更新履歴
2015/12/20 新エディタの仕様にあわせて、レビューを修正
2015/12/20 総評と使用履歴を更新
1. パッケージの確認
まずはパッケージを確認します。
佐川の衝撃耐久テストをパスできているか少し不安ですw
2. HDDの換装
録画用パソコンの録画データ用ドライブは去年(2011年)の夏にWD10EADS-M2Bが故障して、余っていたSeagate Barracuda 7200.10(ST3320620AS)を使っていました。今回はこの録画データ用のドライブをWD Red(WD10EFRX)に換装します。
録画用パソコンの構成
OS: Windows XP Pro SP3 32bit
マザーボード: ASUSTek P5Q-E LGA775
CPU: Intel Core 2 Duo E8600 BOX
CPUクーラー: ANDY SAMURAI MASTER (SCASM-1000)
メモリー: TEAM Xtreem Dark DDR2 1066 2GBx2(4GB)
SSD: A-DATA AS592S-32GM- 32GB(システム)
HDD: Seagate Barracuda 7200.10(ST3320620AS) 320GB(録画データ)
ビデオカード: HIS HD 5450 Silence H545HS512 Radeon HD 5450 512MB
電源: KEIAN BullMAX 520W KT-520RS 520W
アナログチューナー: I-O DATA GV-MVP/GX2W Wチューナー PCI
地上・BS・110度CSデジタルチューナー: I-O DATA GV-MVP/VS PCI Express
それでは接続してみます。問題なく認識したのでWindows XPのディスク管理でフォーマットを行います。2時間ほどでフォーマットが完了して使用できるようになりました。
次はST3320620ASの録画データをWD10EFRXにコピーします。GV-MVP/VSは著作権保護されたデジタル録画でも同じカードでドライブ文字が同じなら普通のコピーで問題ないようなのでデジタル録画も普通にコピーします。コピーが終わったらWD10EFRXのドライブ文字をST3320620ASで使っていたものに変更します。著作権保護されたデジタル録画も問題なく見れました。
3. CrystalDiskInfoとCrystalDiskMark
元のHDDが古すぎたり、マザーボードがS-ATA 2だったりしますが、CrystalDiskInfoとCrystalDiskMarkでデータを取ってみました。
※Crystal Dew World(上記のソフトウェアを公開しているサイト)
ST3320620AS(旧ハードディスクドライブ)
電源投入回数と使用時間が多いですね。
遅いですね、ちなみにこの速度でも2番組同時録画は問題なく行えてました。3番組同時録画は、このHDDにしてからは危なそうなのでやっていません。
WD10EFRX(新ハードディスクドライブ)
速いですね、最近の高速なSSDを使うならシリアルATA 3.0にしないと勿体無い感じになると思いますが、HDDならシリアルATA 2.0でもそれほど変わらないようです。
4. 消費電力の比較
で換装前と換装後の消費電力を比較してみました。
換装前
アイドル94-95W 地デジ録画中98-101W
換装後
アイドル91W 地デジ録画中93-96W
HDD一台の消費電力が大きくないのでそれほど変わらないと予想してましたが、換装前のHDDが古いのもあるのか予想していたより減りました。
総評と使用履歴
ST3320620ASからのコピーで1時間半ほど書き込みを行いましたが、温度がほとんど上がらないし、音や振動も少ない感じです。速度は普通に速いし、NAS以外での使用でも普通に高性能な感じがします。データ保存で使うHDDは速度より壊れずに動き続けるかが一番気になるところですが、安定性や長期的な耐久性は何年も使わないとわからないので、その辺りは今後追記で書いていこうと思います。
追記(2012/08/16)
換装してから初めての録画予約が終わりました。スタンバイからの復帰、録画、録画後のスタンバイ、すべて正常に行われたようです。
追記(2012/08/22)
使用開始から一週間ほど経ちましたが、正常に動いています。ちなみに録画用パソコンは動画をみるのにも使っていて、何かと不安定になりそうなので、定時(朝5時)に再起動するようにしてあります。
追記(2012/09/19)
使用開始から一ヶ月経ちました。録画中に雷で停電して一度失敗しましたが、それ以外は正常に録画できています。
追記(2012/12/19)
使用開始から4ヶ月経過しました。アナログ録画で一度だけコマ落ちのような状態で録画されていたのがありました。スタンバイが間に入らない連続録画で直前の録画データは正常、いつもあるデジアナの表示がないし、デジアナ変換に失敗したとか放送そのものに何か問題があったのかもしれません。その後は再発もしていないので原因は不明です。
追記(2013/06/19)
使用開始から10ヶ月経過しました。録画は去年の停電とコマ落ちの一度以外はすべて正常に行われています。
追記(2014/07/16)
使用開始から2年ほど経過しました。正常に動作していますが、録画機能のついた家電(TVやスカパーのチューナー)が増えてそちらで足りるようになったのと、スリープさせていますが、古いPCなのもあって電気代がそれなりにかかるので、録画用PCの常用を休止する事にしました。
最近は使用頻度が落ちていましたが、電源投入回数は1622回、使用時間は2176時間になっていました。
追記(2014/10/01)
プレミアムレビューで使用する予定だったSSD(SSDSC2CT120A3K5)が認識しなくなったので、バックアップの必要がなく、速度も速いという事で、急遽出番が来ました。NAS用という事ですが、普通のHDDとして使っても特にデメリットはないですね。
追記(2015/12/20)
現在は下記の構成で使っています。
OS: Ubuntu 14.04 32bit
マザーボード: Intel BOXDQ77MK
CPU: Intel Core i7-3770
メモリー: CFD W3U1600HQ-8G 8GBx2
HDD: WesternDigital WD10EFRX 1TB
電源: HuntKey 絢風 AYAKAZE300
cybercatさん
2012/08/16
>データ保存で使うHDDは速度より壊れずに動き続けるかが一番
この観点でデータドライブに使うのはアリ、かなぁ。
きっちょむさん
2012/08/16
しかも1TBモデルでこの速度!あとは耐久性が本物かどうかだけですね^^
n-eさん
2012/08/16
Schrödingers Katzeさん
2012/12/19
ほかのレビューでGreenとの比較ですと、Idleより、アクセス時の消費電力などが低く、アクセスがあった場合に消費電力が低めという結果が出ていました。
そんなに速くなくてもいいので、熱を持たず、消費電力が低いドライブ。
ずっとほしかったんですけどね。
なんとなく、RMA分が上乗せされて高くなってるんじゃないかと思ったりもしてしまいますが、耐久性などになると、個体の問題なのか、製品の仕様なのか、個人で判断するのは難しくなるのも困ったところです。
n-eさん
2012/12/19
Schrödingers Katzeさん
2012/12/19
セクタサイズが大きくなって、信頼性も向上するってはずだったんですが。
EARXとか、EZRXも駄目なら、Greenは、微妙です。
発熱を考えれば、派手に回るほうが怪しそうなんですけど、なぜでしょうね。
会社は実質2択な感じで何を選んだものかと悩んでしまいますね…。
あと、サーバ用はエラー処理も少し違うという話もありますし、デスクトップで使ったときに差がどう影響するのだろうというところも気になります。
でも、ベンダが保障してないGreenだったんだよなぁ。某社の低価格NAS…。