zigsowでは「速い!」と評判のSSD。たいへん楽しみにしています。起動ドライブの換装というのはほとんど経験がありませんので、不安もありますが、一所懸命勤めさせていただきたいと思います。
☆ 応募の経緯。
今回は気まぐれです。と言い切ってしまうと素っ気ないですが、そういう要素が多いですzigsowに参加してからSSDのレビューは2回程ありました。しかし、今まで応募はしませんでした。
当時所有していたノートパソコンが古く接続規格に合わない、ということもありました。でも、応募を見送っていた理由はデータの移動でした。大昔にAppleのPowerBookでハードディスクの換装をやった経験があります。新しいハードディスクに換装していちからOSを入れ直す、クリーンインストール?という方法です。しかし、ハードディスクの内容をそっくりそのまま別のハードディスクにコピーして、それを換装して換装前と全く同じ状態で起動させる。ということをやった事がなかったのです。
それと、ベンチマークソフト。選出されておきながら今更なのですが、その手のソフトを使った事がありません。ベンチマークって何?って感じです。まぁ、いろいろパソコン関係の情報に日々触れていると、なにかの速度を計測するものであるというのはなんとなく解りますが、パソコンの自作もノートパソコンのハードディスクの換装もしないので、使う機会がありません。
しかし、これまでのレビューも気になります。いままでSSDのレビューを見送った間にzigsow自体にSSD換装の情報が集まってきました。SSD換装の手引きとして今回の応募に引用されているレビューもあります。ということでこれらの情報を参考にすれば、私でも何とかなるのではないのかなと。
それと、自由課題の中に「パソコン関係以外の機器への換装」というのがありました。現在レグザTVに3.5インチの内蔵ハードディスクを、「お立ち台」という物にセッティングして外付けハードディスクとして接続しています。この「お立ち台」を使ってSSDを接続して使えるのかなと。使えるとしてダビング(ムーヴ)の速度はどうなるのかなと。
ただ、一度レグザTVでフォーマットしたものを再度、ノートパソコンで使えるのか?というのはやった事がないので不安な部分が有るのですが、それもレビューになるのかなと。
ということで「換装が巧くできるのか?」「レグザテレビで使えるのか?」ということが個人的な主題です。
といつもながら長い前置きになりました。さらにいつもならここから「開梱から順をおって〜〜」となるところですが、今回はいつもと勝手が違います。今までと今回の違いは「換装前と換装後の比較」です。ということで換装前と換装後に同じ事をやって比較しなければなりません。換装後に換装前にし忘れた事に気がつくとたいへん手間がかかります。
レビューも今回は順を追って逐一書いていくより、「換装手順」と「測定結果の比較」と分けて書いた方が解り易いかな?ということで事前に換装手順とレビューの書き方の確認を。
☆ 要点 「換装前と換装後の速度の比較をしなければならない。」
1換装前、換装後のOS起動の速度の比較。
2換装前、換装後の自分の使っているソフトでの処理速度の比較。
・「Free Make Video」動画ファイルの変換・結合 その他。
3換装前、換装後に「Crystal Disc Mark Nano Pico Edition」を使ってのベンチマークテストの比較。
必須課題としては1.2.3ですが、3は新たに「Crystal Disc Mark Nano Pico Edition」をインストールしないといけませんので、4として「Crystal Disc Mark Nano Pico Edition」のインストール時間の換装前と換装後の比較。
☆ 実際の手順、「換装と測定の手順」
○換装前
1OS起動時間の測定
2「Crystal Disc Mark Nano Pico Edition」のインストール時間の測定
3「Crystal Disc Mark Nano Pico Edition」でベンチマーク測定
4「Xアプリ」の起動時間の測定
5「X アプリ」を使ってのCDリッピング時間の測定
6「Free Make Video」を使っての動画ファイル変換・結合時間の測定
7 ハードディスクからSSDへの換装
○換装後
8 OS起動時間の測定
9 「Crystal Disc Mark Nano Pico Edition」でベンチマークの測定
10「X アプリ」の起動時間の測定
11「X アプリ」を使ってのCDリッピング時間の測定
12「Free Make Video」を使っての動画ファイル変換・結合時間の測定
13「Crystal Disc Mark Nano Pico Edition」のアンインストール
14「Crystal Disc Mark Nano Pico Edition」の再インストール。(インストール時間の測定)
☆レビューの手順。(全体をレビューとして見やすいように並べてみると)
・開梱
・7
・2と14の比較
・3と9の比較
・4と10の比較
・5と11の比較
・6と12の比較
・自由課題
というのが大体の手順。実際は動画の取り直しとかで換装前、換装後が逆になってたりします。
☆ 自由課題について
★レグザの外付けハードディスクとして使えるか。
・「お立ち台」使用。
・録画ができるか?ムーブの速度は?
