先日Amazon MarketplaceのCFD販売で、何故かWestern Digital製SSD、WD_BLACK SN770Mの500GBモデル、WDS500G3X0Gだけが妙に安く売られました。私が見た時点では4,980円でしたが、値下げ直後にはこの価格で更に20%OFFのクーポンが有効になっていたといいます。
私自身はNVMeのSSDはかなりストックしていて、買い足す必要はありません。しかしSN770Mは一般的なM.2 2280形状ではなく、極めてコンパクトなM.2 2230形状で、例えばASUS ROG Allyのような小型ゲームPC等でも使えるものとなります。
この類の特殊形状モデルは必要となって探すと妙に高く付くことが多いこと、仮にそのような用途がなくてもごく普通のノートPC用の入れ替えにも使えることから、これなら持っておいても無駄にならないということで買っておくことにしました。
外箱のデザインは他のWD_BLACKシリーズに属するSSDと同系統のものです。
WDS500G3X0GはモデルネームがSN770Mとなっていますが、標準的なM.2 2280形状でSN770という製品も用意されています。SN770Mは、このSN770をミニサイズにまとめた製品というべきものとなります。両者の仕様表を掲載しておきますが、物理的な寸法以外は全く同じであることが判ると思います。私はSN770を所有していないのですが、実装されている部品の種類や点数もほぼ同じだそうです。ちなみにNANDフラッシュは112層TLCのBiCS5を採用しているそうです。
というわけで特殊形状を要求された場合のストック用パーツ、或いは通常のノートPCの換装用の両にらみで購入しておいたという感じです。
単純にPCIe4.0世代のSSDとしても安価
それではパッケージの中身を確認しておきましょう。
さすがにM.2 2230形状だけにとにかく小さいですね。私自身今まで数多くのSSDを使ってきましたが、M.2 2230形状はDELL製のPCに入っていた1つしか現物は所有していません。
実装部品は全て表面に集約されていますが、型番ラベルの下に全て実装されているため実際に個別のパーツを目にすることはありません。
試しにNVMe用外付けケースに装着してみましたが、このケースが対応する最小サイズがM.2 2230となります。ちなみにこのケースが対応するサイズはM.2 2230/2242/2260/2280/22120となります。
前述の通りこのSSDはあくまでストック部品であり、当面実際に装着できる場所がありませんので、性能測定等はここでは行いません。仕様上はPCIe4.0対応モデルとしては中位クラスの速度(シーケンシャルリード5,000MB/sクラス)ですが、そのクラスの製品としては消費電力が少ないというのがこのシリーズの特徴であり、モバイルPC向けには好適といえるはずです。
出来れば容量が1TB程度であれば文句なかったのですが、この価格であれば十分お買い得と思います。
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購入金額
4,980円
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購入日
2024年07月31日
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購入場所
Amazon マーケットプレイス CFD販売
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