レビューメディア「ジグソー」

軽自動車なのにサポカーワイド対応!安全機能重装備のN-BOX

 

還暦を迎え、長年付き合ってきたメルセデスとの決別を決意しました。
利用頻度の割にメルセデスは金食い虫なのです。(E Class StationWagon)


私は、普段は毎月100kmも走行しないのに、税金/保険が高額な上に、車検ともなると毎回30-50万円掛かっていましたので、思い切って軽自動車を購入することにしました。

(車両価格以上に維持費の軽減を重視しました)

自動車税/任意保険の更新が4月,車検を9月に控え、自動車メーカーの決算時期であるこの春が好機と考え、買い替えることにしました。

 

基本的に、週1回の買い出し用クルマなので、もう軽自動車で充分と考えました。

とはいえ、私にとっては、多分単品では今年一番の高額な買い物です。
昨年の自宅屋根のリニューアル+壁面塗装に比べたら安いのですが、なかなかの高額商品です。

久しく車の価格を見ていなかったこともありますが、軽自動車で200万円近くも掛かるなんで思ってもいませんでした。
車両価格は、リッターカーと余り変わりませんが、税金関連が安いので、普段の足として、買い物車としては、軽自動車が最適ではないかと考えました。

 

日産 デイズ ルークスと比較して購入しました。
一般的には、N-BOX購入時の比較対象となると、ダイハツかスズキ辺りになると思うのですが、何故ホンダと日産なのかというと、どちらの販売店も自宅から徒歩圏内なのです。
我が家からは、近い順に、ホンダ,スバル,日産,トヨタのカーディーラーが何れも徒歩圏内に存在します。

ダイハツ,スズキのカーディーラーは、徒歩で30分以上、2駅程の距離に位置します。

 

予算としては、車両価格,オプション,税金/諸経費全て込みで200万円以内。

(勿論、安いに越したことはない)
助手席側から運転席に乗り降りできて、可能であれば電動スライドドア搭載。
余り手の掛からない車両。(メーカー任せにできる)
今回は、久々(FC3S以来)に白色系(パールホワイト)ボディにして、エンブレム付ナンバープレート(東京オリンピック/パラリンピック)。

というのが、車両購入検討時の条件でした。

 

販売店が近いというのは本当に便利です。
契約までも販売店での待ち時間はほぼ皆無です。
今回は、カタログ入手,見積もり依頼,契約と3回販売店で商談し、4回目が納車(引き取りに行った)でした。
ホンダの場合、自宅から徒歩3分以内なので、担当セールスの方が接客中だったりすると、受付の女性に、都合が良い時に自宅に電話を戴けるようにお伝えして自宅に戻って他のことができるので便利です。

 

前のクルマの販売店も点検や車検では、セールスの方が自宅まで取りにきて下さっていたのですが、販売店は、電車で30分程のところでしたので、不便でした。

 

先日も、ちょっと早めの1ヵ月点検を行ったのですが、私は平日クルマを使わないので、休みの日の夜にセールスの方にクルマのキーを預けておくと、平日にセールスの方が徒歩でクルマを自宅まで取りに来てくれて、点検後勝手に戻してくれています。
あとは、ちょっと早めに帰宅(近所のホンダカーズの営業時間は19:00迄なので)して、19:00前にキーを戻して貰うだけです。

 

試乗前には、日産とホンダは本当に迷いました。
クルマとしての創りは、日産デイズ クルーズは三菱自動車との共同設計ということもあり、細かな部分まで本当に良く出来ていました。
販売台数が三菱自動車+日産自動車になるので、共通部品などのパーツの金型など等のコストが下がり、パーツの仕入れ数も増えるので更にコストが下がります。
必然的にコストパフォーマンスに優れた商品が作りやすい環境にあるのです。


日産デイズ クルーズは手の触れる箇所の質感やシートの創りは軽自動車とは思えない良質なものでした。
また、決算時期間近ということもあり、特別限定車と称して、軽自動車としては結構大幅な値引きもありました。


一方、ホンダは、候補とした車両の内装や手に触れる部分は日産に比べるとチープでした。しかし、電動スライドドアからでも乗降できるスライド幅が大きい助手席が魅力的でした。
私の駐車場の環境では、右ハンドル車の場合、隣の車とは30cm位しか間隔が無く、乗り降り時には、先方の車両にドアをぶつけないよう気を遣う必要があります。
勿論、駐車場の端に寄せずに駐車すれば、50cm位開けることも可能ですが、今度は車両の反対側で駐車場から玄関までの通路が狭くなり、週の殆どを駐車場で過ごす自家用車に余計な空間を与える訳には行かないのです。
クルマの出し入れよりは、家族の出入りや宅配業者の出入りの方が遥かに多いのです。

今回の車両購入では、助手席側から乗り降りしたいというのが私の最大の希望でした。
狭い空間に体を滑り込ませて、ドアを少しだけ開けてクルマに乗り込むのは、還暦を超えた私には結構大変なのです。


