1977年発売のレコードです CDが(82年発売)発売される数年前の事ですが....此の頃はオーディオブームがピークでした レコード音質の追求で出てきたのが45回転LPです(LPは通常は33 1/3回転)録音は76cm/sのテープデッキで録音されノイズリダクションは無しで作成されたとの事
録音機材はスティーヴンス 821A-104-24/16 , 811D-104-2/4 (此のデッキはよくわかりません)レコードの音質は良いのですが、ボーカルが入っていないのですね 音質チェックにはボーカルも聞きたい感じです。
あまり頻繁に聴くレコードでも無いのです
曲目と技術的な解説がされています
レコードの回転数を33・1/3回転から45回転にすると高域再生周波数限度が1.8倍になるそうです
が再生時間は74%に減少します
WAVE SPECTRAというスペアナソフトでこのレコードの「ロミオとジュリエット」を再生した時の
周波数スペクトルピーク値(赤い線) カートリッジはSHURE M44-7
赤い線----周波数帯域の最大値の履歴?結果です
緑線------再生中の波形 上部の緑波形は演奏信号レベル
楽器演奏の所為か赤い線のギザギザが目立ちます パーティションを切って個別の楽器を強調した演奏の所為かも ダイナミックレンジはあがっていると思います
33回転の「しあわせ未満」太田裕美ボーカル
33回転の「九月の雨」太田裕美ボーカル
高域の下がりは音楽の高音スペクトルが弱いということでしょうか? 本来、全域均等なスペクトルで測定するのが正解だと思います。
PCで20-20KHzの180秒waveファイルを再生してWavespectraで記録した PCはflatと言うのが判ります 中央の赤い線です。
レコードに収録されているホワイトノイズを再生した場合 赤線がホワイトノイズ
エネルギースペクトル的に均一であれば、ほぼフラットに再生されるようです
カートリッジはSHURE M44-7
高速リアルタイム スペクトラムアナライザー 「WaveSupectra」 作者efuさんに感謝します。
http://efu.jp.net/soft/ws/ws.html
2016-04-23(SAT) 追記
FFTを使って周波数特性を測定するには、WaveSPECTRA作者のefuさんも書かれていますが、正確には表示されないので、掃引時間を十分にとって波形もゆっくり動かすのが一番誤差が低下するみたいなことが書かれています ネットでFFT解析の記事を探していたら正確に周波数特性は表示されないという記事がありました http://nabe.blog.abk.nu/whats-fft
オーディオ帯域の周波数特性には20分くらい掛けてやらないと無理なのかも ですからSWEEP信号で
20秒くらいでは無理ですね 高域が実際より下がって表示されます SWEEP信号でなく単発テスト信号(1KHZ,5KHZ,10KHZ,15KHZなど)はそれほど誤差が無い感じはします
下図はフォノカートリッジ SATIN M-117 no6でテストレコード(victor trs-2001)のスポット信号を再生録音したときのwave再生波形です 40hz,80hz,200hz,400hz,1khz,2khz,4khz,10khz,15khzの各信号レベルです 赤い線の頂点が周波数のレベルです 発振ソフトでsweep信号を作り十分時間をかけて再生すると高域(10khz以上)で低下がありますが誤差位に見えます 画像は上---LCH 下---RCHです
ソフトはサウンドモニターFFTWAVE VER8.2 64BITです
周波数特性は同じようでも、カーリッジ別に再生音は違ってくるようです 難しいものです...
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