・一旦レグザ用として使った物をパソコンでまた使えるのか?
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ということでここからレビューに入ります。
☆ 開梱から換装まで。
◆1 開梱
非常にコンパクトです。モノがパーツですから。
・箱 ・SSD本体 ・袋 ・ステッカー
ステッカー「SPEED DEMON」かっこいいですね。製品型番とか愛称として品名につけてしまえばいいのに。
◆2 換装のために事前作業。
・今回換装を行うノートパソコンです。
品番 CF-S9LWEJPS
インストールOS Windows XP professional service pack 正規版
CPU インテルCore i5-560M vPro プロセッサー 2.66GHz
メインメモリー DDR3 SDRAM 2G
ハードディスクドライブ 250GB
メモリなどは増設していません。
・パスワード設定はずす。
今回のレビューにOSの起動速度を計るというのがあるのですが、レッツノートを購入して最初の起動のときパスワードを入れる設定にしており、そのままではパスワード入力画面で起動が中断されてしまいますので、パスワードの入力の設定を外しました。
・データ量の確認と整理整頓。
SSDの容量が120GBなのでそれ以上のデータはコピーできません。現在ハードディスクのデータ量が95GBなので問題なさそうです。
データのコピーに時間がかかるかも知れませんので、Cドライブのデータの整理整頓を。あまり使わないものやまとまって大きなファイルなどは外付けのドライブに移しました。デスクトップのアイコンをあまり使わないものを削除して並び替え、デフラグを行いました。
◆3 データのコピー ※この時点で換装前にしなければならない測定は終わっているはず・・・
今回一番不安に思っている部分です。果たしてなにをどうやったらいいのやら。しかし、さすがに幾度もレビューを募集しているzigsowさん。サイトに手順が掲載されていました。それを参照して進めていきます。
http://zigsow.jp/special/intel/ssd/try/
専用ソフトを使ってハードディスクからデータをコピーしてというか、まんま起動ドライブのクローンを作るようです。専用のソフトはメーカーからダウンロードできるとのこと。で事前にSSDを接続しておいてパソコンで認識されていなければならないとのこと。
まずは、SSDをハードディスクケースに入れないといけません。ここで手持ちのハードディスクケース。壊れたノートパソコンの内蔵ハードディスクを有効活用しようという事で、2年程前に買っていた物です。壊れたノートパソコンはIDEでしたが、そのうちS−ATA規格のものも扱うかもしれないと、兼用品を買っていました。パソコンとはUSB2.0で接続します。あのときの判断は正しかった。コレが無いとハードディスクケースを買いにいくか、お立ち台で試さないと いけなかったところです。あ、それもレビューになったかな?(笑)
SSDをハードディスクケースにセッティングします。
そのままレッツノートに接続。新しい機器が接続されたとの表示がでました。認識されたのかなと思ってマイコンピューターで見てみたのですが・・・表示されていませんでした。
どうしたら良いか解らないので続けます。
サイトからデータ移行ソフト 「Data Migratino Software」をダウンロード。そしてインストール。さらに起動。SSDが認識されていないと進まないようなので、認識されているのでしょう。手順のはじめの方で再起動を求められる画面が表示されますが、そのまま従って再起動します。
最後に「今すぐクローン作成」を押しました。コピーが始まります。
終了まで約100分程かかりました。元のハードディスクの容量や本体とケースとの接続の規格にもよると思います。CDのリッピングデータが多かったのでもっと削っておけば良かった・・・・
コピー終了後止まってしまいますので電源スイッチを切って終了します。(自由課題のレグザTVで使ったあとで再度やってみら、コピー後自動で電源を切る、というチェックがありました。チェックすると自動で電源が切れます。)
◆4換装
クローン作成が終わりましたので本格的に換装作業にはいります。
