2021.03.04 【専用ペーパーフィルター代替品】、「コーヒーに向き合う時間がプチ贅沢」追加
2021.02.22 【ドリップバッグ】追加
2021.02.14 【専用ペーパーフィルター】追加
2019年11月に Makuakeで支援した自動ハンドドリップコーヒーメーカーです。
今回のプロジェクトの前年に本品の前身となる「oceanrich」が公開されているのですが、その時はお湯を注げる量が 150mlまでしかなく普段マグカップでコーヒーを飲んでいる私はスルーしました。
そして今回は給湯量が MAX 250mlにアップしドリップバッグにも対応して帰ってきました。
ちょうど本プロジェクトの少し前(2019年7月)に oceanrichシリーズとして出た電動コーヒーミルを支援しており
今回のフィルターに挽いたコーヒー粉を直接入れられるというのを見て、支援を決めました。
もっとも「oceanrich Plus+」はカップに直接淹れるコーヒーメーカーで、あくまでお一人様用です。
家では私がコーヒーを淹れるとなるとほぼ確実に奥さんも飲むので、結局メリタの 4~8杯用のドリッパーでハンドドリップして淹れており、なかなか出番がありません。
ところで全自動コーヒーメーカーはどうしたんだ?と
こちらの存在を覚えている方もいらっしゃるかと思いますが、どうにも使えないステンレスサーバーとコーヒー豆を計量せずに入れておけて便利なはずが多く入れ過ぎ酸化を促進させてしまう上に違う豆に取り替えるのが面倒という欠点のため、現在ほとんど使っていません(--;
そして結局最後はハンドドリップに戻ると。
もちろん私一人で飲む時もあり、過去にこれらのお一人様用のドリッパーを使っていますが
ヤカンから直接入れてお湯を溢れさせたりしてました(現在はドリップ用のポットがあるので、ほとんどこぼしませんが)。
今回の「oceanrich Plus+」はお湯を注ぐという機能に特化したコーヒーメーカー(自動ドリップ装置?)で、お湯をこぼす心配が無くハンドドリップの様に美味しく淹れられるといううたい文句です。
まずは外観から見ていただきます。
【外 観】
これらを組み立てるとこんな感じです。
既に金属フィルターがセットしてありますが、こちらをドリップバッグで淹れたり専用のペーパーフィルターもオプションで販売されています。
フタを取って給湯サーバーの中を覗くと、二つ穴が空いているのが見えます。
スイッチを入れるとこの給湯サーバーが毎分約4周し、約180秒間(250mlの場合)お湯を一定の速度でコーヒー粉に注ぎます。
(消し忘れ防止機能が搭載されているので、消し忘れても 5分後に停止します)
内側の白い部分がゆっくり回り給湯サーバーを回転させます。
機構自体は簡単で、単四電池2本を使用しスイッチON/OFFしかありません。
コーヒーを淹れ終わったら、給湯サーバーのフタをしずくがこぼれない様にトレイに出来るところが良いですね。
何に重きをおくかで評価は変わるでしょう
それでは実際にコーヒーを淹れてみます。
今回は市販のコーヒー粉でステンレスフィルターを使い淹れます。
250mlのお湯を注ぐ場合は、コーヒー粉を付属の計量スプーン1杯半入れます。
(付属のスプーン1杯で約10g)
こちらをセットしカップに乗せます。
スイッチを入れてから、あらかじめ沸かしておいたお湯を 250mlの線まで入れます。
お湯を注いだ後から10倍速にしています。
途中お湯を注いでいる様子を見易い様に等倍速でズームさせています。
淹れ終わったら、フタをトレイにすれば机を汚しません。
動作音はほとんどなく、ドリップされたコーヒーがカップに垂れていく音が聞こえるのみです。
流れをみていただくと分かる様に、別途お湯を沸かし別にコーヒー粉を用意し、本品はただお湯を注いでいるだけです。
これでコーヒーメーカーと言って良いのか?と思う方もいるかと思いますが、コーヒーを美味しく淹れるのに重要な『の』の字にゆっくりお湯を注ぐハンドドリップの技法を見事に再現しています。
ただコーヒーを淹れる手間としては今まで使っていたお一人様用のドリッパーと比べて、洗い物が確実に増えています。
この辺をどう考えるかによって評価が分かれそうです。
ちなみに面倒臭がりの私は洗い物が増えちょっとブルーですが、ステンレスフィルターをドリップバッグやペーパーフィルターにするだけでかなり軽減されます。
コストを考え支援時にステンレスフィルターだけにしましたが、ペーパーフィルターの方が味がスッキリして好みなのでペーパーフィルターを頼みました。
そもそもお一人様コーヒーを淹れる事自体少ないんだから、多少のコスト増より美味しく洗い物が減る事を考えるべきだったな。
【専用ペーパーフィルター】
oceanrichシリーズはクラウドファンディングのプロジェクト終了後すぐに市販されているので、比較的オプション品が入手し易いです。
そして目当てのペーパーフィルターですが、60枚で定価980円とちょっと高いです。
探した中で一番安かった Amazonで 891円でした。
それにしても外箱が大きい!
