レビューメディア「ジグソー」

SSD初体験IntelSSD520シリーズ

この度はプレミアムレビューに選出していただいた関係者の皆様方、
ありがとうございます。

今回が初めてのプレミアムレビュー、初めてのSSD体験となります。
また、PC自作や計測に関しても素人の為、
私のようなレベルの方にとって、出来るだけ詳しく、かつわかりやすい内容を目指します。

※自分の知識のみでは未知の部分が多く心許ない為、
当レビューはSSD導入にあたり、検索結果の引用を多く含みます。
※指定課題、自由課題は検証手順の都合上、織りまぜて記します。
ご了承くださいませ。


では早速ですが、実物を開梱してみましょう。



普段使用している3.5インチHDDと比べると、
箱のサイズからして、遙かに小さく軽い事がわかります。
これまで、かなり古い構成のPCばかりで過ごしてきた私には、
この小ささ軽さでその性能と知ると、技術の進歩を感じずには居られず、
弥が上にも期待が募りました。


それでは比較を始めます。


【SSDをPCに換装するまでの手順】
使用するPCは、もちものにも登録しております私の初の自作PCです。
主な現在の構成はこちらです。
●ケース
Antec Nine hundred
●CPU
AMD Phenom(tm)Ⅱ X4 945 Processor 3GHz
●メモリ 
DDR3 4096MB
●VGA
NVIDIA GeForce 9800GT
●マザーボード 
MSI 870A-G54
●HDD
Seagate1TB(7200rpm)
●OS XP Home edition

余談ではありますが、端子が適合していたなら
かなり旧型のノートPCも手元にあるため、ノートPCでも試してみたかったところです。
残念ながらIDE接続タイプで取り付け不可能の為、こちらは断念します。
いづれノートPCを買い換える際にSSDとHDDの差を、
このレビューを機会に体験を通して理解していこうと思います。


実際に移し替える前に、HDDでの必要なデータ採取をします。

では、換装作業を開始します。

HDDを装着している箇所・端子にSSDを置き換えます。
ご覧のとおり、3.5インチHDDと2.5インチSSDではサイズが違うため
SSDを固定するために、このように変換マウンタを装着します。

今回、SCYTHE 2.5TWIN MOUNTER Rev.Cという製品を利用しました。

PC側の取り付け穴と現物合わせして、向きを確認します。


ケース側の取り付けドライブベイを引きぬき、マウンタを装着したSSDを装着。


前後しますが、自作PCに限らず、2点以上で同一物を固定する際は
一気に1点を締め付けせず、ネジ山を舐めるなどの失敗を避ける為にも
全箇所均等に締め付けましょう。
小さなネジですので、自然に緩まない範囲の軽い力で締め付け、固定します。


SATAケーブルと電源ケーブルをSSDに挿し


ドライブベイを元の位置へ戻し、ネジ留めします。



物理的には、これで取り付け完了です。

外したHDDはデータ庫として利用するため、他のドライブベイに装着します。

取り付けにあたって、ついでに内部清掃を実施しかなりの時間を要してしまいましたが、
交換とHDDの付け替えに要した時間は、ストップウォッチ計測にて約18分となりました。

手馴れている方なら、もっと早く完了するかと思いますが
HDDに比べ衝撃には強くとも、やはり精密機器。
私のような初心者の方は、他の部分に干渉しないよう、慎重に作業しましょう。


【OSが起動するまでの時間を比較】
使用OSは、Windows XP Home editionです。

フリーソフトsolutoを使用して比較します。
起動にかかった時間と、
どのアプリにどれくらいの時間がかかったかの内訳をグラフで表示してくれます。

●Seagate 1TB 7200rpm(以下HDD)

アプリケーション数42、起動60秒

●Intel520 120GB(以下SSD)

アプリケーション数42、起動26秒

アプリケーションは完全に同一ではありませんが、
可能な限り近い状態にしてあります。

HDD仕様に較べ、SSD仕様は半分以下の時間で起動しました。
最も違いを体感できる部分で、
おそらくHDDでは実現不可能な数値ではないでしょうか。


【ファイル処理に要した時間を比較】
オンラインゲーム・LEFT4DEAD2を用いて検証しました。
平等な環境で試すため、
シングルプレイヤーモード、
同一のステージでロード時間を比較。
●HDD
約21秒

●SSD
約14.5秒

こちらも明らかな差が出来ました。

HDD仕様でのロード画面をDxtory試用版で録画、
Xmedia Recodeでエンコードしてみました。
元ファイルのサイズは2.10GBです。

●HDD
21秒

●SSD
13秒

短時間の動画の為、大きな差に見え難いところですが
実質3分の2の時間で処理した事になります。
より込み入った内容、長時間の動画の場合には違ってくるかもと思いますが、
今回の検証ではこのような結果となりました。


