レビューメディア「ジグソー」

体感できる速さです。

このたびは、「インテル(R) SSD 520 シリーズ リリース記念 プレミアムレビュー」のレビューアーに選んでいただき、ジグソー運営事務局様、インテル株式会社様、関係者の皆様にお礼申し上げます。

今回が初めてのプレミアムレビュー、SSD体験でドキドキワクワクしながらレビューを楽しみました。

○ レビュー課題
 1. インテル(R) SSD 520をお手持ちのPCに換装する手順
 2. ストップウォッチなどを使用して以下の時間を計測。インテル(R) SSD 520への交換の前後での時間を比較。
  (1) OSが起動する時間
  (2) マイクロソフト(R) エクセルやワード、画像や映像の編集ソフトを使用してサイズの大きなファイルを処理するのに掛かった時間
 3. CrystalDiskMark Nano Pico Edition のスコアをインテル(R) SSD 520への交換前後で比較
   ダウンロードはこちら: http://zigsow.jp/cdm/
 4. 応募時に記入されたテーマ


---------------------------------------------------------------------
0. レビューを実施したPC
---------------------------------------------------------------------
HP Pavilion dm1-4000 A3U47PA-AAAA


スペック
・Windows® 7 Home Premium 正規版 (64bit) Service Pack 1(SP1)適用済み
・インテル® Core™ i3-2367M プロセッサー(1.40 GHz、3MB L3キャッシュ)
・モバイル インテル® HM65 Express チップセット
・メモリ 4GB(4096MB×1) PC3-10600 DDR3-SDRAM (最大4GB)
・640GB ハードドライブ(シリアルATA、5,400rpm)
・インテル® HDグラフィックス3000(プロセッサーに内蔵)
・11.6インチワイドHDウルトラクリアビュー・ディスプレイ(1366×768/最大1,677万色)

当初、ASUS U24E-PX2430 で実施予定でしたが、インテル(R) SSD 520が認識できず半日設定を変えてみましたが断念しました。
ASUS U24E-PX2430 は、SSDの相性問題が有るようでそれが原因かも知れません。


これではレビューできないので、メインで使用しようしていたGateway EC19C-A52C/S で試したところ一発で認識しました。


だが・・・

レビュー準備のためクローン作成や換装を実施しているときに電源が入らなくなり壊れてしまいました。(涙)
修理には2~3週間かかるとのことでレビュー締切に間に合わないため、HP Pavilion dm1-4000 A3U47PA-AAAA を新規に購入しました。


---------------------------------------------------------------------
1. インテル(R) SSD 520をPCに換装する手順
---------------------------------------------------------------------
まず インテル(R) SSD 520を開封してみます。

パッケージは、茶箱の簡素なものです。


パッケージを開けたら、本体とステッカーが入っていました。説明書もなくこちらも簡素です。


インテル(R) SSD 520本体は、ケースに入っていて基盤などは見えません。


HP Pavilion dm1-4000 A3U47PA-AAAA 本体の裏面は、ネジなどなく最初は開封方法がわかりませんでした。

メモリ増設も出来ない機種なのでマニュアルにも開封方法の記述もありません。

 

ここはやってなんぼということで、隙間が出来そうな場所から探り探りしながら試していたら、バッテリーラインの部分がスライド出来そうなので、思い切ってやってみたところ全体がスライドして開封できました。

5mmほどスライドしたところで上に持ち上げるとバックパネルが外れます。

開封できてしまえば、HDDはネジ1本で固定されているだけですので、簡単に換装ができました。

 
 
インテル(R) SSD 520への換装後にリカバリーディスクを使用して、工場出荷状態に初期化して準備完了です。
(HDDも工場出荷状態に初期化して、同一条件で測定できるようにしました。)

環境設定・ソフトウェアのインストール
・無線LANへの接続
・Microsoft Security Essentialsのインストール
・Logcool Setpointのインストール
・Google日本語入力のインストール
・キングソフトオフィスのインストール
・PhotoShopのインストール
・CrystalDiskMark Nano Pico Editionのインストール


---------------------------------------------------------------------
2. ストップウォッチなどを使用して以下の時間を計測。インテル(R) SSD 520への交換の前後での時間を比較。
---------------------------------------------------------------------
(1) OSが起動する時間(電源投入からログイン画面が表示されるまでの時間)
HDD 00:48
SSD 00:15
※インテル(R) SSD 520が3倍速いです。体感でも早いのが確認できました。
 
BootRacerでの測定結果
※インテル(R) SSD 520が2倍速い結果がでました。
 
ログオン画面までの時間
HDD 00:20
SSD 00:09
SSD 00:14 (Windows 8 Consumer Preview)
 
デスクトップ表示での時間
HDD 00:52
SSD 00:21
SSD 00:38 (Windows 8 Consumer Preview)