日産車でも助手席のドアからベンチシート経由で乗り降りできるのですが、スライドドアの方が乗り降り時により狭い場所でも有利と考えました。
スライドドアでは、車幅+スライドドアが開く時出っ張る15cm位で乗り降りできるので良いのです。
また、家人を駅まで送ったりする時も、家人をリアシートに乗せれば、家人がドアを開ける際に後方からの自転車や歩行者に迷惑をかけることも少なそうです。

 

しかし、決め手は試乗でした。
たかか9馬力の差ですが、ことのほか大きかったのです。

試乗時に、敢えて小排気量=小トルクの軽自動車には負荷になりそうな、近所の上り坂の続く試乗コースを設定して、同じコースを走行してみました。

 

登坂能力として差がある訳ではありません。どちらもストレスなく登ってくれるのですが、日産の方がエンジンが高回転で登坂し、ホンダの方が低回転で静かでした。
両社ともCVTなのでエンジンの回転数が連続的に変化し、低回転域でのトルクが少ない日産車は必然的に高回転で登坂することになり、遮音性能の低い軽自動車では静粛性が損なわれたのでした。(推測ですがクルマの遮音性はどちらも大差ないと思います)

 

ホンダ N-BOXは、当初の見積もりでは200万円オーバーだったのですが、オプショングレードを下げるのと現金一括支払い+決算時期の値引きで、総額188万円程になりました。
オプションは、最低限の、ドアバイザー,エントリーナビ,ドライブレコーダー,フロアマット,撥水コート,東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会特別仕様ナンバープレート(エンブレム付ナンバー)のみです。
サービスとしては、延長保証みたいなのを勧められて入りました。
折角白のボディなので、ナンバープレートも白にしました。

もともと車両に関して詳細に調べずに、販売店までの距離であったり、余り拘りもなくN-BOX G・EX Honda SENSINGのプレミアムホワイト・パールⅡを購入しましたが、買ってびっくり!

まだ、取扱説明書も殆ど読んでいないのですが、乗る度に驚きの連続です。
最近の軽自動車は本当にすごい!

N-BOX自体は、2017年度の年間販売台数で、プリウスを抜いて1位に輝いたクルマなので、そこら中走り回ってます。
といっても、N-BOXシリーズ(N-BOX,N-BOX +,N-BOX SLASH)の合計になります。

 

TVコマーシャルの量も多いので、クルマの外観自体はご存知の方が多いと思います。

私が購入するにあたって、気にしたところを中心に外観部分から紹介します。


N-BOXには、N-BOXとN-BOXカスタムという二つのラインアップがあります。

その他にも、N-BOX SLASH,N-WGN,N-ONEというラインアップがありますが、後席スライドドアがあるのは、N-BOXとN-BOXカスタムだけです。


N-BOXとN-BOX カスタムは、フロントマスクの違いと装備が異なります。
個人的には、内装や装備はN-BOX カスタムが好みだったのですが、外観はN-BOXが好みでした。
装備は、その気になれば社外品も含め対応が可能と考え、N-BOXとしました。

 

フロントグラスは結構立っていて、決して空力的に有利ではありませんが、走行速度を考えれば、室内の広さを稼げる分良いのではないかと思います。

車幅(147.5cm)と車長(339.5cm)は軽自動車の規格目一杯で、高さは、179cmもあります。重量は930kgあります。

 

天井が高いこともあり、車体は結構なボリューム感で、軽自動車の大きさに改めて驚きました。

 

先日自宅前で洗車してみたのですが、天井が高くてタイヤに乗ってやっと天井の真ん中に手が届く位高いです。

 

車検証上は、ステーションワゴンと記載されていますが、超小型のミニバンなので、エンジンルームは極端に短いのです。

ヘッドライトはLEDで低消費電力と充分な光量を持っています。

年老いて夜間の運転に不安を感じていましたが、それを払拭してくれる充分な照射エリアと光量です。
サイドミラーには、LEDターンライトが付いていて、ドアロックとともに自動で格納されます。

20km/hを超えると動作する、オートドアロックも標準装備です。

 

電動スライドドアは、ドアロック状態であっても、リモコンキーを携帯していれは、(クルマから80cm以内)、ドアノブを軽く引くとドアロックが解除され、自動で開きます。

勿論、リモコンキーにある電動スライドドア開閉ボタンを押すと開くことができます。

閉じる時は、スライドドア内側のノブを軽く引くか、ドア外のノブを軽く引くか、リモコンキーを操作すると、電動で閉まります。

上図は、ファイルサイズを小さくする(アップロードできるファイルの最大サイズが6MB)ため、画像サイズを小さくし、コマ飛ばしで読み込みを設定したら開閉速度が少し速くなり過ぎました。実際には、1.5倍位の時間が掛かります。

 

