CRUSHMETRIC社製の『SwitchPen』という外観が変化する一風変わったボールペンです。
ネットで見かけて気になっていました。
どうしてこんな風になるのかとても気になってました
(画像は公式HPより)
SwitchPenの公式オンラインショップと称したサイトから購入しました。Amazonでも購入は可能でしたが、注文した当時はこの公式オンラインショップが最も安かったので、そちらから購入した次第です。ただ、公式と謳いつつオンラインショップ経営は不慣れなようで、注文してから1ヶ月経ってようやく発送され、届いた頃にはAmazonでもこれより安く売られていましたorz
ちなみにAmazonではワープペンとか破砕変形ペン、変形ペンなどという呼び名で販売されていますが、商品の写真を見る限り全く同じモノと思われます。
パッケージは、高級感のあるシルバーの箔押し印刷が施された黒い化粧箱で、サイトに繋がるQRコードのシールが貼られています。(写真撮影時にカメラがQRコードに反応してしまってウザいことになっていました^_^;)
QRコード邪魔!って思ったのは初めてですw
化粧箱のフタを開けると、両端が白い樹脂製で胴部分に鏡面素材を用いたボールペンが姿を現します。
豪華そうな箱の中にそのボールペンは入っていました
正直なところ、あまり美しいフォルムとは言えませんね。もうちょっとパーツの形状や色使いを考えても良かったのでは?と思ってしまったのですが、このボールペンは外観が変化する面白さが秀逸なので、とりあえず全体のデザインは無視することにしましたw
ペン自体のデザインはかなり微妙です...
CRUSH METRICのロゴが刻印されてます
うーん、、、何とも言えないチープ感が、、、
このボールペンはノック式でノックレバーを倒すことでペン先が出る仕組みですが、同時にこの滑らかな鏡面シルバーの部分が一瞬にしてギザギザしたクラッシュ形状に変化します。
ノックレバーを倒すと胴体が変形します
一瞬にしてと書きましたが、レバーの操作をゆっくりと行うと端から順にバサバサっとクラッシュしていく様子が分かります。音については「バサバサ」と表現しましたが、ピロピロ吹き戻しのおもちゃの戻る時の音に似ています。
この変化は癖になります
ギラギラ感が堪りません!
ノックレバーを元に戻すとまた滑らかな鏡面の円筒に戻るのが何とも不思議な感じで、何度も何度もノックしたり戻したりを繰り返してしまいました^_^;
ボールペンを使う時は変形した状態でペンを持ちますが、ギザギザ部分が滑り止めになって、思いのほか使いやすいと思います。
ギザギザが意外と持ちやすいです
ボールペン自体は黒色のジェルインクタイプで、書き味はまぁ悪くはないと思いますが、特別凄いわけではなく及第点といったところです。
ジェルインクなので書き味はまずまずです
交換用のリフィル(替芯)は用意されていませんが、サイズと太さが合えば他のメーカーのリフィルでも使用できるそうです。リフィルの交換はちょっとコツがいるようですが、さほど難しくはないようです。交換時はペン先側のキャップを外して作業をするのですが、この時、鏡面部分も外すことができます。
簡単にバラせる構成パーツはこんな感じです
外してみると分かりますが、鏡面部分は蒸着フィルムのような素材でできた筒で、予想以上にペラペラな感じです。鏡面部分を外した胴部分には、ネタバレ的なギザギザ形状とノック時のギミックが隠されていました。
ノックレバーを倒すと特殊な形状で分割されたギザギザの胴体部分が巧みにズレて本体の全長がわずかに短くなるようになっています。どうやらこの動きが鏡面部分を変形させるための『キッカケ』になっているようです。
原理はよく分かりませんが、筒を縮めようとする力によって筒にシワが寄ろうとした時、ギザギザ形状の頂点にシワが当たって形状に沿った形になるのではないかと思われます。
折り紙でも同じような形状が作れるようです(折り紙の場合は折り目を付ける必要がある)ので、物理的に鏡面部分の素材が伸縮している訳ではないと思います。
まぁ難しいことは抜きにして、単純にこのアクションを楽しむのが良いかと思います。
ひとつ気になっているのは鏡面部分の耐久性。初めから薄っすらと凹凸があったので、ずっと使っているとこの部分が真っ先にダメになりそうな気がしています。
長く使えるのかどうかは不明です
なお、このペンをデザインしたのは、アメリカの彫刻家兼アーティストのノア・デレッダ氏で、この方は様々な芸術活動に携わっているアーティストで、アルミ缶を親指で潰して幾何学模様のレリーフを作ったりしていることでも知られているようです。(私は知らなかった^_^;)
このペンの変形イメージは、このアルミ缶アートの発想から生まれたか、あるいは変形技術ありきでアルミ缶アートと結びつけたという感じなのではないかと思います。
今回は、取り扱いの都合で『シルバー』を購入しましたが、虹色に輝く『ホログラフィック』タイプもあるようなので、こちらも綺麗だろうなぁと思います。
ホログラフィックタイプ(公式HPより)
【余談】お酒を飲まないので気づきませんでした
職場の同僚たちに見せたら、『氷結!』って言われました。
何のことだ?とネットで調べてみたら、確かに氷結(缶チューハイ)の缶のダイヤカット部分とこのペンの形状って似てますね。普段お酒を飲まないので全く気づきませんでした。。。
確かに似てるかも!
ちなみに氷結のダイヤカット缶は立体商標として登録されているようですね。
魔法並みの変化具合です!
変化した時の見た目の不思議さは魔法のようです。
家族や知人など初めて見た人はタイてい驚きます。
ただ、集合体恐怖症(トライポフォビア)の方には
鳥肌もののようで、事前に知っていたら
見せない方が良いです。。。
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購入金額
1,595円
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購入日
2022年06月26日
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購入場所
公式オンラインショップ
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