モノを見て納得ですが手間がかかっている上に嵩張ります(^^;
ステンレスフィルターの代わりにこのペーパーフィルターをドリッパーにセットします。
コーヒーを淹れた後にステンレスフィルターを洗う時ってちょっと気を遣うので、そのまま捨てられるペーパーフィルターは楽ちんです(^^
味もいつも自分でハンドドリップしている味とほとんど変わりません。
やっぱりステンレスフィルターの味よりペーパーフィルターの方がスッキリしていて好みだな。
私は毎日お一人様で飲むわけではないのでこの価格でも仕方が無いかと諦めがつきますが、専用品とは言えやっぱり高いよなぁ(^^;;;
【ドリップバッグ】
折角なのでドリップバッグでも試してみました。
使用できるのはフック式のドリップバッグで、上置き型のドリップバッグには対応していません。
スタバのオリガミは残念ながら使えず、ドトールのドリップバッグが対応していました。
ステンレスフィルターを外しドリッパーに奥まで挿し込むようにセットします。
ドリップバッグってお湯を注ぐのに勢い余って溢れさせたりしてしまいがちですが、均一に注いでくれる「oceanrich Plus+」ならバッチリです。
ただ元々一人用のドリップバッグは口が小さめなのでしっかり口を広げて中心に置いてやらないとペーパーにお湯がかかってしまうので、セット時にはちょっと注意が必要です。
しかしここまできてハッと気づいたのですが、冒頭で書いたようにドリップ用のポットを使うようになってからはこの手のドリッパーでお湯を溢れさせる事は無くなったので、「oceanrich Plus+」を使わない方が洗い物も少なくて楽じゃね?
専用ペーパーフィルターを使う場合は、豆を挽いたりフィルターにコーヒー粉を入れるという一連の作業が発生しているので何の違和感も無く「oceanrich Plus+」を使いましたが、ドリップバッグの場合はただカップに乗せてお湯を注ぐだけなのに確実に作業量が増えてる.....