(2) マイクロソフト(R) エクセルやワード、画像や映像の編集ソフトを使用してサイズの大きなファイルを処理するのに掛かった時間

キングソフトオフィス Write で、575MBのファイルを開く時間
(アプリケーションの起動時間含む)
HDD 00:26
SSD 00:10
※インテル(R) SSD 520が2.5倍早いです。
 
フォトビューワーで、571MBの画像(TIFF形式)を表示する時間
(アプリケーションの起動時間含む)
HDD 00:10
SSD 00:06
※インテル(R) SSD 520が2倍早いです。
 
Photoshopで、571MBの画像(TIFF形式)を表示する時間
(アプリケーションの起動時間含む)
HDD 00:34
SSD 00:17
※インテル(R) SSD 520が2倍早いです。

 
---------------------------------------------------------------------
3. CrystalDiskMark Nano Pico Edition のスコアをインテル(R) SSD 520への交換前後で比較
---------------------------------------------------------------------
(1) Random

HDD

インテル(R) SSD 520


(2) 0 Fill (0x00)


HDD

インテル(R) SSD 520


(3) 1 Fill (0xFF)

HDD

インテル(R) SSD 520

 
---------------------------------------------------------------------
4. 応募時に記入したテーマ
---------------------------------------------------------------------
(1) ノートPCのバッテリー駆動時間への影響
どの様なテストをすれば、評価できるか悩みました。
バッテリー駆動状態で、30分間 CrystalDiskMark Nano Pico Edition を動作させてバッテリーの残量を比較してみました。
 
結果:どちらも 90% で同じでした。

(2) OSのリカバリー時間
工場出荷状態へリカバリーが完了するまでの時間を測定しました。
HDD 19:07
SSD 07:18
※インテル(R) SSD 520が2.5倍早いです。時間がかかる作業ですので速さが体感できました。

(3) 巨大ファイル(2GB)のコピー時間
HDD 01:01
SSD 00:17
※インテル(R) SSD 520が3.5倍早いです。速いのが見て取れました。

(4) エクスペリエンスインデックス
※HDD 5.9からインテル(R) SSD 520 7.9(最高値)にアップしてます。

HDD

インテル(R) SSD 520

インテル(R) SSD 520 (Windows 8 Consumer Preview)

 
---------------------------------------------------------------------
5. 最後に
---------------------------------------------------------------------
インテル(R) SSD 520は、OSやアプリケーションの起動が、体感できるほど速くなります。
レビューしたのは120GBと容量が少ないため、内蔵できるドライブを増やせないノートPCでは、実用にはすこし厳しいかなと思いました。
容量が大きなモデルは、高価で中々手がでない価格ですが、今後安くなってきたら標準搭載のPCなど増えてくるのではないでしょうか

今回のレビューは、環境準備でバタバタしてしまい心が折れそうになりながら頑張って達成感が得られました。
また、チャンスがあれば挑戦したいと思います。

まだ確認してみたいことがありますので、確認できましたら追記します。


---------------------------------------------------------------------
追記
---------------------------------------------------------------------
2012.03.08 BootRacer測定結果
2012.03.08 Windows 8 Consumer PreviewのBootRacer測定結果
2012.03.08 Windows 8 Consumer Previewのエクスペリエンスインデックス

2016.01.17 新エディタで画像の差し替え

コメント (8)

  • Nao-Rさん

    2012/03/06

    レビューお疲れ様でした
    SSD520  SpeedDemon お仲間ですね ww

    が、! レビューの為に HP Pavilion dm1-4000 ご購入~
    とは恐れ入りました、・・・ で、できない ^^;
    しかしSSD520に換えてしまうと、他の部分がついてこない
    といった印象になりますね
  • R-O-G-Eさん

    2012/03/06

    レビューお疲れ様です。

    最近のWindows7導入のノートPCは
    HDD搭載機でもSATA3に対応しているんですね~。
    速度がすばらしい…。
  • ガトーさん

    2012/03/06

    レビューお疲れさまでした!

    色々とトラブル続きで大変でしたね(^^;

    エクスペリエンスインデックスを見させていただいていると・・・・グラフィックをなんとかして上げたくなってきました(笑)
他5件のコメントを表示

ZIGSOWにログインするとコメントやこのアイテムを持っているユーザー全員に質問できます。

YouTube の動画を挿入

YouTube の URL または動画の ID を入力してください

動画の ID が取得できません。ID もしくは URL を正しく入力してください。

ニコニコ動画の動画を挿入

ニコニコ動画の URL または動画の ID を入力してください

動画の ID が取得できません。ID もしくは URL を正しく入力してください。

ZIGSOWリンク挿入

検索対象とキーワードを入力してください

    外部リンクを挿入

    リンク先の URL とタイトルを入力してください

    URL を正しく入力してください。

    画像を挿入(最大サイズ6MB)

    画像を選択してください

    ファイルサイズが6MBを超えています

    別の画像を追加

    ほかのユーザーのレビュー

    ZIGSOW にログイン

    ZIGSOW会員登録(無料)はこちらから