昨年から今年にかけて、異例の大ヒットを記録した映画「ボヘミアン・ラプソディ」。先日UHD-BD、Blu-ray、DVDのパッケージも発売され、まだまだ話題は尽きません。
その映画のサウンドトラックは以前から発売されていて、CD、ダウンロード、LPなどのフォーマットが用意されています。
LPは通常の黒色ビニール盤が発売されていたのですが、4月13日の「レコードストア・デイ」に合わせて重量盤かつピクチャー・ディスクという限定仕様が3,000セット用意されるということで、たまたま開催日(厳密にはその翌日)にレコードストア・デイ参加店であるディスクユニオンに立ち寄ったため、この限定盤の方を買うことにしたのです。元々このサントラのレコードは買うつもりでしたので…。
なお、私が買ったのはUS盤ですが、中身は同じものの日本語のブックレット等が添付された国内仕様盤も用意されていました。実売価格が2千円以上違っていたため安い方を買ったのですが…。
収録曲は以下の通りで、概ね映画の中での登場順に収録されているはずです。
特にSide Fourは映画のクライマックスであるLIVE AIDのシーンからエンドロールという流れがそのまま蘇ってきます。映画を観ると「The Show Must Go On」の感動がひときわ強くなる気がします…。
こちらはDisc 1の方です。A面側は映画のジャケット写真がそのまま使われていて、これはDisc 2の方も同様です。B面側はデザインは違うもののどちらもメンバー4人の写真が使われています。
音質は多分通常盤の方が良い
内容については、彼らの代表曲が多く収録されていて、ある意味ベスト盤の1枚として考えても良いものです。一応サントラ盤であるということで、現在Queenの名を使って活動しているブライアン・メイとロジャー・テイラーによる演奏の、20世紀フォックスのジングルが収録されている辺りが面白いところですが。ちなみにこの演奏は映画の冒頭でもそのまま使われています。
曲順は前述の通り基本的には映画での登場順になっていますので、映画を観た人であれば映画の追体験のような形で聴くことが出来るでしょう。映画を観ていないと必ずしも曲順として正しいとは思えないかも知れませんが。
一応オーディオ的な視点でも触れておくために、いつも通りTechnics SL-1200G+audio-technica AT-OC9/III+Phasemation EA-200という環境で聴いた感想も述べておきたいと思います。
重量盤ではあるのですが、ピクチャーディスクという点が音質にどのように影響するか少し心配だったのですが、やはり通常盤と比べると音がやや細身でスクラッチノイズも多めという印象でした。先日掲載したAqoursのピクチャー・ディスクに通じる弱点がやはりあります。
収録されている楽曲は、さすがに素晴らしいものでWAVに起こすために聴いていてもあっという間に2枚組を通して聴き終えてしまうだけの魅力はありました。音質はさておき、LIVE AIDからの流れは特に圧巻です。映画「ボヘミアン・ラプソディ」を観ていなければ特に意識することの無かった、曲の魅力を再発見できた気がします。
ちなみにこのレコードは最初に述べた通り、「レコードストア・デイ」のために用意されたものですが、今年のレコードストア・デイはTechnicsが大きく協賛したようで、購入時にはこんな袋に入っていました。
この袋は結構格好良いと思いましたね。また、レコードストア・デイ限定品のカタログや小冊子も入っていたのですが、こちらにも新製品SL-1200MK7の広告が入っていました。
限定商品はさすがに割高なものは多いのですが、それでもついつい欲しくなるような品がある辺り、企画としては成功なのでしょう。以前買ったこちらもレコードストア・デイの限定品でした。
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購入金額
5,184円
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購入日
2019年04月14日
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購入場所
ディスクユニオン 千葉店
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