ここは参考にoperaさんのレビューを参考にさせていただきました。変えようもないので全くパクった感じになってます(笑)
まずは「レッツノート」からバッテリーを外します。
蓋を外すにはネジを2箇所外さないといけません。
一般的に売っているような家庭用のセットのドライバーだと大きいです。
精密ドライバーの方じゃないとネジが合わないです。
ネジは小さくて外したあとでもなかなか取れませんでした。
蓋を外します。
ネジさえ外せれば蓋は簡単には外すことが出来ます。精密ドライバーの先で押さえているのはハードディスクに付いているベロです。これがキモであとで必要になってきます。
ハードディスクを引き出します。
ベロを引っ張ってゆっくり引き出します。画像のように途中まで。コネクターケーブルの長さの関係でこれ以上は引き出せません。無理に引き出さないようにしてください。
コネクタを外します。
そんなにキツくははまっていませんので、ゆっくりまっすぐ引き抜いてください。
ハードディスクを抜き取ります。
抜きとったあとハードディスクが入っていた中は画像のようになってます。これがあとで厄介。
ハードディスクに付いていたベロをSSDに付け替えます。
これをやらないとSSDを抜き出すとき、大変な事に。
ベロをつける面を間違わないように、コネクタの向き、SSDとの繋ぎ方を確かめて行ってください。
粘着力が弱まらないように接着面にはできるだけ触れないように。
換装の度にベロを付け替えるのは手間です。
SSDにはあとで幅広のセロハンテープを細工してベロを作りくっ付けました。
SSDを本体に入れます。
コレが難儀で、先の画像のようにハードディスクを押さえるための、スポンジ付きの枠みたいなものが湾曲して、スペースを塞いでおり、なかなかSSDを入れる事が出来ませんでした。
※この時点でoperaさんのレビューを中途半端にしかみておらず、テレホンカードを使うという事を自分で思いついて、得意になりましたが、あとでoperaさんのレビューを見直してみると既に・・・
コネクタの接続。
そしてコネクタの接続。あまりキツくはないので強い力は要りません。
丁寧に差し込んでください。
SSDを中に押し込みます。
丁寧にゆっくり押し込んでください。ケーブルも同時に丁寧に。
カードを使った入れ方
蓋を綴じます。
押さえていないと蓋がひらいてしまうので、押さえながらネジを締めないといけません。ネジを2本締めて完了です。
☆ 換装前、換装後比較。
・事前にちょこちょこしたこと。
ウェブカメラは200万画素。録画のソフトはついていませんでしたので、フリーのソフトを使っています。パソコンの処理の能力が低いのか、変換?取り込み?がまに合わないのか、録画がたまにとまります。
ストップウォッチはきちんとしたものは持っておらず、携帯電話の機能を使いました。ただし電気を消費しないように画面が一定時間で暗くなるようになっており、その設定は点灯時間を延ばす事はできますが、全くカットしてしまう事ができません。ということでカウントの画面がときどき暗くなりうつりにくくなってます。そのたび何かキーをさわって照明が点くようにしています。カウントも60分までしかできません。
手持ちのもので安上がりに(笑)
◆ OSの起動時間の比較
起動の速度という事ですが、バソコンの自作もしませんし、ハードディスクの換装もやった事がほとんどありませんので、そういう測定はやった事が無く・・・起動というのは何処から何処までを計るのかな?という事で、それをいちからまたネットで調べるのも時間がかかりそうなので「全てのアイコンが表示されて、カーソルの砂時計表示がでなくなるまで」と勝手に自分で決めました。
換装前
換装後
換装前 3分2秒あたり
換装後 2分10秒あたり
早くなったようには感じます。でもあまりに「爆速」(笑)とかいうイメージがあったので「半分くらいになるのかなぁ」なんて思ってましたが、期待が大きすぎたのでしょうか。時間で50秒ほどの差。無茶苦茶早くなったようには感じませんでした。
割合としては30%ほどなので数値的には早くなったという事になるのでしょうけれど・・・仮に換装前、起動に5分かかっていたら、換装後30%早くなったら、1分30秒早くなる計算なので、それくらい早くなったら、かなり早くなったと感じるのかもしれません。
