現在ファイル置き場兼監視カメラの録画用に使っているNAS、Synology DS918+。
元々はWesternDigital WD80EFAX、Seagate ST8000VN0022、WesternDigital WD80EAZZ、WesternDigital WD100PURZ(8TBの頭数が足りていなかったので10TBで代用)+キャッシュ用SSDという組み合わせで運用を開始していました。厳密にはWD80EFAXとST8000VN0022の組み合わせでDS713+に使っていたのですが、DS713+が妙にディスクエラーを頻発するのでひょっとしてNAS側の不安定さが原因なのではと思い、このセットを買い置きのWD80EAZZで再構築した後そのままDS918+に移設して、そこにHDDを2台追加してアレイを拡張したのが現状でした。なお、DS713+で劣化と表示されたWD80EFAXはDS918+では特に問題なく動作しました。
しかし、それから1年少々経過したところで、WD80EFAXが再び不良表示となり、アレイから切り離されてしまいました。本来ならNAS用やニアライン向けHDDを用意するべきなのですが、個人的にNAS用のWD Redは割とよく壊れるという印象があり、急場凌ぎであればデスクトップ向けのWD Blueでも良いのではと考え、丁度比較的安価に売られていたWD80EAZZを代替品として用意しました。
ストックが尽きていたことの反省もありましたので、予備分を含め2台購入してきました。
なお、先に使っていたWD80EAZZとファームウェアバージョン等は違いはありませんでした。購入時期は1年以上違うのですが、その間特に修正は必要なかったということでしょうか。
8TBクラスの安価なCMR HDDとして貴重な存在
取り敢えずWD80EFAXが切り離されたまま1日以上稼働を続けていましたので、細かい話は抜きにしてNASのHDDを急いで入れ替えてしまいましょう。
実は上蓋のデザインなどはほぼ同じなんですよね。というか、WD Redはファームウェア以外はほぼデスクトップHDDそのものという構造ですから…。
DS918+のディスクトレイはドライバーレス構造ですので、引き抜いたら入れ替えもあっという間に終わります。
トレイに装着したらすぐにDS918+に装着します。
装着したらDS918+のストレージマネージャからボリュームの修復を行います。このとき「WD80EAZZはSyonologyの認証済みドライブではない」旨の警告が表示されますが、それは至極当然なので気にせず実行して構いません。後はそのまま放置しておけば、そのうちアレイの修復が完了します。
以前投入したWD80EAZZは既に1年以上使い続けていますが特に不安定要素はありませんし、他のNAS用HDDよりも発熱が低めというアドバンテージもあります。アレイを構成するのは種類や製造時期は全て異なるHDDですので、複数台が同時に壊れる可能性は高くないでしょうから、異常が出たらまた次と入れ替えていけば何とかなりそうです。
気がついたらWD80EAZZは4台目、5台目を購入したわけですが、今のところ使用感は非常に良いといえます。速度は大して優秀ではありませんが、低発熱で安定度が高く、容量さえあれば何でも良いという場所には最適なHDDと思っています。
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購入金額
13,780円
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購入日
2023年08月05日
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購入場所
パソコン工房
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