レビューメディア「ジグソー」

手ごろな価格設定ながら、要所は押さえている実用的なZ68搭載純正マザー

■最新Z68チップセット搭載インテル純正マザーで高性能マシンを構築しよう。■
2年前にzigsowのプレミアムレビューでi7 870のレビューアに採用されて組んだマシンの
再構築をしたいなと思いながら今回応募したところ、嬉しい事に採用されたので
その交換の流れをレビューとして書いてみたいと思います。
intel様、zigsow、ご閲覧いただいてる皆様に感謝。

尚、マザーボード編のレビューは構築などハードウェア的な面からのレビューとなり
第二世代core i7の性能に関するレビューはCPU側に掲載しております。
(SSDを利用したHDDアクセス高速化のIntelSmartChashレビューはSSDを購入後追記する予定です。)


9月27日 ISRT挑戦編
9月28日 ISRT挑戦編追記

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以前の構成
CPU:intel i7 870
MB :GA-P55UD2
VGA:RadeonHD4850
MEM:2Gx2 DDR3 1333
(およそ2年前にプレミアムレビューに採用していただき構築したマシン
2年たった今でも処理速度に不満は殆ど無かったり)
古い中身
古い中身

とりあえず入れ替えるにはケースを空にしないとね
ご苦労様でした。まだまだいけるので他のPCに入れる予定。
空になったケース
空になったケース



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■組み立て編
前記したように今回は今まで使用したマシンからの入れ替えとなります。
電源やドライブ類は使いまわしとなりますので省きます。
自作の醍醐味ですよねパーツの使いまわし。ケチといわれてしまうとそのとおりですが(^^;


▼さて、早速マザーボードを開封をしてみましょうか、
マザーボード本体
マザーボード本体


箱は二段式になっており上部にマザーボードが収められており、蓋を開けるとすぐご対面できます。
マザーボードの台となっているダンボールごと引っ張り出すと
底にはSATAケーブル2本とドライバCD、バックパネルプレート、マニュアル等が入っています。

▼マザーボードの検分をしてみましょうか
本体
本体

マザーボードはオーソドックスな仕様となっており
メモリスロットが4本、SATAコネクタが5つ
拡張スロットはPCIが3本 PCIEx1が2本、PCIEx16が1本
CPU付近にある12vコネクタは4ピンですね。今時珍しいですが
4pinコネクタ
4pinコネクタ

(コネクタの手前にある小さいチップはintelのLANコントローラでしょうかね)
標準的な仕様のマザーだというのが理解できます。
PCIが3スロットもあり地デジの録画等を複数挿しで使いたい人には嬉しい仕様ですね。
コンデンサーは液コンと固体コンの混載状態ではありますが
発熱が一番多い箇所、CPU周辺のコンデンサーは固体コンデンサーで固められており
心理的には安心感があるとおもう
チップセットのヒートシンクはH67のintel純正マザーと共通のものが使われているようだ。
USBコントローラ
USBコントローラ

USB3コントローラはNEC製のものだと思う

バックパネルプレート
バックパネルプレート


バックパネルはUSB2が6つUSB3が2つ、LAN,eSata,IEEE,DVI-I,HDMI,DisplayPort,オーディオとなっています
不満はない構成ですね。ここ最近のIntel純正マザーにはPS/2コネクタがないのでキーボードやマウスはUSB接続となります。




■さっそく組み立てに入ろう

▼マザーにCPUを載せよう
マザーボードを袋から出しCPUの装着からはじめることとします。
SandyBridgh Corei7 2600K 第二世代Corei7の性能は如何ほどか楽しみですね。

CPU搭載ソケットのレバーをリリースし固定具を上げ保護カバーをカパッとはずしましょうか。
(このカバーは将来マザーボードを交換したり修理に出すときに使う可能性があるので
捨てないで取っておくことをお勧めする。)
1155開封
1155開封

こうしてCPUを載せる準備が整いソケットの切り込み部分とCPUの切り込み部分を間違わないように慎重に設置しましょう
ただ乗せるだけなんですけどワクワクする瞬間です。さてソケットにCPUを乗せ固定具を被せレバーで固定しましょう、


レバーを下げると器具がミシミシと鳴り。何度やっても一番ビクビクする作業箇所ですよね。固定し終えてほっと一安心。
装着済み
装着済み


▼次はケースに収納しよう
空になったケース
空になったケース


搭載する前に、忘れがちになるのがバックパネルプレートの装着です。
このプレート結構尖っているので指に怪我をしないように気をつけよう。気がついたら血濡れのマザーボードになっていた何ていうことがあるので…。
あと、ケースを使いまわしている場合6角スペーサーの位置は見直しましたか?
M-ATXやATXだと下のネジ穴位置が違うのでお忘れなく。
それらが済んだらマザーボードを搭載。ネジでしっかりと固定しましょう。

▼CPUクーラーの装着
2600Kのリテールクーラーはi7 870のモノと同じだと思います。
45nmから32nmになり性能が向上、クロックも上昇しているものの発熱面でも優秀であろう事がここから窺い知れます。
銅芯入りの冷却効率の高いほうのリテールクーラーです。下位グレードのクーラーは銅芯がはいっていなかったります。
クーラー裏
クーラー裏