周辺機器はすべて外してますし、起動と同時に作動する常駐のソフトも重いものはないと思いますし、それほど差が出なかったのでしょうか。OSが古いWindows XPということもあるのかもしれません。
毎日起動させる使いかたをしているのなら1年で365分、6時間と考えれば確かに大きな差になりますが。
◆ 動画変換・結合時間の比較
Word Excel などのテストと「指令書」(笑)には書かれていたのですが、画像埋め込みの文書を大量に持っている訳でも無く、大量のデータをVBAで処理するシートを持っている訳でもなく・・・
速度の差が解るように、そこそこのデータ量のファイルを使うとなると、私が使っている物としてしては「Free Make Video」。このソフトを使っての動画の結合とファイル形式変換。これを換装前、換装後で比較する事にしました。
47MB、40MBのmp4ファイルをWMAファイルに変換し結合する作業です。
画質を落としたりとかはしていません。
換装前
換装後
換装前 5分45秒あたり
換装後 5分10秒あたり
その差 35秒程 ということでこれもあまり差が無く・・・
◆ 「Crystal Disc Mark Nano Pico Edition」 での比較
「指令書」に指定されていた物のひとつです。しかし・・何のソフトなのかよく知りません。過去のレビューなどを見てみるとハードディスクの書き込み読み出しの速度を測るソフトのようです。ん・・・そりゃ私には関係ない訳です。パソコンの自作もしませんし、ハードディスクの換装もしませんから。ハードディスクの読み出し、書き込み速度が問題になってくるような動画編集なんてしませんしね。
テスト用のデータ量とテストの回数が選択でするようになっています。あまり少ないデータ量で行うとメモリの機能の影響を受けるという事で、2000MB。何回やっても一番早い速度が表示されるという事なので、トップスピードの競争している訳でもなし、ということで回数は一回で。
換装前
換装後
無茶苦茶早くなってるって事になってますが・・・ ここまでの、起動時間や「Free Make Video」のストップウォッチの測定や体感上で「そんないうほど早いのか?」って感じていますので、「この数値、いやソフト自体信じていいの?」って感じです。口差無く言えば「同じインテルの製品やし、下駄履かしてないか?」というのが正直な感想。
いや、「Crystal Disc Mark Nano Pico Edition」で出た数値をストップウォッチで計った時間に当てはめて計算したりすると妥当なのかもしれませんが、そういう知識ありませんし。
◆ インストール時間の比較
「ドライブが変わるんだからインストール時間も短縮できるんじゃないの?」ということで、「Crystal Disc Mark Nano Pico Edition」のインストールのついでにインストール時間も計ってみました。
一旦インストールした物を、計測のためにアンインストールしたりしてますので、純粋に初めてインストールした場合と違ってくるとは思いますが。
換装前
換装後
換装前 6秒98あたり
換装後 6秒14あたり
0.7秒くらいの差は、スタート時にパソコンとストップウォッチを同時に押すときのずれで生じそうです。
これも全く差がない。ということになりました。
◆「X アプリ」の起動時間の比較
換装前
換装後
換装前 4秒51あたり
換装後 3秒54あたり
約一秒の差。
◆ 「X アプリ」でのCDリッピングの比較
換装前
換装後
換装前 3分59秒あたり
換装後 3分56秒あたり
これも差は無し。
◆ 換装前、換装後の比較の結果
ということで換装前、換装後の差という事では私のよく利用する状況では「全く差がない」と言っていい程差がないという結果に。
「テストに使ったデータの量が小さかったから差が感じられなかった」という事なのでしょうか。
それともやり方が間違っているのでしょうか。「初めてのSSDの換装をひとりやってみる。」ということで、余計な先入観をもったり、他の方のレビューと似通ったりするのを避けるために、あまり他の方のレビューはみないのですが。
やりかたが間違っていたとしても「初心者がやるとこういう間違いをする」という参考になりますかね。
私のパソコンがどこか壊れているのでしょうか? メモリー不足? 酷いウィルスに冒されているとか?パソコンの仕組みとSSDの仕組みが合ってないとか? 元のハードディスクが早かった?
