TDP型番に頼らずとも)実現が見えてきたというのは驚きだ。今回は特殊環境故にその僅かな差に悩まされたのだが、一般的な電源ユニットやクーラーを持つ構成ならi5 3570Kとi7 3770Kでの必要となる冷却・電源の差は殆ど無い。

 

リテールクーラーも同等品が用意されている。定格動作ならこれで十分だ。

 

ここまで見ているとi7 3770K一択となりそうだが、実はそうでもない。あえて触れさせて頂くのが8000円以上という実売価格差だ。

 決定的な差異となるHTと拡張されたキャッシュの恩恵は主に動画関連やクリエイティブ用途に強い傾向がある。逆に言えばそれ以外…i5 3570Kでも十分な用途も多い。


 ヘビーユーザーやクリエイターならi7 3770Kだろうが、予算が限られたPCを作る場合は3570Kをチョイスし価格差の8000円をグラフィックボードや電源ユニット、メモリモジュールあたりのランクアップに割り振った方が総合的にはバランスのいいPCになる。
コストパフォーマンスという観点からはi5 3570Kの方が魅力的だ。 



 とはいえ3770Kのコストパフォーマンスが悪い訳ではない。
何せこれ以上の性能を求めるとしたらXeonやX79系i7を求める事になり一気に予算は跳ね上がるのだから一般ユーザーの手の届く価格での最高性能である意義は大きい。

 

 また、次世代CPUでは再びソケットが変更になると予想されているので、1155環境のアップグレードとしては最終兵器になる可能性もある。Sandy世代から続いたLGA1155CPUの決定版として、i7 3770Kは相応しい性能・発熱・消費電力・コストパフォーマンスを備えている優秀なCPUであることは揺ぎ無い事実だろう。

 

 

・・・

 

 

なんかマジメに閉めてるけど置いてあるPCコレですから。

案外ACアダプタに3770Kで常用いけそうだから困る。すげえぜ3770K!

という訳でこれで課題レビュー完了とさせていただきます。お読み頂きありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

【Mission:6 消費電力バトルロワイアル】 

 

お前はいきなり何を言っているんだ状態ですが、以前2500Tレビューと2700Kレビューでやらせていただいた新旧ごちゃまぜ消費電力計測バトル。もう必須課題は終わっているからやりたい放題しちゃいますよ。

計測方法はi5 2500T及びi7 2700Kレビュー時に準拠しているのだが、さすがに1年以上たっているのでおさらいしておこう。

使用電源はAntec EA-380。定格380W、80PLUSスタンダート認証の普通の電源だ。計測機器は当然サンワサプライのワットモニター。

しかし計測方法がちょっと変わっている。 マザーボードの24+4pinのみ計測用電源Antec EA-380によって給電しワットモニターで消費電力を計測し、それ以外のHDD等は別電源から供給する。

なので計測で影響するのはCPU・マザー・メモリ、そして一部環境で使用するグラフィックボードのみだ。

BIOS設定は一部オーバークロック時等を除いてデフォルト設定。グラフィックボードはGT220/Radeon9550/RadeonHD4350のローエンド軍団を使用。それぞれアイドル消費電力の参考値を併記しているのでそれを引いた値を見ればグラボ無しの消費電力もある程度推測できる。

 

但し今までの計測結果から判る通りマザーボード側の消費電力の影響が大きいのであくまで参考値として見て頂きたい。

特に今回の3770K/3570Kは1155ソケットという事で2700Kや2500Tと同じマザーを使用しているのだが、UEFIのバージョンも異なるので、差異が出ている可能性もある。

 

 

説明はこんなところで今回登場するCPUの一覧を見てみよう。前回計測したものはデータをそのまま流用しているが、3770K/3570KだけでなくいくつかのCPUのデータを新たに追加!更にマザーボード交換で大きな変化がでたCPU2個は追加データだ!!

長すぎるんだよ!!!

 

…とにかくこれで19CPUにマザー違いとオーバークロック2つづつをあわせた23データが出揃った!もう今回は詳細スペック一覧に計測結果をまとめておいたからすぐ見れる!

ワットモニターが2個欲しくなるレベルに頑張った計測結果ドン!