【スコア比較】
計測される単位のそれぞれの意味を知らなかったため、これらも確認しました。
先にこれら計測内容について記します。

●Seq
シーケンシャルアクセスの速度。
データを先頭から順番に読み込み、書き込みを行う方法。

●512K
512KB単位のランダムアクセスの速度。
必要な部分を直接読み書きする方法で、
シーケンシャルアクセスと違い、データの順番はランダム。

●4K
4KB単位のランダムアクセスの速度。上記より細かい単位でのデータ読み書き。

●4KQD32
NCQ(ネイティブ・コマンド・キューイング)機能を使ったランダムアクセスの速度。
NCQとは、ディスクに対する制御命令をキューに格納し、
効率の良い順番に格納し直して実行(アウトオブオーダー実行)を行う機能の事。

…わかりにくいですね。
つまりは、一部の製品が対応している、
合理的にデータを読み込ませる機能を生かした場合の
ランダムアクセスの速度だそうです。


スコア
HDD


SSD


●シーケンシャルアクセス
書き込み速度はHDDがやや上回るものの、読み込みはSSDの圧勝です。
書き込み速度でHDDが勝ったのは、
まとまった内容の書き込みはHDDが有利、
細かなファイルの書き込みではSSDが有利な特性の為だそうです。

●ランダムアクセス
512K、4K、読み書き共に比較にならないほどSSDが優れています。
回転するディスクからデータを探し出すHDDは
バラけたデータをその都度探しだしているイメージで、
上記のようなシーク動作がないSSDの方が、
早く処理が済むという事を表しているかと思われます。

※4KQD32に関しては、すべての構成パーツが、
NCQ機能に対応している事が前提条件になる様子です。
その為、当方の環境ではOSがXPである事が問題となり、
必要要件を満たしていない為、
今回のケースではあまり参考にならない値ではないかと思われます。


また、PCMARK05を利用して、トータルのスコアを比較してみました。
●HDD
9381
 
URL http://3dmark.com/pcm05/3142119 


●SSD
13308 

URL http://3dmark.com/pcm05/3143103


XP StartupとHDD General Usageの値が、SSD仕様が圧倒的に高スコアである事がわかります。

これらの意味も、漠然とした理解であるため、確認しました。
XP Startup:Windows XPの起動シミュレート(リード90%、ライト10%)
General Usage:Webブラウズなど一般用途のシミュレート(リード60%、ライト40%)
との事です。
起動、通常使用共にほとんどの場面でSSDのメリットが活きるという事ですね。


実際の実行手順としては前後しますが、
私の環境、XPではSSDに対する扱いが最適化されていないという事で、
検索して調べ、OSインストール直後に以下の通りに対応いたしました。

こちらを参考に、
●XP環境への最適化
http://www.ssd.tank.jp/xp.html

同HP別ページより、
●HDDを主なデータ保存先に指定 
http://www.ssd.tank.jp/jyouzuna.html

をいたしました。

XPへの最適化の面では、
一時フォルダ(TEMP)の移動手順
[マイコンピュータを右クリック]
 ↓
[プロパティ]
 ↓
[詳細設定]
 ↓
[環境変数で、C:\となっているところを編集でD:\に変更]

との事でしたが、環境変数を変更しようとした際、
ドライブ名の表示がなされず
一時フォルダの移動は諦めてしまいました。

この点を除き、すべてこの引用元の内容に従ってセットアップしました。
以後もこの状態で継続使用し、経過に注視していきます。


満足度については、デメリット相当の部分は
当方の環境に依存する最適化の一手間で、
設定方法も自分が元々知らなかった、
Cドライブ以外を保存フォルダに変更する手間だけで
製品側の不足は未だ使用期間が一日目であるため、現在のところでは感じられません。
見聞きしたSSDのメリットをそのままでも十二分に備えた製品だと感じているため、
最高の5を付けたいと思います。


これにて、今回の私のレビューを一旦終了いたします。
今後も、引き続き環境の変更や気付き次第に更新、
または日記等で触れていきたいと思います。

ご覧いただき、ありがとうございました。


【3/8追記】
※今回出たCrystalDiscMarkスコアから、WindowsXP環境そのままでは
SATAデバイスの動作モードをAHCIにしていなければ、
本来の性能が引き出せない事が分かりました。
OSをインストールしてそのまま元の状態ではIDE接続として認識される事が原因の様子です。

引き続き設定を合わせ、再計測を試みる予定です。
成功次第、手順と結果を再度追記したいと思います。

【12/9追記】
しばらく、AHCIモード適用や、ベンチマークスコア上昇のために格闘しておりましたが、
一段落したので追記したいと思います。
まずお恥ずかしながら、元のIDEモードよりはベンチマークは上昇しましたが、
現在も他のレビューワー様ほどの値には及ばないままです…。

また、更新期間の空いてしまった分、
本来書いておきたい事をまとめ直したい部分があるため、本日分以降、
再編集するかもと思いますが、よろしくお願いいたします。

結局、自力だけではどうにも上手くできず、
おものだちのリンさん、infyさん、他友人達の知恵と力をお借りし、
AHCIモードを適用する事ができました。
特にリンさんにはリモートアシスタンスで実際にドライバの取得から更新までして説明して頂き、
大変お世話になりました。
このレビュー本文でも改めて御礼申し上げます。

