自宅で使用しているデスクトップ PC の動きが緩慢になってきたのと、500GB で残り容量が少なくなってきたため、1TB にストレージの交換をすることにしました。4年間に購入した PC っぽいですね。

 Amazon のセール中だったので、なるべく処理が速い M.2「SAMSUNG 980 PRO」を購入しようと考えていたのですが、DAIV に搭載されたマザーボードを調べると PCI Express 3.0 の旧環境にまでしか対応していないんですよね。

なので、PCIe 3.0 の M.2 を購入しようと探すと、性能で劣るのに 980 PRO と同価格帯なのですよ。
なら、980 PRO を購入した方が良いじゃないですか。

ただ、性能を引き出せないのにもったないなぁ、と考えていて。

980 PRO を購入で心が決まりかけていたところ、1ランク下のスペックで Western Digital ブランドの Black SN770 というのがあるのを知り。PCIe 4.0 なのですがエントリークラスのため、価格もスペックも抑え気味であり、PCIe 3.0 にとっては過剰スペックの為丁度良いのですよ。

 いろいろ調べていると、下記のような記事もあり、過剰スペックの Black SN770 でも PCIe 3.0 旧環境でもそこそこのパフォーマンスを出せることを知り、購入を決めました。 

【アップグレード後の性能が知りたい！】安くなってきたからSSDをアップグレードしたい！PCIe 4.0のSSDを“3.0の旧環境”で使っても意味はある？ - PC Watch (impress.co.jp)

箱。ビジュアルかっこいい。このセンス好き。

エンボス感もあり凝ってます。たぶんこのパッケージをやめてくれれば製品自体の価格はもっと下がるはずなくらいにコストかけてる。

裏面。こっちが表面なのか、っていうくらいに基盤が覗いてます。
なんで視えるようになっているんでしょうか。チップの番号とか確認したいマニアがいるとか？

自分が知らないだけでしょうが、きっと何かが便利なんでしょうね。

中身。M.2 本体だけ。とくにサーマルシートとか余剰品が入っていないのは良いですね。

マニュアル。こっちもセンス好き。タイポ好きには刺さるビジュアルといえます。

 本体。WD の M.2 を購入するのは実は初めて。
クローンを作る時に SAMSUNG の無料クローンソフトが便利だったので、SAMSUNG ばかり購入していたからです。

Western Digital にも無料でクローンソフトがダウンロードできる「Acronis True Image WD Edition」というソフトウェアがあったのですが、僕の環境ではこのソフトがどうしても外付けで接続した M.2 を認識してくれず、イライラしました。

なので、オンラインでのクローン作製を諦め、いったん DAIV内の M.2 を外し、オフラインクローン機でクローンコピーすることにしました。Acronis はアンインストールね。なお、クローン後に内部を再スキャンしたら認識していたので、外付けのドライバ関連で認識されなかったのだと思います。

旧 M.2 が入った状態。新しい M.2 に交換直後です。Pドライブの 真っ赤なのは気にしないでください……。

容量を 500GB → 1TB に変更されているので、ここから容量を拡張していきます。
Windows 便利ですね。

交換したので、Cドライブはディスク0だったのが、ディスク4に変わっていました。

本来なら右クリックで拡張、とすればそのままうまくいくのですが、横に回復パーティションがあるのでグレーアウトしていました。

この領域を削除すれば良いのですが、GUI からはできないので diskpart コマンドから打っていきます。

 これで パーティションが削除できたました。

回復パーティションが削除でき、邪魔がなくなったので隣の領域まで拡張できます。
この状態で右クリックから拡張できます。

  Cドライブが 1TB に拡張できました。

SAMSUNG PM981a / M.2 PCIe Gen3 x4 接続 512GB NVM Express SSD ( M.2 PCI Express 接続 )からの変更なのですが、読み書きはそんなに変わらないかな……。

一応、CrystalDiskMark を動かしてみました。 

良い数字のように見えますが、普段使いのランダムアクセスのところが逆に弱くなっていますね。

クローンしているので既存領域が最適化されていないのか？

良い数字を出したいけど、無駄に動かすと劣化するので、もうやらんけど。

旧ストレージ SAMSUNG PM981a のスペックは、Crucial P2 のレビューの時に一緒に載せています。