みなさんの地域に 地蔵盆ってありますか?
京都市内近郊では 8月16日のお盆の翌週の土日に 各町内単位で行われる仏事を指します。
仏事といっても、主体は子どもたち。
各町内に、ほぼ必ず居られるお地蔵様の周りに子どもたちを集め、お坊さんに来ていただき
宗派によっては長い数珠を手に手に回したりしながらお念仏を唱える以外に
決め事は無いと思います。
子どもたちの名前を染め抜いた赤や白の提灯を下げる町内
子どもたちが描いた絵を貼り付けた提灯に日を灯す町内
盆踊りあり、落語会あり、手品大会あり、カラオケ大会、ツイスター大会
お楽しみは抽選会とお菓子配り。
この数年はコロナ禍の影響で、催し物は無いケースが多いと思いますが
お菓子や文房具を注文し、袋詰し、名前を貼り、子どもたちに配る。
普段は付き合いの薄い町内の方々と絆を深める
良い機会だと捉えつつ当番をこなす若い方も多いと思います。
この10年で 仕入先がスーパーになったり、手書きのラベルがPCで作ったものになったり
少しづつ変化が見られますが
今年の大きな変化は お地蔵様にお供えした御膳
これが フリーズドライの既製品だって信じられますか?
町内のお年寄り 誰一人 気づかれませんでした。
え? 仏事に使う御膳が フリーズドライだって?
近寄って眺めても これがフリーズドライだとは気づきません。
香りもしかり、お下がりで頂いても それは同じ。
ご飯は製品に含まれないので、そちらはご家庭のそれかサトウのごはんなどを利用されることに
なりますが サトウのごはんにしても 相当美味しいしね。
家の炊飯器で炊いたご飯だといっても 気づくことは ほぼ無いと思います。
最初に400ccほどのお湯を鍋で沸かして、えんどう豆を戻します。
小さなお椀でお漬物を戻すのも忘れずに。
その残り湯に粉末ダシを入れます
お椀にお出しとお麩とワカメのフリーズドライを入れて 椀物を作ります。
まだお出しは残っているので、そこに残りのフリーズドライ(高野豆腐、昆布、麩、人参、いんげん)
を入れてレンチンあるいは、小鍋で温め直すことで きれいな煮物が出来ます。
こんな箱入りの製品から フリーズドライの製品から
味も香りも及第点の この仕上がりの御膳ができるなんて
まさに 魔法レベル
来年の当番の方にも 上手に引き継がなくちゃね。
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購入金額
800円
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購入日
2022年08月頃
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購入場所
街のスーパー
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