後日いろいろ調べて見たいと思います。
☆ 自由課題
うっかりこれを最初にやってパソコンで使えなくなってしまうと、必須課題ができなくなってしまいますので、必須課題が終わってから行います。
◆レグザTVの外付けハードディスクとして使えるか。
一旦レッツノートにハードディスクをもどして今まで通りに使えるかどうか確かめます。
SSDをレグザで使ってしまったあとに、もしハードディスクで起動しなかったら・・・クリーンインストールになってしまいます。それを考えるとおそろしい・・・
その後で取り出したSSDを何もしないでそのまま、お立ち台に装塡してしまいます。
認識されました。
そのままレグザの機能でレグザ用にフォーマットしてしまいます。
10時間44分録画できるハードディスクとして登録されました。
番組をムーヴしてみます。55分の番組です。
ムーヴできました。
かかった時間は丁度8分程でした。
HHD→SSD SSD→HDD でも時間は変わりませんでした。
SSD→SSDなら早くなるのかもしれません。
録画をしてみます。普通に録画できました。30分番組です。再生も問題ありませんでした。
一応レグザで使えるという事はわかりました。しかし、レグザ用として使えても、パソコン用としてまた戻して使えないと困ります。
ということで再び外付けハードディスクケースにいれてレッツノートに接続。「Data Migratino Software」でクローニングしてみました。そして換装。問題なく使う事が出来ました。
☆ まとめ(あまりまとまってませんが・・・)
いままでパソコンは使うだけで、自作やパーツを交換して性能をあげるということは、知ってはいてもなかなか手を出し難かったです。交換するだけのメモリーはともかく、データの移動(起動ドライブのクローニング)を伴うハードディスクの換装は特に。
ですからだいたいは、データは外付けハードディスクに入れて、パソコンの交換のときは、いちから環境の再構築。今はメーカー公開のソフトと簡単な換装作業で手軽に内蔵ハードディスクを交換できるのですねぇ。驚きでした。若干手間取ったところもありましたが、こんなに簡単に換装が済むとは。これは素直に感嘆しました。
手間取ったところはベロの付け替えと、SSDをレッツノート本体に入れる最初の部分。ベロはSSDの付属品としてつけてほしいような気がします。元のハードディスクに付いているものを何度も付け替えていると粘着力が弱くなってきますし。
もしくは、どこかに針金でも引っ掛けて引っ張りだせるような、突起か穴でもつくってくれれば、針金ゼムクリップを曲げたものでも引っ掛けて引っ張りだすのですが・・・
換装のレビューに書いてますが、結局は幅広のセロハンテープを細工して自分で作ってしまいました。こちらのほうが簡単かも。
ハードディスクのスペースを塞いでしまって、SSDがレッツノート本体に入れ難かったのは、パソコン側の事情なのでいかんともしがたいですが。
SSDの早さは、OSの起動以外、私の環境では残念ながら計ってみても差がありませんでした。差が認められたOSの起動に関しても、あまりにもいままでの情報で「早い、早い」と刷り込まれていたので、期待が上回りすぎたから「こんなもんなのかなぁ?」という感じ。目覚ましい速度向上というのは体感できませんでした。
しかし、「X アプリ」の起動で約1秒の差があったということで、OSの起動、ソフトの作業よりも、ソフトの起動、操作性が体感上いままでよりもきびきびしているので、パソコン全体が使い易くなっていると思います。あまりやらないソフトが処理する作業の時間短縮よりも、ソフトを開いたり、逐次操作するときの反応の早さの方が今の私には重要で、この一点において非常に有用です。ということでたいへん満足しています。
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2012/03/10 本文を修正するとつじつまが合わなくなりそうなので追加という事で。
他の方のレビューを見てみたのですが、OS起動などは十数秒以内、その範囲で更に何秒早くなったかの世界なんですね。
その計算で私に当てはめて考えてみると「かなり早くなっている」と言えます。
「Free Make Video」の動画の変換結合、「X アプリ」の起動も同じく速くなっていることになります。効果が見られなかったのはCDのリッピングだけですね。それらを含めて考えると「やはりSSDは速い」ということになります。
