今まで使っていた右モニタ(ターシャリー)が暴走したので買い換えることになりました。

パッケージの内容物。専用カバーは本体に装着された状態で、USBケーブルは接続用のCーCケーブル2本とタッチパネル用のAーCケーブルが付属する。映っていないがVESAマウント用のネジも付属する
色域が広い
6万円もするだけあって、4K 60Hz 対応です。しかもこのモニターは HDR 対応になっていて、色域が DCI-P3 88% と広くなっています(DCI-P3 100% のモデルもあったらしい)。なお、sRGB は 100% カバーしています。モバイルモニターとしては贅沢なスペックですね。デザインや動画編集などを行う人にとっては色域は広いほうが良いでしょう。
ただ、うちの Windows 環境だと OS の HDR 対応をオンにすると SDR 動画の色分解能が落ちる(ポスタリゼーション)問題が発生するので切ってあります。
(7.4.15追記) M1 MacBook に USB 接続した場合違和感なく HDR 表示ができたのでモニターの問題ではないはずです(HDMI 接続は手持ちのハブが HDMI 1.4 にしか対応していないため 30Hz SDR でしか確認できませんでした)。まだ Windows 10 だからかもしれません。ちょうど今秋 Windows 10 のサポートが終了するので、そろそろアップグレードを考えた方がいいですね、これね。
(7.4.16追記) 私が使っていたのが DP 1.2 対応の変換ケーブルだったことが原因だったようです。DP 1.4 対応の変換ケーブルを買い直す羽目になりました。対応しているケーブルを挿すことで、ポスタリゼーション問題(昔の256色環境や web safe color でフルカラー画像を無理矢理表示しようとしたときのことを思い出してほしい)が解消されました。「4K2K対応」「4K60Hz対応」と書かれていたのだけ見たらこうなりました。DP 1.4 対応のケーブルは「8K対応」と書かれてあります。一部の色については、私にはまだかすかにアーティファクト(色の境界)が感じられますが、目立つものではなく合格と言っていい程度です。
モバイルモニターとしては大きい
17.3インチなのでモバイルモニターとしては大きいです。ただ、この大きさで 4K なので高dpiモニタというカテゴリになります(計算すると 255 dpi です。私が今まで使ってきたものは 100 dpi です)。自宅からテレワークするのに使うのはいいですがノマドワーカーには向きません(大きさがB4くらいあるので恐らくリュックが必要。軽いものでもないし)。
さらにモバイルモニターとしては珍しいことに、VESAマウント用の穴(75 mm ピッチ)があります。私が使っているモニタスタンドでは 75 mm と 100 mm 兼用になっているのでそのまま使用できました。なお、マウント用のネジはこのモニタに付属します。
マウントで使うのでカバーは外していますが、本体とマグネットで付けるようになっています。
タッチパネル
画面はタッチパネルになっていますが、HDMI接続の場合は別途USB接続が必要です。また、Windows のみ対応しています。まだ試していません。
光沢液晶なのが残念
唯一残念なところは、光沢液晶であること(非光沢モデルはVESAマウント用の穴がない)。光沢液晶ははっきり言って邪道だと思っています。そこでアンチグレアフィルムを試したのですがものすごく気泡が入るという保護フィルムあるあるが発生した上にどうも埃が入ったらしくどうしようもなくなりました。もうやだ。
接続時の注意点
USB-C 接続と miniHDMI 接続に対応していますが、USB-C 接続は対応していない機種があります。HDMI接続の場合は外部電源が必要です。電源アダプターは付属のものを使います(スマホの充電器と同様のもの)。
一度ハマったことは、USB-C が DisplayPort だと映らないことです。双方向 DPーUSB-C ケーブルでつないだら映りませんでした(ていうか、DPがソースの変換ケーブルってあまりないんですね。逆はあるのに)。
(7.4.15追記) 私が使ったケーブルが DP 1.2 対応のものだったことが発覚しました。DP 1.4 のものを購入したら再度試します。
(7.4.16追記) 実店舗で DP 1.4 対応のケーブル(HDMI変換)買ってきたので早速試してみました。前述しましたがちゃんと映りました。
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購入金額
64,980円
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購入日
2025年03月27日
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購入場所
ヨドバシカメラマルチメディア梅田

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