マザーボードを設置し終えたらCPUクーラーを装着 車のタイヤナット絞めと同じように対角線で装着していくと良いそうです。
この手のプッシュピンタイプのクーラーはなんというか本当に固定されているの?と不安になるのが難点ですよね、
私の場合心配性なのでクーラー装着後一度マザーをはずして裏面をみて確認してしまいます。うん、ちゃんと装着されているようだ、
ああ、そうそう、ファンのケーブル端子をマザーボードのコネクタに装着するのを忘れずに。

▼メモリを装着
青色と黒色のスロットが2本づつあり 同色で1セットのデュアルチャンネルとなっているので
しっかりと装着し固定。CPUに対応するクロックのメモリーを装着しましょう現行のLGA1155だと1333だと思いますが。
装着時には端子に埃やゴミが舞い落ちてないか確認しましょう。(まぁ開封してすぐだから付いているわけはないけど念のため)
切り掛け部分と同じ形になるように宛がい両手でユックリと装着して留め具が固定されたらOKです。

▼電源コネクタとか諸々
そのほかフロントパネル用のコネクタやPowerやリセットの端子(パワーとリセットは極性がなくLEDは別色が+で黒や白は-)
この辺いい加減ワンタッチ式にマザー端子とケースのケーブルを一まとめのコネクタにしてほしいものですよね。毎回どっちプラスだったっけと悩んでしまいます。
ATX電源コネクタや、12Vの4ピンコネクタを挿したりドライブとSATAケーブルをつないだり電源ケーブルをつないだりして
はい完成。今回は初期構成でGPUはintel i7 2600kに内蔵されているHD3000を使うのであっという間に組みあがってしまいました。
装着済み
装着済み

(注意、後で気が付いたけどプッシュピンがリリース位置になってる(^^;))
あとはケースの蓋を閉めて色々繋げて電源ON!
BIOS画面
BIOS画面

よーしよし、無事メモリもCPUも認識してる 緊張しますよね電源入れる瞬間って(^^;
さてこの後はOSをインストールして、ドライバを当てて…
(ドライバはCDをぶち込み起動パスワードの設定を登録すると勝手に全部やってくれるので楽チン)


見せてもらおうか、新しいCOREi7の性能とやらを




▽FANコントロール設定
BIOS上でAUTOに設定していると
FANがMAX回転になるのはどうやらcore温度が80度に到達した場合のようです。
中々心臓に悪い初期設定だと思う。最低回転数を高めに設定しておけば安心


■総評
インテル社純正マザーボードをさわるのはこれで3度目だったりします。
低めの価格設定ながら要所をしっかりと押さえた、バランスの良い製品が多いですよね。
このマザーもその一つであります。
電源フェーズや4pinコネクタ等ヘビーユーザーにはやや向きませんが、
一般用途や少し冒険もしてみたいという感じで使う人には十分な仕様になっております。
純正故の安心感というのもありますしね。
PCIが3スロットもあるので、多様な用途にも応えてくれるでしょう。
特にこれといって変則的な箇所もなく、初心者の人にも十分お勧めできるボードだと思います。
ただ説明書が折りたたんだ用紙一枚のみであるのが少しマイナスポイントかと思います。
ここの所さえ改善できれば製品としての魅力はさらにアップするとおもいます。


▽レビューアに採用させて頂いている身で書くのは中々気が引けますが、
構築中にちょっと残念たった点
マザーの裏面がやや汚れていました 多分生産工程で付着したものだと思う。
当たり個体とでもいいますでしょうか、
湿らせたティッシュとかで拭いていいものだろうかと悩んだけどそのまま搭載しました。(^^;
MB裏面
MB裏面




<追加9/27>
■■Z68の売り(?)機能をためしてみよう。■■
Intel Smart Response Technologyって?



SSDを購入してみので早速実験!!
で…どうやって使うんだ?
多分ドライバディスクにあったラピッドなんたらとかいう奴を入れれば良いんだろう。
かなり不親切なので 売り機能というよりは実験的要素の強い機能なんだろうか?
google先生で調べた限りではSSDをHDDの大容量キャッシュに見立てて使う機能らしい
ってBIOS上でSATAモードをRAIDにしないと使えないのか…とりあえずBIOSのSATAモードを切り替えて
起動、起動するかなー?起動しない。ですよねー。ってことはOS入れなおしか…メンドクサイ…
とブツブツ文句をいいつつ再インストール
ドライバ等をいれたあと早速 intel(R) Rapid Storage Technologyをインストール

再起動をしてツールを起動 上手く動くかな?
無い…
無い…

あれ、作成メニューないしw 爆沈w わけわからん。日本語説明書くれw
▼悩む事数十分
出た
出た

ポートを変えたりと色々やっても高速化メニューはでてこない。
ついに原因が判明した! 付属のRapid Storage Technologyが悪かった
intelのサイトから最新のものをダウンロードしてインストールしたら
普通に高速化メニューが出るようになった。なんと根本的なトラブルシューティングだ
付属ディスクの存在意義って…
安全な互換モードでのディスク速度テスト
 
 

左がHDD単体右がISRT(互換モード)
結構早くなりますね書き込み字はSSDに引っ張られてしまいますが
まぁ微々たるモノでしょうか

23人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (2)

  • X5さん

    2011/09/22

    マイナス面も記載してこそ、プラス面が引き立ちますね。
  • かじじさん

    2011/09/22

    X5さん
    コメントありがとうございます~
    ボード裏さえきれいだったら文句なしでした><

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