ここまでは自力でも出来るようになった為、手順についてまずは記していきたいと思います。

●標準AHCIモードの適用の仕方
スタートボタンから「ファイル名を指定して実行」、regeditと入力。

ここからは階層の選択で、

HKEY_LOCALMACHINE
 ↓
SYSTEM
 ↓
CurrentControlSet
 ↓
Services
 ↓
storahci(ストレージ・AHCIという意味でしょうか)
 ↓
StartOverride

このStartOverrideにきたら、値を元々の「3」から「0」に変更します。
再起動しBIOSでIDEモードからAHCIモードを選択すると、
以降はAHCIモードで動作するようになります。

ここは私の環境の場合ではありますが、
BIOSの呼び出しは、再起動中にDeleteキーでした。
BIOSからの設定は、
Integrated peripherals

 ↓
On chip ATA devices

 ↓
RAIDmode
 ↓
IDE RAID AHCIの選択肢から「AHCI」選択



となりました。saveを忘れずに!


●AMDのAHCIモードを適用する場合
まずはドライバをダウンロードします。
元々は、自分では適用の仕方はもちろん、
どこのドライバを利用すべきか絞り込めない所でつまずいてしまっておりました。
AMD.comから右欄にあるドライバのダウンロード欄から絞り込んで検索します。
ジャンルはプロセッサ、
次にマザーボードのシリーズ(私の構成の場合870A-G54なので8シリーズの様です)、
最後にOSを選択して検索しました。
先日までXP32bitでしたが、現在は8 64bitです。

↓2012/12/9現在XP32bitの場合の検索結果↓

http://support.amd.com/us/gpudownload/windows/Pages/raid_...

↓2012/12/9現在8 64bitの場合の検索結果↓

http://support.amd.com/us/gpudownload/windows/Pages/raid_...

どちらも上にある方の「AMD chipset Driver」を選択します。
ファイル名から察するに、どちらも32bitでも64bitでも共用の仕様になっていると思われます。
また、8用のドライバはVista、7と同じドライバになっているかと思われます。

これらのドライバをダウンロードしたら、フォルダを展開します。

コンピューター右クリック
 ↓
管理
 ↓
デバイスマネージャ
 ↓
「標準SATA AHCIドライバ」右クリック
 ↓
「ドライバー」タブ
 ↓
ドライバーの更新
 ↓
コンピュータを参照
 ↓
コンピュータ上のデバイスドライバの一覧
 ↓
ディスク使用
 ↓
AHCIドライバを指定し、AMD SATA Controllerを指定します。

ドライバの場所は、Vista、7、8の例だと

C:\AMD\Support\12-10_vista_win7_win8_32-64_sb\Packages\Drivers\SBDrv\hseries\AHCI\(Vista、7、8の中から現在使用中のOSを選択)
になっているはずです。

XPの場合は上記の通り別個のドライバですので、そのような選択肢になっている筈です。
確かx86やx64という選択肢があったような…(すいません)
あとは流れに沿うまま進めた後に再起動するとAMD SATA Controllerが適用されている筈です。

まだ書き足したい事、以前に撮り納めた画像などあります為、
引き続き更新していきたいと思います。
頑張るぞ!

ひとまずではありますが、これまでのベンチマーク結果の変遷を残しておきたいと思います。

XPでIDEモードそのまま

 ↓
XPで標準ドライバを入れた場合。書き込みが主に上昇しました。

 ↓
XPでAMDドライバを入れた場合。更にランダム読み書きが主に上昇しました。

 ↓
8でドライバを入れた場合。さらに全体的に僅かに、なんとか誤差ではない?レベルで改善


SATA3ケーブルを買い換えて、別のソフトで計測した結果


infyさんの環境でこのSSDを試してもらった結果


ここまでに較べて圧倒的に高いです…
ランダム読み書きについては、ある程度この結果との差を詰める事ができましたが、
これでもまだ、他のレビューワー様方の結果には遠く及ばない状況です。

地元の友人のcorei7でのベンチマークでは、他のレビューワー様と同程度の結果が出ました。
画像は送ってもらわないと手元にありませんが、その友人もSSDに換装した時に
一緒に画像もフォーマットしてしまったとの事…。

やはり、Intel環境ではないAMD環境であることと、
構成パーツ全体の新旧も含めて、
相性の問題は大きいのかと思われます。

30人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (6)

  • まささん

    2012/03/08

    初めてのプレミアムレビューおめでとうございます!

    そして、お疲れさまでした(^-^)

    SSD速くていいですね!速く私も体験したいです!
  • tepiaiさん

    2012/03/10

    まささん>
    コメントありがとうございます!
    かなり緊張しながら書きましたが、
    きちんと比較データを出したのは、もしかしたら初めてかもしれません^^;
    慣れていけば、もっと要領よく、
    良いレビューを書けるようになるかな…?
    と、地道に頑張っていこうと思います!

    HDDからSSDに変わると、
    もう元に戻ると違和感を覚えそうなくらいに、特に起動が早いです!
    是非是非!
  • CLWさん

    2012/03/11

    お疲れ様でした。m(__)m

    初めてにしては、よくできていると思います。

    これからも、頑張ってください。(*^_^*)
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