レビューメディア「ジグソー」

Z68でCPUと内蔵グラフィック両方のオーバークロックを試す!

Intel様、zigsow様
この度は「レビューインフィニティ第7弾 Z68星雲」のレビュアーとして選出頂き
ありがとうございました!

マザーボードのほうにつきましては
先にレビューさせて頂いた「DZ68DB」のほうでいろいろと書かせて頂いていますので
よろしければそちらもご覧ください
(今回のパーツ構成などもマザーボードのレビューのほうに記載させて頂いています)

今回は定格での各種ベンチマークと
Turbo Boost倍率を45倍(4.5Ghz)、内蔵グラフィックスを40倍(2000Mhz)まで高めた
オーバークロック状態での比較を行っていこうと思います

※注意事項!
オーバークロックはメーカー保証外の行為であり、オーバークロックにて万が一
製品が破損しても保証等は受けられませんのでご注意ください

またDZ68DBでのオーバークロックですが、OCCTでは少し倍率を上げると
どのように設定を行ってもだいたい1分30秒ぐらいで定格に戻ってしまいました
性能向上は今回の結果では確実に性能向上は確認できていますが
実際のプレイでの長時間プレイで同じような結果が得られるかは保証できませんので
ご了承ください

それでは実際にレビューに入っていこうと思います
(ゲーム系ベンチマークは基本的に設定変更は解像度のみ行っています)
まずはWindowsエクスペリエンスの結果から

Core i7 2600K 定格

定格
定格


Core i7 2600K オーバークロック

オーバークロック
オーバークロック


CPUとグラフィックス、ゲーム用グラフィックスで0.1の向上が見られます
CPUの7.9は遠いですね…


スーパーπ

Core i7 2600K 定格

定格
定格


Core i7 2600K オーバークロック

オーバークロック
オーバークロック


定格では104万桁は10秒と壁を越えられていませんが
4.5Ghzまでオーバークロックすることでついにその壁を突破し
一桁の8秒にまで達する事ができました
また3355万桁での時間の短縮も目を見張るものがあります


3DMark06
(ここからはグラフで掲載します)
(初出時3DMark Vantegeおよびストリートファイター4ベンチマークの結果が逆になっておりました
申し訳ございません。また、ご指摘してくださった方ありがとうございました)

3DMark06
3DMark06


オーバークロック状態では定格と比べて2割ほどスコアがアップしました
このスコアならGeForce 8600GTSは超えた…かな?
定格状態でも今までのインテル製の内蔵グラフィックとは格が違うスコアをたたき出しており
性能のすばらしさを見せつけてくれています


3DMark Vantage

3DMark Vantage
3DMark Vantage


こちらもおおよそ2割ほどのスコアアップが見込めました
Entryはかなり快適に動いてますが、さすがにそれより上は一気に重くなりますね


CINEBENCH11.5 CPUスコア

CINEBENCH
CINEBENCH


オーバークロック状態でのすべてのコアを使ったテストでは12コア12スレッドであるOpteron 2435を抜き去るほどの値でした
クロックで勝るとはいえ、12コアを上回るのは衝撃的です
また定格でもCore i7 960よりもスコアを上回っており
性能の高さを見せつけてくれています
(他のCPUのスコアはソフトの中の参考値です)


ストリートファイター4 ベンチマーク

ストリートファイター4
ストリートファイター4


ゲーム上のランクではオーバークロックを行うことにより
1ランクずつアップしておりました
また1680×1050の解像度でもオーバークロックを行うことにより
ある程度のプレイは可能になるものと思われます
それより上の解像度ではより快適なプレイが見込める数値になりました


バイオハザードⅤ ベンチマーク

バイオハザードⅤ
バイオハザードⅤ


ストリートファイター4と比べてやや重く
オーバークロックを行っても1680×1050の解像度ではプレイはちょっと厳しいものがあると思います
ただし標準より上ならばある程度はプレイ可能ではないでしょうか


A列車で行こう9 ベンチマーク

A列車で行こう9
A列車で行こう9


元々重いゲームとして有名ですが
Intel HD Graphics 3000ならばストリートファイター4もプレイできますし
ある程度はいけるのではないかと思っていたのですが
甘かったです…
オーバークロック状態での低設定で何とかプレイできるスコアかと思います
中、高設定ではカクカクでまともにプレイできそうな状態ではありませんでした


シヴィライゼーションⅤ ベンチマーク

シヴィライゼーションⅤ
シヴィライゼーションⅤ


DX9モードでのベンチマークとなります
オーバークロックなしでの高解像度でもそこそこ快適にプレイできそうな値ですが
オーバークロックすることによってより快適なプレイを望めるスコアになっています


真・三国無双5 ベンチマーク

真・三国無双5
真・三国無双5


もっと新しい無双OROCHI Zベンチマークもありますが
あちらは60fpsで頭打ちしちゃうのでこちらで

こちらはIntel HD Graphics 3000でも十分にプレイ可能なスコアですね
オーバークロックしてしまえばすべての解像度設定で60fpsを超えており
非常に快適にプレイできるものと思われます
低設定での速さは見物です(笑


ファイナルファンタジー14 ベンチマーク

ファイナルファンタジー14
ファイナルファンタジー14


最後を飾るのはこちらのベンチマーク
快適にプレイするにはかなりのスペックを要するだけあって
Intel HD Graphics 3000では重いのランクである1500にも達する事はできませんでした
一応オーバークロックすることによって低設定で1000を超える事はできましたが
CPUクロックで1.1Ghz、GPUクロックで650Mhz高めてもこのスコアであり
1500の壁は非常に高いなと感じた次第です…


まとめ
今回DZ68DBを使用してCPU、内蔵GPU共にオーバークロックを行いました
結果は全体的に2割ほどのスコアアップとなっており
より高解像度でのプレイというのはあまり望めませんが、現在の解像度でより快適なプレイを
行うのに有効ということがわかりました
今までよりも簡単にオーバークロックを行うことができますし
元々すばらしい性能をもったCPUではありますが
軽くパフォーマンスを上げたい際には非常に有効な手段だと思います
(くれぐれもオーバークロックは自己責任でお願いします)

コメント (14)

  • harmankardonさん

    2011/09/17

    レビューお疲れ様でした.

    i7-2600Kの実力はさすがです.
    DZ68DBでも,ここまで性能ができるは,i7-2600Kの潜在能力の高さだと思います.
  • Kitaさん

    2011/09/17

    レビューお疲れ様でした。
    DZ68DBはオーバークロックに向かないと聞いていましたが、
    充分できますね。レビュー内容が分かり易く良かったです。
  • 北のラブリエさん

    2011/09/17

    おつかれさまでした。
    2600Kはいい石ですね。

    これ以上を望むとどんなものになるのか想像ができませんw
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