リアハッチには、後方カメラが標準で搭載されていて、純正ナビと連動します。

ラインアップの中で、大きな違いは、2WD(FF) / 4WDと、ターボエンジン/自然吸気エンジン,そしてフロントシートの形状です。


駆動方式とターボの有無はお判りでしょうから、フロントシートについて記載します。

ラインアップの中では、フロントシートは、ベンチシートとスーパースライドシートの2種です。
下の写真がベンチシート仕様の内装です。

ベンチシートであっても、助手席と運転性は独立して前後にスライドできます。

下の写真がスーパースライドシート仕様の内装です。フロントシートが左右独立になっています。

スーパースライドシートは、助手席のシートの前後の移動量が、57cmもあり、助手席シートを一番前までスライドさせると、後席のスライドドアから助手席と運転席の間を通って運転席に座ることが出来ます。

一番後ろまでスライドさせると、運転席の横に広々とした空間ができるので、大きな荷物を置いたりすることも可能です。
助手席のスライド量が多いので、助手席用のシートベルトは、センターピラーではなく、助手席のシート自体に固定されています。
前後シートの移動量は下記の通りです。

後席は19cm移動し、後席後ろの荷物スペースを広げることもできます。
後席を一番後ろ迄スライドさせて、後席を一番広くすると、荷室には、スーパーの買い物かごを横に1個置き、その横に2Lのお茶6本の箱が1つ置ける位のスペースです。


勿論上方向にも積み重ねて置けますが、荷物は電動スライドドアから後席足元に置くのが便利です。
後席足元はとても広い上、後席シートを跳ね上げることが出来るので更に大きな荷物を置くこともできます。

N-BOXに乗って一番驚いたのが、この車両内空間の広さです。
本当に軽自動車なのかと思えるほど広いのです。

 

運転席も、サンバイザーの先20cm位からがフロントグラスがはしまるのでフロントグラスに張り付いているドライブレコーダーも、運転席からは手が届きません。天井も見上げるほど高いので、バイザーのサイズが23.5cm(高さ)x35cm(幅)もあります。

天井が高い分、サンバイザーの高さを大きくしないと、視界に入る光を遮ることができません。

当然のことながら、車幅に関しては軽自動車なので狭いです。
車幅は147.5cmなのですが、軽自動車は4人乗りなのです。


後席は2人分のベンチシートなので、一人当たりにすると結構な広さなのです。
足元も広いので、後席で狭く感じることはありません。


また、後席にはISOFIX/i-Size対応アンカレッジが付いていて、チャイルドシートをロアアンカレッジとトップテザーアンカレッジまたはサポートレッグで固定することが出来ます。
シート後方(荷室側)にも、後席シート前後移動用フックと共にチャイルドシート固定用の金具が左右に1つずつあります。

ホンダのクルマ造りに対するコンセプトみたいなものなのでが、マン マキシマム メカ ミニマムというもので、可能な限りメカは小さく、可能な限り居住空間は広く。というもので、ホンダ車には、ボンネットを外しても、エンジンを上方に抜き取ることが出来ないクルマが少なくありません。

そんなクルマの多くは、エンジンは車両の下から抜き取ります。

エンジンルームを極力小さくした結果、エンジンは下方に配置され、安全性とコンパクトさを狙ったものです。


このクラスの車両は競争も激しく、セールスの方はタブレットを使って競合他社の車両のスペックと比較ができるような比較シートを使って説明が行われました。

私の場合に、日産デイズ ルークスが競合だったので、比較表を使ってN-BOXの説明がなされました。
個人的には、競合車より車室内の長さが3cm長くてもそれだけで、購入動機には繋がらないのですが、細かな積み重ねが3cmの差になったと思うと、設計者の努力に頭が下がります。

 

収納
ダッシュボードは、コンパクトにまとまっていて、ドライバーへの情報表示も充分にあります。
国産車らしく、至る所に収納スペースがあります。
収納は、スーパースライドシート仕様とベンチシート仕様で異なります。
私が購入した、スーパースライドシート仕様の収納を記載します。

フロント側の写真に収納箇所を赤線で囲みました。

ドアには、ドアハンドル上部,パワーウィンドウスイッチ下(助手席),ドア足元(左右),ドアサイド(ドリンクホルダ:写真なし),助手席エアコン吹き出し口下,蓋つき収納(マニュアルと車検証を入れると、殆ど何も入りません),USB端子下ドリンクホルダ,メータクラスタ下(運転席エアコン吹き出し口の間),運転席右エアコン吹き出し口下(小物とドリンク程度),ETC下(スマートフォンや財布を入れられる大きさです)と、至る所に収納があります。

特に、メータークラスタ下の収納は、ティッシュボックスがそのまま入れられる大きさがあります。結構な大きさなので、私はデジタルカメラ等、クルマから持ち出さない貴重品等を一時保管したりしています。

