最近ゲイシャという品種を知りました。
サードウェーブコーヒー、スペシャリティコーヒーの業界では、とても珍重されているようですね。
怪しい品も多い世界で、しかもゲイシャ最高峰のパナマ産なんて一生お目にかかることなどないと思っていました。
ところが農園から直輸入し、常識的な価格で提供しているお店があると聞いて、取り寄せてみました。
シンプルで洗練されたラベルデザインがステキです。
パナマ・サンタマリア農園、ゲイシャ・ウォッシュド。
ゲイシャは日本の芸者ではなく、発見された村の名前が由来だとか。
お値段100g 4500円。
カルディの10倍以上、お値段もスペシャリティ。
とはいえ、外国ではゼロが1つ、2つさらに付くらしいので、日本はコーヒー天国!
浅煎りで豆が最も縮んでいる状態のはずですが、それでも存在感あるタップリとした大きさ。
スペシャリティグレードおそるべし。
袋から漏れてくる香はコーヒーですが、袋を開けるとガツンとフルーツの香りが。
知らない人が香りをかいだら、フレーバーコーヒーと間違えるくらい強烈です。
ヨーロッパ流のおもてなし感
お店オススメの粗びき、温度高め(90℃)、円錐形ドリッパーで超高速抽出で淹れてみました。
ミルクチョコレートのような香りの上に、渋みを抜いた赤ワインのような上品な風味が乗ってきます。
浅煎りであることを考慮しても、強い酸味を感じます。
しかし、フルーツジュースのようなフレッシュな酸味で、酸っぱいコーヒーが苦手な私でもグイグイ飲めます。
冷めていく中で味わいも変化していくので、それを楽しみながらいただくのが至福の時ですが・・・
口当たりがいいので油断すると、いっきに飲み干してしまいます。
アメリカの街中で飲むよりも、ヨーロッパの伝統あるホテルやラウンジで優雅にいただくのが似合います。
コーヒーミル使用時の注意
コーヒーミルは挽く前に十分清掃しましょう。
ミル内に残ったカスが、せっかくの上等なゲイシャの風味を損ないます。
刺すような酸味になり、重く不快なコーヒーとなってしまいます。
届いてすぐのときやってしまいまして、貴重な豆を1回分無駄にしてしまいました 涙
コーヒー天国・日本
焙煎師の方曰く、
パナマ産のゲイシャは世界中で争奪戦になっているとかで、460gで数千ドルになる農園もある。
サンタマリア農園のゲイシャは生産量も少なく、日本にはまず入ってこない。
とのこと。
それ以外のスペシャリティコーヒーにも言えますが、焙煎所の尽力により常識的な価格で入手できる日本は、コーヒー天国ですね。
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購入金額
4,500円
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購入日
2021年02月27日
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購入場所
TCL
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