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「パソコン用よりもレグザ外付けとか録画機としての方が将来有用なのではないかなぁ。」なんて思います。ハードディスクよりショックや熱には耐久性があるとのこと。テレビでは単位当たり(ひと番組あたり)扱うデータの量が常に大きいです。1時間番組で6GB〜7GBとか(ウチのレグザTVの場合)。
SSD→SSDで大容量のデータのムーヴ時間を短縮(未検証)できるとなると、時間短縮の効果も大きいと思います。書き込んだらそれで終わりの(今は書き戻しもできるそうですが)ディスクメディアに比べてムーブできるということは、差別化を強調できる部分だと思います。(そのかわりコピーはできません。使い分けということで。)
今のままでは価格的に到底勝負にはなりませんが、将来大容量のものが安価に出回れば、ディスクメディアに移動せず、SSDに入れたまま省スペースに保管ということが標準という事になるかもしれません。素人考えですが。
◇ 今回の反省。
・起動ドライブのクローニングの際、CDリッピングのデータをもっと削っておけばよかった。クローニングの時間がもっと短縮できたかも。
・ソフトのインストールや経過の画像をもっとキャプチャーをしておけば良かった。失念していました。
・たまたまレビュー直前に新しいウェブカメラを購入しており、動画を試してみたくて調子のって沢山撮ったのですが、単調で長いだけの動画なので、撮らなくても良かったかも。画質も良くはありませんし。
・あいかわらず長い・・・
今回のレビューで起動ドライブ換装の苦手意識は払拭されました。レビューをご覧の通り、私もパソコンに関しては初心者同然なので、このレビューがパソコン初心者の方々の一助になれば幸いです。 レグザなどテレビ録画機の将来にも期待がもてて、夢も膨らみます。このようなレビューの機会をいただきまして、zigsow様、インテル様、本当にありがとうございました。
◇ レビューでは目立たなかったが裏で活躍した機材たち。
クローニングのために使ったハードディスクケース
SSD装塡のために使ったトミカショップボイントカード
動画撮影に使ったウェブカメラ
ウェブカメラを固定するためのホルダー
さらにウェブカメラ+ホルダーを固定する三脚
動画を録画するために使ったパソコン
ウェブカメラのケーブルが短かったので延長ケーブル代わりに使ったUSB-HUB
ストップウォッチ代わりに使った契約解除済みの携帯電話
レグザテレビ
お立ち台
ドライブを引き出すためのベロとして細工したテープ
(この文章はNICOLA配列で書いています)
リンさん
2012/03/10
動画もしっかり撮影されていて良かったですよ^^b
皆さんのIntel SSD 520のレビューを見ていると欲しくなりますね!
大切に使ってあげて下さい。
hatahataさん
2012/03/10
ほめていただいてうれしいです。動画をウェブカメラで撮るのは初めてでしたし、あまり画素数の良いカメラではなかったので見難いかなと思ってしました。
コメントいただいて少しほっとしました。
SSD、全体的なきびきびさが快適です。
愛生さん
2012/03/12
デスクトップ画面が表示されてから、アイコンが表示されるまで結構時間が掛かるのですね。
私の環境では、アイコンが表示されてから使える状態になるまでの時間が、結構短縮されましたが、実際に使って見てどうですか?
私が昔レビューしたSSD320の時の結果がコレです。
>使える状態になるまで、HDDは71秒でしたが SSDでは55秒でした!
30%も短縮してないですね(^^;
hatahataさん
2012/03/12
数値だけで言うと30%速くなっていますのでかなりの速度アップだと思います。しかしもとが3分とながかったですし、それが50秒縮まっても、体感上はそう速くなったとは感じませんでした。パソコンの起動は一日一回しかしませんし。
ただ本文にも書いたように、それぞれのアプリケーションの起動が速くなっていますので、あれこれアプリケーションを開いたり閉じたりしますので、全体的に以前よりきびきびして使いやすくなったと感じています。
タコシーさん
2012/04/28
文章の量も多いし大変でしたね
ノートに換装や起動時間の測定方法の写真など面白かったです
hatahataさん
2012/04/29
文章を書くのは苦痛ではないです。巧いかどうかは別として(笑)
「面白い」とお褒めの言葉をいただき、嬉しいです。