この他、写真はありませんが、アームレストの回転軸の部分,運転席背面,後席を跳ね上げた時のパネル(左右)に各々コンビニフックが付いていて、運転席,助手席の背面には、上部にメッシュタイプのポケットと下部に雑誌等のポケット,後席左右各々のスピーカー横にドリンクホルダーがあります。


こんなに小さなクルマにこれだけの収納スペースを作るとは…推測ですが、内装のパネルを凸凹にして強度でも稼いでいるのかもしれません。


スマートキーシステム
クルマのキーはリモコンキーで、基本的にボタンを押さなくても、持っているだけで全てのキー操作が行えます。

キーは携帯しているだけで、運転席/助手席のドアノブに軽くタッチするとピピッという音とともにドアロックが解除され、サイドミラーが折り畳んだ状態から定位置に戻ります。

この時、ハザードランプが点滅します。


電動スライドドアも同様で、ドアロック状態であっても、軽くスライドドアのドアノブを引くと全席ドアノブ動作同様、ドアロックが解除され電動で開きます。

 

運転席/助手席のドアノブに黒いスイッチがあり、クルマを離れる時など、リモコンキーを取り出さなくても、黒いスイッチを押すだけでドアロックが可能です。
リアゲートにも開錠ボタンと異なるロックボタンが見えないところに設けられていて、同様にボタンを押すだけで、リアゲートからでもドアロックすることが出来ます。


リモコンキーには、ドアロック/解除/スライドドア開閉ボタンが付いていますが、スライドドア開閉ボタンを2秒以上押し続けると電動スライドドアが自動的に開きます。
リモコンキーを使うと、ピピッという音なしで開錠/施錠ができるので、使い分けることができます。

 

車室内に乗り込むと、メータークラスター内のマルチインフォメーション・ディスプレイにホンダのロゴマークの表示とともにジングルが鳴って、室内にキーがあることを認識していることがわかります。

エンジンのスタートとストップはプッシュボタンで行い、ブレーキペダルを踏んでプッシュボタンを押すとエンジン始動、踏んでいない状態でプッシュボタンを押すとアクセサリ電源ONになります。

 

アクセサリー電源をONにする(ブレーキを踏まずにプッシュボタンを押す)と、マルチインフォメーション画面に、エンジンを起動するにはブレーキペダルを踏んでボタンを押すように注意が表示されます。
通電状態でプッシュボタンを押すと電源を切ることが出来ます。
プッシュボタンは、エンジンが掛かっていない時は白、エンジンがかかると赤で表示されます。

リモコンキーには、緊急用にカギ穴に差し込むキーもリモコンキー内に内蔵されています。
バッテリ上がりや故障時に開錠/施錠する時に使います。

 

N-BOXには、セキュリティ機能も標準で搭載されていて、セキュリティ機能が働いていると、施錠時にメータークラスタ内に赤のLEDが点滅します。
キーロック状態でドア/テールゲート/ボンネットを開けると警報動作となり、ホーンが断続的に鳴り、非常点滅灯が点滅します。
リモコンキーで解除が可能です。


セキュリティ機能は、純正のカーナビゲーションにも搭載されていて、設定するとカーナビゲーションのパネルにも赤いLEDを点滅させることもできますが、2つのLEDが点滅するのは結構煩いので、カーナビゲーションのLEDは消灯しています。
カーナビゲーションは、盗難予防ということで、一度バックアップ電源を切る(バッテリ上がりを含む)と、セキュリティコードを入力しないと動作しなくなります。
セキュリティコードは、納車時に渡されました。

 

メータークラスタ
メータークラスタは、現代的で高級感があります。

スピードメーターとタコメーターの間には燃料計とシフトポジションとエコ運転関連のインジケータが表示されます。

 

燃料計の上部にある弓状のインジケータはエコ運転をしているとホワイトからグリーンに変わります。
メータークラスタの左端には、4.2インチのマルチインフォメーション・ディスプレイがあり、ステアリングのスイッチ操作で様々な情報が表示されます。


アナログ時計/デジタル時計/カレンダー/リアルタイム燃費(バー表示),平均燃費と航続可能距離/道路標識(単眼カメラで画像認識)/先行車発進お知らせ/タイヤ角度モニタ/半ドア警告/外気温低下注意/前車発進警告/その他純正ナビとの連動で、ターン・バイ・ターン表示/天気予報/コンパス表示等が行えます。
時計は、純正ナビを搭載しているとGPS情報を使って表示しますので、表示時間が狂う心配もありません。
この他にも、前車接近警報/アイドリングストップ案内/アイドリングストップ不可表示等様々な情報が表示されます。

車内にリモコンキーを持ち込み、ブレーキペダルを踏むと、イグニッションボタンが赤く点灯します。

そのイグニッションキーをワンプッシュするとエンジンが起動します。

イグニッションキーを押した瞬間に、メータークラスタのパネルが点灯します。 

 

