BATTLEFIELD 3をレビューするに当たり、まずはレビュアーに選出していただいたZigsow様及び関係者の皆様方にお礼申し上げたい。
BATTLEFIELDといえば、FPSではCall of Dutyと双璧をなす超人気シリーズだ。
Call of Dutyは数作プレーしたことがあるが、BATTLEFIELDは今作が初プレーとなる。
最新鋭のゲームエンジンFROSTBITE 2によるリアリティのある映像、大地を駆ける戦車、空を舞う戦闘機、粉塵を吹き上げつつ倒壊する建物。
発売前からトレーラーをチェックしていたので、プレー前から期待感ばかりが高まってしまう。
それでは、レビューに使用するPCの構成を紹介したい。
【CPU】 Intel Core i7 2600K
【MEM】 CORSAIR CMZ8GX3M2A1600C9B 16GB
【SSD】 PLEXTOR PX-128M2P
【VGA】 MSI R6870 Twin FrozrII (Catalyst 12.1)
【OS】 Windows 7 Professional 64bit
【その他】
【インストール】
まずはプログラムのインストールからだ。
以下にインストールまでの流れをざっと記載しておく。
Electronic Artsのオンラインストア(Origin)にアクセスして、Originというソフトウェアをダウンロード、インストールする。
Originとは、購入したゲームを一括管理するというクライアントソフトで、一度購入したゲームは、Origin経由で何度でもダウンロードが可能だ。
Originを起動してアカウントを入力、ログイン。
メニューから「製品コードを利用」という項目を選択。
アクティベーションコードを入力。
今回はレビューということもあり、Zigsowから届いたカードに記載されていたコードを入力した。
BATTLEFIELD 3のプログラムをダウンロード、インストール。
EAのオンラインストアは、Originの前身であるEAストアの頃から利用してきた馴染みの店だ。
そんなこともあり、問題なくインストールまで完了した。
Originの場合は、回線速度が速い印象がある。今回もダウンロードにはそれ程時間がかからなかった。
PCゲームでは、オンラインストアでソフトウェアのみを販売する方法が主流となっている。
決済後にメールで送られてくるキーコードを用いて承認を得て、ソフトをダウンロードするというのが基本的な流れだ。
店頭でパッケージを購入しても、CDからインストールする際にクライアントソフト経由でコード入力を求められる場合もある。
そうなるとパッケージを購入するメリットは、ソフトをダウンロードする手間が省ける程度のことだけでしかない。
ソフトウェアとアカウントは紐付き状態で管理されるということだ。
Origin以外のオンラインストアでも購入方法は概ね同じだ。他のメジャーなオンラインストアとしてはSteamがある。
【起動】
デスクトップ上のBATTLEFIELD 3のショートカットアイコンをクリックするとOriginのログイン画面が立ち上がる。
アカウントを入力してログインすると、ブラウザが起動する。
このブラウザがゲーム全体のコントロールパネルになっている。BATTLELOGというそうだ。
このBATTLELOGだが、マルチプレイ、シングルプレイなどのゲームの種類を選択したり、ソフトウェアのアップデート、サーバーの検索などができる。
SNS機能もあるので、詳細は以下の記事を参照してもらいたい。
http://www.4gamer.net/games/117/G011715/20110722012/
ゲーム起動時にいくつか問題が生じた。
まず、DirectXに問題があるという趣旨のエラーが出て、ゲームが起動しないことが度々あった。
ちょっと調べてみたが、どうやら現状では解決策がないようだ。
ただ、毎回起こる訳でもないので、致命的な問題という程のことでもない。
次に、ソフトウェアのアップデートに問題があった。
Originというソフトウェアは動作に不安定な部分がある。
使用しているブラウザ(Sleipnir)との相性だろうか。
BATTLELOGを起動すると、自動的にアップデートが開始されることがあるのだが、プログレスバーが100%に達した状態で止まってしまうことが何度かあった。
こうなると、タスクマネージャーからOriginを強制終了させるしかない。
Origin自体の問題なのか、OriginとBATTLELOGの連携に問題があるのかは分からないが、メジャータイトルでこういったトラブルは珍しい。
早々に修正していただきたい。
【シングルプレー】
BATTLELOGのトップページで「LAUNCH CAMPAIN」のボタンをクリックするとシングルプレーができる。
まずは、指定された必須項目「解像度:1024×768、映像画質:最高」で指定シーンのFPS付画面をキャプチャした。
結果はFPS60。思っていた程数値が出なかった。
この数値でもプレー上は全く支障がない。1280×1024でもストレスなくプレーできている。
ただ、これはシングルプレーを途中までやってみた時点での感想なので、マルチプレーでも快適にプレーできるのかどうかは分からない。
後はその他に感じたことを挙げておく。
評判どおりに画像は美しい。光の表現が印象的だ。暗い野外での光源や明るい場所での光の反射の表現にリアルさを感じた。
DICEの作品では、Medal of Honorをプレーしたことがあるが、その時に使用されていたゲームエンジンがFROSTBITEであった。
今作で使用されているエンジンはFROSTBITE 2。少しプレーしただけでも別物だと感じた。
FROSTBITE 2の大きな特徴は、リアルな物理効果だ。BATTLEFIELDといえば建物破壊。崩れ落ちる建物、吹き上がる粉塵、吹き飛ぶ瓦礫。
複数の建物破壊シーンがあるので、BATTLEFIELD 3を実際にプレーして見てもらいたい。
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