■組み立て編■
ファンコネクタがM/Bの下側にないので、届かなかった → 変換ケーブル使用
バックパネルが非常に固い。取り付けに困るので、もっとぺらぺらでいい。
バックパネルの曲げ部分が、HDMI端子に被ってやり直した。
HDMIコネクタにがっつりかぶって、付け直しました。
今度は、無事に付きました
かなり上に曲げてやらないとだめでした。
■OSインストール編■
当初は、評価用ということで、別PCに使っているOSを認証なしで入れて
動作検証のみ行った。(最終的には、使用中のPCからライセンス移動の予定)
別PCのライセンスを移動する前にトラブル多発のため認証エラーが発生したので、
改めて、検証のために、もう1ライセンス用意した。(未使用のXPがあったので、
Win7のアップグレード版を購入し、改めて導入した。
Win7 Home Premium(x64) アップグレード版(SP1適用済み)を使用
1.DVDで起動して新規インストール(プロダクトキーは入れない)
2.Intelのドライバーを適用
3.OS上からSETUPを実行(アップグレードインストールを選択)
0x0000003B のブルースクリーン
WindowsUpdateの適用有無はどちらにしても同じ
Intelのドライバー適用前にアップグレードインストールをした場合、
正常にインストール完了。IEEE1394周りで発生するとの報告あり。
個別に当てたあとなら発生しないかもしれない。(未検証)
■メモリー相性の件■
UMAXとCFDの混在。MEMTEST86+では5LOOP通過。(普通は2ループも回せばエラーなしとみる)
しかし、使用中にハングアップ。FFベンチ10分~30分の間に必ず固まる。
CPUの冷却の問題ではない。
メモリーをCFDのみにした場合に、再発しないことを確認。よって、相性問題と断定する。
(追加検証結果)
SLOT 0,1:UMAX-SLOT 2,3:CFD
ある程度の時間、ベンチマークを回すと、画面が乱れてハングアップする
SLOT 0,1:CFD-SLOT 2,3:UMAX
ある程度の時間、ベンチマークを回すと、PCが自動的に再起動する
SLOT 0,1:CFD-SLOT 2,3:なし
エラー発生せず
SLOT 0,1:UMAX-SLOT 2,3:なし
エラー発生せず
その後、UMAX製のみの場合もハングアップ発生しないことがわかりました。
メモリ混在での相性問題は久しぶりだったので、気づくのに時間がかかりました。
やっぱり、揃えて買わないとだめですね。
■CPUファンの回転が遅すぎる問題■
こんな感じにハングアップします。
CPUファンが20%設定なのは問題。250rpmで警告だが280rpm程度。
BIOS放置5分で過熱も確認。(発熱しない時もあった。違いは不明)
負荷率(もしくは温度)で回転数を上げる訳だが、その辺の設定がないように見える。
あとで再確認が必要。
■HDMIへの出力問題■
最初はBIOS表示OK。
Win7 Professional x64 をインストール。認証せず。
SP1を適用し、再起動がかかって、適用完了を確認。
以降、HDMIコネクタにのみ接続した場合、BIOS画面が表示されなくなった。
Windowsが起動するまで表示されない模様。(DVI接続で起動してHDMIに繋ぎ替えると映る)
OSの起動メニュー(セーフモード/そのまま起動)の画面も表示されないため、HDMIのみではお手上げ。
Intelに問い合わせた結果、タイミング問題で表示されない可能性はあるとの返答。
M/Bを1回交換。(その後の結果、未検証)
■PC診断ボードの動作不良■
1枚目:00.しか表示されない。
2枚目:FFしか表示されない。PCIスロットを変えても同じ。
スロット1→スロット3で同じ。
もう一度スロット1に戻したら、焦げ臭い匂いがし、M/Bから煙が出て強制切断。
煙が出たのは、PCI-Ex x16とx1の間くらいのところで診断ボードからじゃない。
2桁の数字の間のドットが点灯するだけになった。なにか損傷したかもしれない。
Intel製チップセットには対応してないからなのか、不良品だからなのか不明。
中国製だしやられたかも?
