私がこのマザーボードを買うのは、なんとこれで4回目です。
10年以上前から、このマザーボードにCore i7-3770とearthsoft PT3を組み合わせた録画サーバー兼DLNA配信サーバーとして使い続けています。
現在使っているH77M-ITXは2枚目に購入したもので、なんとこれが10年近くの間ノントラブルで動き続けてくれています。録画が主目的ですから24時間連続稼働を続けているのですが…。ちなみに1枚目に購入したものは2年も保ちませんでした。
録画環境をまた最初から組み上げていくのは結構面倒ですし、可能な限り現在の環境を長持ちさせたいということで、壊れた時に最も厄介なマザーボードは予備を用意しておく方針なのです。既に1枚予備はあったのですが、これはピン曲がりが数カ所あり運用に回す前に直さなければいけない状態です。
今日は外出ついでにじゃんぱらに立ち寄ったのですが、そこで凄い数のMini-ITX対応マザーボードがジャンクとして売られていました。CPUの世代はLGA1155(第2/3世代Core)対応のものが殆どです。一部AMD Socket AM3対応のものもありましたが…。
その中で4枚だけ、このH77M-ITXが混ざっていることに気付きました。他のモデルであれば今更感が強すぎてスルーしていたでしょうけど、H77M-ITXはもう何枚かあっても困りません。未チェックジャンクではありましたが、いかにも最近まで稼働していたPCを分解したものという感じ(マザーボードの数に近いCPUの未チェックジャンクも出ていましたので)でしたので、多分使えるだろうと比較的状態が良さそうなものを2枚買ってきました。
バックアップが確保できる安心感
ある意味当然ですが、付属品全無しのジャンクでした。ちょっと困るのはCPUソケットカバーすらなかったということで、プチプチで巻いて貰ってもピン曲がりのリスクはあります。そこで…
先に述べた、同時に売られていた未チェックジャンクのCPUも購入して、会計時にそのまま装着してからプチプチに巻いていただきました。
カバー代わりに使ったのは、Core i3-3220です。Core i7-3770と同じIny Bridge世代で、定格周波数3.3GHz、2コア4スレッドというCPUです。ちなみに販売価格は1個80円でした。Core i7-3770が売られていれば多少高くてもそちらにしたのですが、売られていた未チェックジャンクの中で最も高性能だったのはCore i7-2600でした。ちなみにこちらは1個980円です。
ディスプレイ端子がHDMIはともかく、DVI-DとアナログRGB D-Sub15Pである辺りに時代が感じられますね。今となっては見るべきところは特にありませんが、強いて言えばeSATAを持っている辺りは意外と重宝します。このPCに積んでいるHDDはとにかく容量にこだわっているため、現時点で18TB×2台です。次に入れ替える時には1台当たり20TBに到達することになるでしょうから、USB 3.0よりは多少なりとも高速なeSATAで繋いでデータコピーを行いたいわけです。
年代相応のくすみは感じられますが、大きな傷等は無いのでまず大丈夫でしょう。
もう1枚も大体同じような感じですが、こちらは店頭でチェックした際に1カ所だけCPUソケットのピン曲がりを見つけていますので、早々に修復して保管しておきたいと思います。
H77M-ITXのマザーボードとしての評価はなかなか難しいところです。そもそも一般的なPCとしては使っていませんし、耐久性も1枚目と2枚目でまるで違うため語りようがありません。機能としてはeSATAがあること、Mini-ITX対応マザーボードでありながらマザーボード上のSATAコネクターが計4個用意されている(SATA3.0×2、SATA2.0×2)ということでストレージの拡張性が意外と確保されているということが特徴といえるでしょうか。
以前はここでHyper-Vを使って仮想サーバーを動かしていたこともあったのですが、現在は録画とDLNA配信程度しか機能を持たせていないため、現在の用途には十分すぎる製品といえます。
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購入金額
480円
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購入日
2024年03月09日
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購入場所
じゃんぱら
コンさん
03/10