まぁ誰でも同じように均一にお湯を注げその間他の事が出来るという事は凄いのですが、コーヒーを淹れた後ドリップバッグを捨てるだけなのに対し、後片付け(洗浄)をしなくてはならないのでどちらが楽かは明白です。
もう一つのメリットとしては、フック式のドリップバッグってマグカップなどの大きいカップでもない限りドリップバッグが淹れたコーヒーに浸かってしまいがちですが、「oceanrich Plus+」ならばこの心配はいりません。私はいつも量が少なくてもマグカップで飲んでいるので、そのまま淹れても浸かってしまう事は無いですが。
以上から私は今後市販のドリップバッグを「oceanrich Plus+」で使う事は無いでしょう。
ただし冒頭で紹介した自分でコーヒー粉をセットするタイプのフック式ドリップバッグが専用ペーパーフィルターより安く売られているのを見つけたので、使用感が良ければ今後は専用ペーパーフィルターではなくこちらを使うかな。
これを想定して作られていたとは思えませんが、ドリップバッグでも使えるようになっている事で専用ペーパーフィルターより安くペーパードリップで飲む事が出来そうです。
【専用ペーパーフィルター代替品】
前述したように専用ペーパーフィルターよりも安いコーヒー粉を自分で入れるドリップバッグを見つけたので購入しました。
30枚入り2個セットで 616円(税込み・送料込み)で Amazonで購入出来ました。
コメントでカルディのドリップバッグの方が少し大きめとあったので、カルディのものが欲しかったのですが Amazonでは 30枚入りが専用フィルターよりも高かったので諦めました。
カルディのオンラインストアならば 283円で上記よりも安いのですが、別途送料が 880円かかってしまうため手を出せません。一番近いカルディの店舗に買いに行くにも交通費がかかりますし、今の所「oceanrich Plus+」で使える入手し易く一番安いドリップフィルターと言って良いでしょう。
こちらをドリッパーにセットしてみたところ、ドトールのドリップフィルターより大きめでお湯の注がれる位置を考えるとピッタリです。
カルディの方は入手出来ていませんが、これより大きいとなるとだぶつく事も考えられちょうど良かったかもしれませんね。
そしてこのフィルターにコーヒー粉を入れるのですが、コーヒーミルのポットから直接入れるには小さ過ぎてどうしてもコーヒー粉がこぼれてしまいます。
特にフィルターとドリッパーの間に入ってしまうと、味も若干変わってしまいますし使用後にドリッパーも汚れてしまいます。
専用フィルターでも入れ辛いのは一緒ですが、縁が付いているためフィルターとドリッパーの間にコーヒー粉が入らずに済みます。この辺がやっぱり専用フィルターですね。
それとクラウドファンディングの時に見かけた oceanrichのコーヒーミルから直接入れる事も試そうとしたのですが、ドリップフィルターの口のサイズに合わず出来ませんでした。
専用フィルターには入ったので試してみたところ
倒れない様にずっと支えていなくてはならない挙句、ポットから入れるよりも周りに粉が飛び散ってしまいました(--;
この方法はダメですね。
とにかく専用ペーパーフィルターよりも安く入手できるドリップフィルターを活かすには、こぼれず入れられなくてはなりません。
こぼれず口の小さいモノに何かを入れると言ったら漏斗(ろうと・じょうご)ですね。
探すと様々なサイズ・形状・材質があり、出来れば金属製の方がカッコ良かったのですが、値段が跳ね上がるかいつ届くか分からない中華製でしたので、プラスチック製のものにしました。
Amazonの買い合わせ対象品で、314円也。
注ぎ口の外径が 40mmで今回のドリップフィルターにピッタリなサイズです。
こちらをフィルターにセットしてポットから直接コーヒー粉を入れてみます。
上から見ると結構漏斗全体にコーヒー粉が飛んでますね。
当然の結果ですが、かなりキレイに入れる事が出来ました。
今後専用ペーパーフィルターを使いきったら、今回のドリップフィルターを買い続けるでしょう。
コーヒーに向き合う時間がプチ贅沢
私が自分でコーヒーを淹れて飲むようになったのはここ5年くらいです。
ダイエットで無糖のコーヒーを飲むようになったのがきっかけで、奥さんから私が淹れるコーヒーが美味しいとおだてられ家ではすっかりコーヒー淹れ当番になってます。
またおものだちから美味しいコーヒーの淹れ方を教えて頂いたり、道具にも凝る様になりました。
しかし元来が面倒臭がりなもので、極力手を抜くために手動のミルを電動ミルにしたり、今回の「oceanrich Plus+」でポットからお湯を注がずに自動でお湯を注げるようになりました。
ただしただ自動化するだけでなく、ミルの場合はカッター刃では無く臼式を選んだり、「oceanrich Plus+」もただお湯を注ぐだけでなく美味しく淹れるのに重要な『の』の字にゆっくりお湯を注ぐというコダワリの品を選んでいます。
コダワッタ分味が変わるのも面白く、こうしてコーヒーに向き合っている時間が贅沢な時間だと感じます。
-
購入金額
3,830円
-
購入日
2020年03月頃
-
購入場所
Makuake
ZIGSOWにログインするとコメントやこのアイテムを持っているユーザー全員に質問できます。