---本題---
先進的機能をレビューせよとの司令ですのでやってみましょう。
■USB3.0■
USB2.0製品でも、速度が向上する。3.0製品ならなおさら。
2ポートしかないのが惜しい。OS起動直後は、USB3.0ポートは使用できない。
しかし、IntelのUSB3.0には問題があるようです。
一部の通信系デバイスが正常動作しません。
普及しはじめではありますが、ドライバー更新などで対応して欲しいですね。
MD30U
■EFI起動■
このマザーはEFIブート可能です。従来のMBR方式では2.2TB以上メディアを起動に使用できません。
3TB等の大容量メディアを使用可能になります。将来的には3TBも使ってみたいので楽しみです。
・・・が、x64版でないとあんまり意味がなかったり
■IRST■
SSDをHDDのキャッシュに使用する手法です。
BIOSでHDDのモードをRAIDにしておき、HDDにインストールします。
SSDを使用する設定は、Win7側で行います。
残念ながら、Virtuの設定でこけてしまったので、の項目は検証できていません。
■Virtu■
まず、内蔵GPU使用の状態で、動作確認後、GPUを装着して起動
→ 内蔵GPU側(DVI)は真っ暗で出力されない
GPU側に接続
→ なにも表示されない
GPU側に接続したままでリセット
→ セーフモードの選択画面が出る
BIOS設定を確認する
Configuration→Video→Integrated Graphics Device→
Enable if Primaryになっていたため、Always Enable に変更
内蔵GPU側(M/BのDVI端子)に接続して再起動
→ 画面真っ暗
→リセット
BIOS設定を確認する
Configuration→Video→Primary Video Adapter→
AutoからInt Graphics(IGD)に変更
内蔵GPU側(M/BのDVI端子)に接続して再起動
→ 画面真っ暗
→リセット
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結論:GPUを増設すると、BIOS設定は無視され、内蔵GPU側からの出力が行われなくなる。
Virtuドライバー導入→内蔵GPUのみで動作確認→GPU増設
外部GPU側からしか出力されなくなる→GPUドライバー導入→
ようこそ画面までは出るが、その後、信号がディスプレイ側に出力されなくなる
セーフモードで起動して、Virtuをアンインストールしましたが、残骸が残っているのか
Virtuを再インストールしても「既存プロフィールが存在しない」というエラーをだし
全く動作しません。
どうやら、内蔵GPUのみの段階でインストールした(動作していない古いVirtu)の上から
新しいバージョンをウワガキインストールしたために整合性がとれなくなったものと
思われます・・・が、強制的にクリーンにする方法を用意して欲しいものです。
結果として、OSの再インストールから行うしかない状況になりました。
これは、GPUを交換した時にも発生すると思われますので、安定して動作させることは
期待できそうにありません。
せっかくの先進機能ではありますが、導入は時期尚早と判断し、諦めることにしました。
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なお、HDMIの出力不具合とVirtuの不調について再現確認する前に
念のため、BIOS更新を行ったところ、更新途中でハングアップし、起動不能に
陥りました。
下記のように、Intelのサポートに送って、修理費用と交換方法を問い合わせたところ
無償交換していただけました。(最初に届いた製品が、CPUソケットのピン折れで1回、
HDMI出力の問題でもう1回交換して頂いているので、これで3回目の交換となりました)
(1)Virtuの不調:
外部GPUを取り付けずに付属CDからVirtuを導入。
外部GPUを取り付け後、プロフィールがないというエラー。
バージョンの新しいVirtuドライバーをダウンロードしてインストールしたが症状変わらず。
アンインストールするも、エラーのみ残り、正常にアンインストールできない。
改めてVirtuをインストールしても、既存プロフィールがないとしてエラーになる。
動作していない古いバージョンのVirtuを検知して上書きインストール時に、
設定引き継ぎでインストールしたものと思われるが、動作してしなかった為、
プロフィールなしになったものと思われる。
正常に導入できないため、OS再インストールしかない状態に陥る。OSを入れなおす
前にBIOS更新を試みてみる。(Virtuが正常にアンインストールできない以外の
動作に異常なし/ハード的な問題はなし)
(2)バージョン014のBIOSを、032に更新:
BIOSのF7から、USBに導入したDB0032P.BIOを指定して更新。
Updating Firmware... の表示のまま、30分以上経過しても終了しないため、
USBメモリを外し、再起動。
(3)現状:ディスプレイ出力なし(真っ暗)の状態で一切動作しない。ビープ音もなし。
GPUを取り外して、i7-2600K内蔵GPUのみとし、M/BのDVI出力に接続しても反応なし。
(4)BIOSリカバリを試してみる:USBメモリにバージョン040のBIOSを入れてリカバリを
試みてみる。(ディスプレイ出力されないだけで動作しているのか確認する意味で)結果、
一切症状変わらず。(3),(4)の状態で、電源を入れてもUSBキーボードのインジケータが
点灯しないことから、POSTすら完了していないものと思われる。
■■■ まとめ ■■■
先進的機能があり、チップセット字体の将来性は期待できるが、不具合や構造上の
使い勝手の悪さはいかんともしがたい。
ただ動作させることすら妨げるファンコントロールの初期設定が致命的。
Intelの対応は素晴らしかった。でも、製品自体は微妙というか、問題多すぎ。
--- 下記のように、Intelに不満(改善希望)を送りました ---
■DZ68DBの仕様に関しては、かなりの不満点があります。
・PCI-E x1用のカードを複数使用する予定のため、2SLOT占有のGPUを
使用できないこと。(従来のPCIカードを複数流用したい向きにはいい
配置なのかもしれませんが困りました)
結局、手持ちGPUの流用を諦め、1SLOT占有のGPUを買い足し
出費が増えました
・PCI-E x16が一番CPU寄りのため、手持ちの大型CPUクーラーを取付けると
GPUに接触しかねない(1mm弱)隙間しかなくなったため、大型クーラーと
外部GPUを併用できないこと。[CPUクーラー選択肢の狭さ]
・CPUFANの初期設定が20%固定のため、i7-2600KをリテールFANで
そのまま使うと10分程度ですぐに熱暴走してしまうこと。(トルク不足で
FANが回転を始めないこともありました)
大型クーラーを使用しても、30分程度で熱暴走したりしなかったりでした。
・相性の問題か、BIOS画面がHDMI経由では出力されない
(最初は出力されるが、暫く使うと出力されなくなる)
・ケース前面の吸気FAN使用時、コネクタが届く位置にない。
パターンはあるのにコネクタがない箇所(R_FAN2)にコネクタが欲しかった
・バックパネルがとても固く、はめるのも外すのも、今まで使用した
どのM/Bのものよりも使いにくかった。
・最初に使ったDZ68DBが使用中にピン折れするような不良品
(CPU取付時にピンをいじめてはいません)であったこと。
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