自分も、ThinkPad R52という同じような時期に出た機種を使っています。

　確かに、現在は欲しくなるような機種はないという意見は自分も同意なのですが、L412とX100eというThinkPadの低価格機をレビューした身としては、ThinkPadは完全に死んだ訳ではないというような気がしました。

コメントありがとうございます。

ThinkPadに求めるモノは人によってちょっと違うのかも知れませんが、私は機能てんこ盛りよりは余分なものをそぎ落としたところ、キーボードに対するこだわり（ブラウズキーとかいらないキーはあったけど）、IBMが提供するサポート情報（保守マニュアルやドライバなど）を評価していました。非常時にはパーツ単位で購入出来る点もすばらしかったですね。

レノボに事業売却されてからはユーザーとしては関わっていないので何とも言えないのですが、万人受けする方向に舵を切った（切らざるを得ない）のはビジネスとしてIBMのThinkPadではなりたたないということだろうなと思います。残念ながら私は店頭で触れてみた限りキーボードのタッチが合わないのと、トラックパッドの存在がやっぱり邪魔だなぁとか。性能面ではもちろん今時のPCなので性能が高くて当然でしょうから、数値で表せない部分がしっくり来るか来ないかの問題だと思っています。

それでもレノボは、まだ過去のIBM資産をサイトで提供し続けてくれているところは評価すべきだなと思っています。一応自分が必要な情報は確保済みですが、メーカーの方針としてその点はずっと受け継いでいって欲しいですね。

現在はOSをUbuntuに変更して使用しています。ブラウズキーの無効化（左右カーソルに変更）、センターボタンによるスクロール有効化程度のカスタマイズで快適に使えています。もはや肥大しすぎたWindowsXP SP3よりも高機能で快適です。

キビキビ動作とはいえませんが、普通の作業を普通にこなせるノートPCとしてまだまだ延命できそうな感じです。USBドングルタイプのWiFiアダプタもあっさり認識して何の問題もありません。慣れたキーボードでタイピングが快適なのでまだまだ酷使しようと思います。保守作業には欠かせません。