ステアリングリモコン
ステアリングの左側には、オーディオ操作とカーナビゲーションとBluetooth接続された電話のハンズフリー機能が操作できるボタンが付いています。

オーディオソース切り替え(センターボタンを押す度にオーディオソースが順番に切り替わり、ナビゲーション画面上部にオーバーレイで表示されます)/ソースのチャンネルアップ・ダウン/ボリュームアップ・ダウンの操作ができます。
また、電話をクルマとBluetoothで接続設定しておくと、ハンズフリーでの通話以外に電話帳を使った発信が可能です。
Bluetooth経由で純正ナビからスマートフォンに内蔵の楽曲を再生することも可能です。

 

ステアリングの右側には、アダプティブクルーズコントロールや車線維持システム等の操作ができます。(詳細はサポカーワイド項)

 

エアコン

エアコンには、PM2.5対応高性能フィルタとプラズマクラスタを搭載したオートエアコンが標準装備されていて、更に、シートにはアレルゲンやウィルスを不活性化する特殊加工されたシート地が使われていて、花粉症やアレルギーをお持ちの方にも優しい仕様になっています。

 

その他
サイドミラーデフロスタ
リアガラスのデフロスタをオンにすると、リアガラスとドアミラーを温めて曇りを取ることが出来ます。

 

サポートミラー

助手席側のドアミラーのボディ側にミラー素材を貼り、ドアミラーより前方に位置する助手席側ピラーにサポートミラーを付けることで、助手席ドアミラー直下、および左フェンダー下部を見ることが出来ます。

また、リアガラス上部にもサポートミラーがあり、車両後部30cmより先を見ることが出来ます。障害物の確認には便利です。

 

上の写真は、上部中央のミラーを拡大表示していますが、ベージュ色のリアワイパーカバー(室内)より上側に垣根を確認することが出来ます。

私の場合、純正ナビに、標準装備のリアカメラが接続されているので、リアガラス上部のサポートミラーを使うことは余りありませんが、後方を見ながらバックする方には便利だと思います。(塀や垣根は比較的判り易いです)


ルームミラー

ルームミラーは防眩ミラーになっているうえ、上部には、後席のシートベルト未装着インジケータ(左右独立)が搭載されています。
エンジン起動時に後席のシートベルトが装着されていないと点灯します。後席にお子様を乗せる方などは重宝すると思います。
一度インジケータ点灯後にスライドドアが一度も開けられていない場合は、エンジンを起動しても点灯しませんので、一人で運転する時などに煩わしさを感じることはありません。

ちなみに、運転席のシートベルト装着警告は、クラスタパネル内のマルチインフォメーションディスプレイに表示されます。


ロールサンシェード

後席スライドドアのガラスとリアガラスはスモーク加工されているのですが、後席サイドガラスには、ロールアップ式のサンシェードが標準装備されています。
サンシェードを上げることで、日差しを和らげ、更なるプライバシーの確保が可能になります。


エクステリアガラス
360度全てのガラスが、日焼けの原因となる紫外線を99%カット,厚さの原因となる赤外線を70-80%カットしてくれます。
SPF 50+相当らしいので、女性の方には、特にうれしい機能ではないでしょうか。

日本政府は高齢運転者の交通事故防止対策のひとつとして、自動ブレーキやペダル踏み間違い時加速抑制装置等を搭載した車(安全運転サポート車)に「セーフティ・サポートカーS(サポカーS)」の愛称をつけ、自動ブレーキを搭載した車 「セーフティ・サポートカー(サポカー)」とともに、普及促進に取り組んでいます。

還暦を超えた私も無関心では居られないことなのです。


安全に越したことは無い。人に迷惑を掛けないという観点で、サポカーに乗ることは良いことだと思います。

サポカーは、ぶつからないクルマに代表される、自動ブレーキを搭載したクルマの愛称で、セーフティ・サポートカーと云います。


サポカーに更に、高齢運転者の事故で最近よく耳にする、ペダル踏み間違い時加速抑制装置等を搭載した車をサポカーSと呼んでいます。(サポカーSのSはシニア?)


そのサポカーSの中でも、ベーシック/ベーシック+/ワイドのグレードがあり、ベーシックの自動ブレーキは車両を対象とし、低速(およそ30km/h以下)で動作するもので、ベーシックプラスでは、速度の制約が無いようです。
ワイドに区分されるサポカーSは、自動ブレーキの対象が歩行者にまで及び、ペダル踏み間違い時加速抑制装置以外に車線逸脱警報,先進ライトを搭載したものです。
先進ライトは、自動でロービームとハイビームを切り替えたり、ハイビームの照射エリアを制限したり、クルマの進行方向に配光するようなライトのことを指します。
先行車や対向車がいない時はハイビームにして歩行者等を早期に発見しようというものです。