 

 

小さすぎるんだよ!!!

クリックで拡大するんですが、むしろそちらはでかすぎる。データ量多すぎた。という訳で結局グラフ化。

 

 

ぶっちゃけ予想していた以上にi7 3770Kの消費電力が低い。なんと2700Kとの比較で27Wもの消費電力軽減をしている。ATOM1個を余分に動かせるレベルで、最初計測ミスを疑ったくらいだ。Core2Duoが動かせる構成なら十分3770Kの動作も狙える。3Dトライゲートトランジスタと22nmはダテじゃない。

 

レビュー途中で2700Kと同等のフォトショップフィルタ速度を示していたが、消費電力がここまで低下している以上、ワットパフォーマンスにおいては他の追随を許さないレベルと言える。恐らくこれはi5 3570Kにも言える事だろうが、マルチスレッドを生かしやすい環境ならHTの効果で消費電力差以上の恩恵を受けられるだろう。

 

また興味深いのがi5 2500T&Xeon E3-1260LのSandyコンビと今回のi5 3570K&i7 3770KのIvyコンビの関係。どちらも「定格クロックが100MHzアップし、HTが付加され、キャッシュが増量した」組み合わせなのだが、Sandyコンビよりも消費電力の増加が抑えられている。 Ivy世代の消費電力効率化はかなり進んでいると言えるだろう。

 

そして一番最後に置いたX79環境のXeon E5-2620(SandyBridge-EP)。6コアとはいえ定格2GHzというロークロックモデルで、消費電力が低く扱いやすいCPUなのだ。

スペックから考えてX79版i7(SandyBridge-E)より消費電力が低いのだが、それでもi7 3770Kに対して消費電力は一回り大きくなっている。計測時にメモリを4枚挿していたというハンデはあるが、マザーボードを含めた「システム全体のワットパフォーマンス」という面ではX79系に対してかなりのアドバンテージを持つ事が予想できる。

i7 3770Kは今回上げたCPUの中…いや恐らく現在入手できるCPUの中でも最高クラスのワットパフォーマンスを持っていると思われる、恐ろしいアイテムだ。

 

 

 

まあ相変わらず最強は唯一200Wを突破したPentiumD様ですけどね!

 

 

これで追記を含めて終了です。あまりに長ったらしいレビューを最後まで見ていただいた皆様にお礼申し上げます。ありがとうございました。

コメント (17)

  • cybercatさん

    2012/11/11

    いつもながらに詳細なレビューお疲れ様です。

    HD4000のドライバで結構差が出るんですね。でも消費電力低減は確かとはいえ、スコアが悪くなる方に振る余裕があるとは恐るべしIntel...というか対抗がふがいなさ過ぎw

    また、重量級ベンチの取得中の結果はある意味「順当」といえるけど
    >どうあがいてもアイドル消費電力はi5 3570Kよりi7 3770Kの方が低い。
    これはスゴイですね。今回の設定のようにMini-ITXでグラボレスという構成ならエンコなど高負荷状態を続けると言う使い方は普通ないので、3770Kの方がいざというときのキバを隠しつつも、平素はおしとやか?という事でしょうかね。

    ただ今回のように供与されればi7一択でしょうが、購入となると8000円あれば1容量大きいSSD等が見えてくるので...悩ましい選択ですね。

    トップのタイトルロゴで構成が判る造りと言い、所々に挟まれる蜘蛛の勇姿(ソコカイ)と言い、見事なレビューでした!



    ちなみに今回のツボは
    >ちなみに光る(重要改良点)。
    ww
  • ねおさん

    2012/11/11

    番外ながら、インテルHDグラフィックスのバージョンアップによる、消費電力の低下が興味深いですね。

    ウルトラブックのドライバも、アップデートしてみようかなぁ
  • bibirikotetuさん

    2012/11/11

    上手いですなぁ~つかみ方が(笑)
    アイドル時の消費電力、私のi7-3770Kも低かったんですよ!!
    ので私のも当りだったのかなぁ~と思えてきました。

    思った以上に優等生なCPUですので、あとは内蔵バッテリーつけて
    飛び立つのを期待してますw
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