Takazineさん作製のRaspberryPi 用のマスタークロック対応I2S高級DAC基板SB32+PRO DoPです.
詳細はこちら.
https://nw-electric.way-nifty.com/blog/sb32pro.html
SB32+PRO DoPの特徴です(HP抜粋).
・ESS社 ハイパフォーマンス32bitDAC Sabre ES9218P
・マスタークロック/スレーブクロック動作切替
・5.6MHzまでのネイティブDSD(DoP)再生(ラズパイ上限)
・384kHz/32bitまでPCM再生(ラズパイ上限)
・PCM5122エミュレータ搭載、HifiberryDAC+PRO用ドライバを使用
・ダイレクトにヘッドホンを駆動
・アナログボリューム搭載により -24dB以上でビットパーフェクト再生
・高精度低位相ノイズクロックNZ2520SD を44.1k系48k系の2個搭載
・アナログ・デジタル独立の3系統 non-NFBレギュレータ電源
・OS-Con 7個搭載
・パナソニックECHU フィルムコンデンサ
・医療グレード薄膜MELF抵抗
・コマンドによりデジタルフィルタ/PLLバンド帯域幅などカスタマイズ可能
SabreBerry+とRaspberry2Bの組み合わせと,DAC51X2 MINI BPLUSとRaspberry2Bの2セットをMPD運用しています(した).
SabreBerry+の後にSaberBerry32が出たのですが,一気に高くなってしまったので一旦見送り.その後,SB32+PRO DoPも発売されていることは知っていたのですが,アナログ復活に注力していたので,横目で見ていました.
そうして,デジタルの世界はDAPのみで過ごしていましたが,最近になってようやくSB32+PRO DoPが入手できたので,デジタル復活です.
アナログもいいんですが,お金がかかりすぎます.フォノケーブルと高級DAC基板が同じ値段てどうなの?と考えてしまいます.やっぱりデジタルにはデジタルの良さがあります.
RaspberryPi 3BとSB32+PRO DoPのセットで組んでも,3万円以下です.他に必要なのはネットワーク環境とmicrSDカード(8GBあれば十分)くらい.NASを使わないならUSBメモリなども音源に必要です.RaspberryPiにキーボードやモニタを接続できますが,面倒なので操作用にPCやスマホも使います.RaspberryPi 3からはWiFiが使えるようになりましたので,ケーブルは電源のみで運用可能です.
基本的に3.5mm4極のヘッドホンジャックは搭載されているので,直挿しで聴くことは可能です.しかし,ライン(RCA)出力を使いたい場合には,基板から配線を出して,RCA端子をハンダ付けする必要が出てきます.が,大きく,ハンダ付けしやすい工夫がされているので,難易度は非常に低いです.
MPDは慣れているVolumio2(UI変更で3とも言われている)です.Audio出力のDAC Modelに“HifiberryDAC Plus”を選択すると,自動的にドライバがあたります.DSDもDoP設定でダイレクト再生可能となります.
ケースなしの基板だけの価格なので,セットモノのDACシステムとは簡単には比べられませんが,凄くクリアで芯のある音です.
3.5mmジャック直挿しのHD650でも十分な音量は取れますが,HD650のためにはHPAがあったほうがいいです.イヤホンならジャック直挿しで十分です.恐るべしES9218Pです.
SabreBerry+と比較すると,音の傾向は同じでESSらしいきれいな音ですが,いい音だと思っていたSabreBerry+も,まだまだだと思い知らされます.極端な例え(100倍くらい誇張)ですが,SabreBerry+が合板を叩いた音がするのに対して,SB32+PROは無垢の音です.合板の乾いた軽いスカスカの音ではなく,固く密度の濃い緻密な音で響きが違います.SabreBerry+は,引退ですね.でも,電源とスマホさえあれば,立派な据置DAPにはなるんですけど...
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購入金額
24,750円
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購入日
2021年頃
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購入場所
SWITCHSCIENCE
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