N-BOXは、この最上位グレードのサポカーS ワイドに対応しています。
N-BOXは、基本的にHonda Sensingという安全機能が標準装備なのですが、Honda Sensingは、サポカーS ワイドの全機能プラスアルファの安全機能です。

自動ブレーキに関しては、フロントグラス上部中央の単眼カメラ,フロントバンパー ナンバープレート横のミリ波レーダーを使って、前車を認識し、必要に応じて自動ブレーキを掛けるものです。

Honda SENSING

衝突軽減ブレーキ

まだ、自動ブレーキの動作を体験していませんが、赤信号の停車などで、少し前車に近づきすぎると、メータークラスター内のマルチインフォメーションディスプレイに大きな警告が表示されます。

更に、車速が速いと、ピッピッピッと警告音も発せられるようになります。

その先の自動ブレーキは未経験です。

先行車発進お知らせ機能

また、前車との距離を見ていて、信号待ちなどをしていて、前車が発進したのに自車が停車していると、同様に教えてくれます。

歩行者事故低減ステアリング

また、この機能を利用して、歩行者にぶつかりそうになると、ステアリングを操作してくれるそうです。
この機能は試す訳にはいかないし、偶然であっても作動させたくない機能です。

アダプティブ・クルーズ・コントロール

また、アダプティブ・クルーズ・コントロールという、車間距離を維持したオートクルーズ(高速道路上)も可能です。

これは、高速道路上で、オートクルーズを使って低速走行をするように設定する際に、全車との車間距離を設定すると、全車が速度を落とした時には、自動的に自社の速度も落ちるもので、前の車の速度に合わせてついてい行く機能です。
走行速度と前車との車間距離をステアリングリモコンで設定できます。

車線維持支援システム

推測ですが、単眼カメラで車線の認識を行っているようで、車線からはみ出さない様にステアリング制御をしたり、車線の真ん中を走るようにアシストしてくれる機能もあります。多分、ウィンカーを出さずに車線変更を行おうとすると動作するのではないでしょうか。

基本的に高速道路は、一般道よりメンテナンスが行き届いていて、車線の白ラインが消えている可能性は少ないと思いますが、どの程度までなら認識するのかは未だ確認していません。

路外逸脱抑制機能

前述の車線維持支援システムと違いがよく理解できていませんが、車線を検知し、クルマがはみ出さないように支援してくれるシステムです。

車線維持支援システムは、車線の真ん中を走るように支援し、路外逸脱抑制は、道路をはみ出さないようにしてくれるのかもしれませんね、

標識認識機能
更に、カメラでの交通標識の認識を行っていて、速度標識や、追い越し禁止等の認識した標識をメータークラスタ内の液晶表示に表示指定くれます。
認識は限られた標識だけのようで、標識の下についている、ここから40km/hとか40km/hの制限終了みたいな矢印までは認識してくれないのではないかと思います。
ここから40km/h又はこの区間40km/hの状態で40km/h標識を表示してくれるのは良いのですが、40km/hはここまでという標識だと、基本的に60km/hの標識は出ないことが多いので、表示はずっと40km/hになるのではないかと思います。
ひょっとして、表示はしていなくても速度標識下の矢印標識を認識をしていて、40km/h表示が消えたりしたらすごいと思います。(まだ、試していません)

 

誤発進抑制機能
ペダルふみ間違い時加速抑制機能も試していませんが、基本的に前方はミリ波レーダーで前方に障害物があるとき、アクセルペダルを踏んでも動作が抑制される機能だと思います。
後方に関しては、バンパー部分の左右にソナーセンサーが付いていて、音波による障害物検知を行っていると思います。
後方に壁等の障害物があるとき、リバースギアだとアクセルペダルを踏んでも動作が抑制される機能だと思います。

以上の8つの機能がHonda SENSINGとしてパッケージ化された安全機能です。

 

この他にも、エンジンをかけた時などに、ステアリングの舵角に応じたフロントタイヤの向きがイラスト表示され、アクセルを踏んだらいきなり急ハンドルみたいなことも予防してくれます。

また、バック運転中に、ナビゲーションモニターには後方カメラお画像が表示されますが、同時に、舵角表示もマルチインフォメーションディスプレイに表示されるので、便利です。


上り坂で停車して、ブレーキからアクセルに踏み変えて坂道発進するときも、クルマの後退を抑制してくれるヒルスタートアシスト機能も搭載されています。

また、後方カメラも標準装備なので、純正のナビを購入すると、ナビ画面が自動で後方カメラ画像に切り替わり、アシスト線やリアハッチゲートが開けられるライン等が表示されるので、駐車場に止める時に、輪留めまでより手前でリアハッチゲートが開けられる空間を残して停めたりする時に重宝しています。

画面の白い部分は、ナンバープレートが映り込んでいます。

この画像は、表示エリアをワイドに設定したときのもので、画面に表示されているエリア表示ボタンをタッチすることで、標準エリア表示や、上方から見下ろした感じのアラウンドビューっぽい表示に切り替えることも出済ます。

 

サポカーSの先進ライトに関しては、N-BOXはライトスイッチをオートに設定していると、周囲の明るさに応じて、前照灯や車幅灯,尾灯などが自動で点灯/消灯し、更に夜間に30km/h以上の速度で走行中にロービームであり、フロントカメラが、先行車や対向車の存在を確認して、問題が無ければ自動的にハイビームにする機能が付いています。
更に、後席に重い荷物などを積んだ時など、フロント側が浮き、ライトのビームが上向きになるのを自動的に調整しくれる機能も付いています。

ぶつからないクルマはぶつけられにくいクルマでもあります。
旧制動を掛けると、ストップランプが点滅して後続車に知らせてくれます。
とっさの場合は、目一杯ブレーキを踏みこんでしまうので、ポンピングブレーキを行う余裕もないので、このような動作はありがたいと思います。

軽自動車にここまでやるか!みたいな安全装備満載で、私にとっては頼れるクルマです。

図柄入りナンバー

2020年9月30日(水)申し込みまでの限定ですが、2019年に開催されるラグビーワールドカップ2019,2020年に開催される東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会を記念して、特別仕様ナンバープレートが発行されています。


前述の図柄入りナンバープレート一覧は、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会及びラグビーワールドカップを記念した特別仕様ナンバープレートですが、ナンバープレートの右上に表示されるエンブレムは下記のようになっています。

なお、東京2020大会特別プレートは、東京2020オリンピックエンブレムと東京パラリンピックエンブレムが2枚1組で交付されます。(前後でマークがオリンピック/パラリンピックのエンブレムがついたナンバーになります)


ラグビーワールドカップは、ピンク背景のロゴで、東京2020大会特別プレートは、紺色のエンブレムのみで背景無しだったので,東京2020大会特別プレートを選択しました。
エンブレム付きナンバーで、軽自動車であっても白ナンバーが選択できます。クルマの色もホワイト系にしましたので、白ナンバーのエンブレム付きナンバープレートにしました。

上記写真は、私のナンバープレートの写真を加工したものです。数字自体は実際のものと異なります。
既にお持ちのナンバープレートを図柄ナンバープレート/エンブレム付ナンバープレートに変更することも可能です。
費用に関しては、各陸運局により異なるようなので、ご興味のある方が、今お持ちのナンバープレートを管轄の陸運局をご確認ください。

 

これまでは、盗難や事故等の理由が無いとナンバープレートの再発行は許されていませんでしたが、今回の特別仕様ナンバープレートは、同じ番号で再発行してもらえるので、今の黄色いナンバープレートを白にしたいとか、図柄入り/エンブレム入りにしたいという場合、管轄の陸運局に申請すれば良いようです。

しかし、図柄入りナンバー/エンブレム付きナンバーは軽自動車を中心に大人気のようで、交付迄に時間が掛かりました。


納車された時は黄色ナンバーで、後日白ナンバーに交換しました。
というか、私が購入したクルマのグレードや装備は、良く売れる色/モデルだったのか、クルマは契約から2週間で納車され、エンブレム付きナンバープレートは契約から40日程掛かりました。

 

もともと、軽自動車の黄色ナンバーは、軽自動車の規格が変更された際に、普通乗用車と遠目で判別が困難になり、有料道路や高速道路の料金所で、軽自動車に普通自動車の料金を請求するようなトラブルを避けるために黄色くなったような記憶があるのですが、現在では、殆どの車両がETCを搭載(N-BOXは最新のセキュリティに対応したETC車載機が標準装備で、オプションでETC 2.0対応車載機が選択できます)していて、殆どの料金所には簡易型も含めETC対応になっているので、今更黄色にする意味合いは薄れているので軽自動車にも白ナンバーが使えるようになったのではないかと思います。

 

ナンバープレート自体黄色から白になり、オリンピック/パラリンピックロゴマークが印刷されている以外に変更はないのですが、軽自動車の後方のナンバープレートには、封印がないことを初めて知りました。
フロントのナンバーは普通車でもネジ止めだけですが、後方のナンバープレートは、ネジにアルミ製の陸運局封印があります。
軽自動車は、リアのナンバープレートもネジ止めだけです。


なので、交換はセールスの方がお見えになって、自宅駐車場でナンバープレートを外して持ち帰り、クルマはナンバープレートが無いまま放置(運転できません)状態で、後日白いナンバープレートをお持ちになってネジ止めしていただきました。

セールスの方には、図柄付ナンバーが入手できた時点での納車で良いと伝えたのですが、2月に納車させて欲しい(納車が実績のカウントのようです)ということで、このようになりました。

 

カーナビゲーション/オーディオ

N-BOXには、4種類のカーナビゲーションがオプションで用意されています。
厳密には、デンソーテン(旧富士通テン)所有の商標でいうところのAVN(Audio Video Navigation)が用意されています。

早い話が、カーナビゲーションとオーディオとビデオ関連の機能が一体となった複合機です。


買い物クルマなので、長時間のドライブは無いし、テレビやDVDの再生は不要と考え、最安のエントリーナビゲーションを購入しました。

テレビに関しては、Panasonic DIGAを持っているので、WEBから何時でも自分のDIGAに予約が入れられる(リアルタイムで見ることはできません)し、DVDの再生は、MP4ファイルをSDカードに入れることで対応できると考えました。
どうしてもテレビをリアルタイムで見たいときにはスマートフォン(SONY Xperia XZ Premium)で見ることができます。
車内でXperiaへの給電も可能なのでバッテリの消耗も気になりません。
エントリーナビのオーディオソースは、基本的にFM/AMラジオとCDだけなのですが、ダッシュボード上のUSB端子や、カーナビゲーション本体のSDカードスロット,Bluetooth機器もオーディオソースになります。

N-BOXのダッシュボードには、USB端子が3つありますが、

そのうち2つは最大2.5A出力の充電専用USB端子です。残りの1つのUSB端子にオーディオファイルやビデオファイルを入れることで、カーナビゲーションで再生できるというものです。
ダッシュボードのUSB端子には、端子カバーが付いているので、見た目も含め、装着してもUSB端子カバーが閉められる突出量の少ない64GBのUSBメモリを装着することにしました。

 

USBメモリに、アーティスト名でフォルダを作り、その中にアルバムタイトルのフォルダを作り、そのフォルダ内に、FLAC(Free Lossless Audio Codec)で圧縮したアルバムをCDで約80枚分相当を入れました。
FLACは、CDやハイレゾ音源(24bit 96KHz)からWAV経由でFLACに変換(SONY Xperia用アプリケーション)し、SONYのアプリケーションでジャケット写真を検索させ記録したものです。
このアプリケーションは、PCにSONY Xperia ZX PremiumをUSB Type-C経由で接続すると、Xperiaの設定で、仮想ドライブがPCに接続され、そこからPCにアプリケーションをインストールすることができます、

私は、このアプリケーションをXperiaへの楽曲データ転送にも使っています。
純正ナビのタッチパネルでジャケット写真とともに表示されFLACファイルが再生が可能でした。

また、カーナビに搭載されているSDカードスロットにも、64GBのSDカードを装着し、フルHD動画をMPEG-4 AVCで圧縮して入れましたが、これも無事再生することが出来ました。
これは、普段スマートフォン用にフルHD動画を6~8Mbpsの可変ビットレートで変換した動画で、オーディオファイル同様フォルダをたどって動画を再生することができました。
勿論、純正ナビなので、走行すると画面はブラックアウトして、オーディオだけが継続して再生されます。

その他にスマートフォンに搭載している楽曲もBluetooth経由で再生できるので、オーディオソースに困ることはなさそうです。

その他にも、FM/AMラジオ以外にCDの再生もできるのですが、わざわざCDを入れることも無くなるのではないかと思います。(今は一応入れています)
ソース選択画面(一覧)では、iPodだけがインアクティブになっていますが、iPodとUSBは排他接続(同じUSB端子を利用)なので、表示されているソース数が最大数になります。
これだけあれば、音楽再生に困ることはありません。

 

カーナビゲーションに関しては、ホンダ インターナビ対応なので、最新のVICS情報や天気予報,災害情報,販売店やインターナビ運営からのメール等様々な情報が配信され、画面に表示されます。

 

販売店からは、店休日の案内や、洗車サービス案内等がカーナビゲーションにも届き、運転中であっても音声合成でメールを読み上げてくれる機能も搭載されています。


USBタイプの通信モジュールが付属していて、グローブボックス内にセットされているのですが、ホンダで車検を受ける限り、通信料は無料だそうです。

VICS情報は、基本的には、FM VICSを受信して画面に表示されています。VICSサービスは、実は複雑で、一般道のFM VICSはVICSセンターで管轄されていて、FM放送なので電波法の兼ね合いもあり、基本的に県を跨いだ放送はできません。(放送局自体が基本的に県域放送ですが、首都圏は特異ですが、NHKの放送波を使うので複数の周波数をカーナビゲーションの位置や受信電波の強度により切り替えます)


一方、一般道上の光ビーコンは都道府県警管轄なので、同様に圏域を跨ぐことはできません。(県警単位で、県警の方針によりビーコンの設置数やカバーエリアが異なります)
高速道路は道路公団管轄で電波ビーコンとETC 2.0で情報を配信していますが、電波ビーコンはETC 2.0に移行されるので、基本的に電波ビーコンの更新はありません。
各々様々なしがらみがあるなかで、現在のVICSサービスを実現しています。
ところが、HONDA インターナビであれば、全国のVICS情報を一括して管理しているので、県域を越えた経路探索を行っても、隣県のVICS情報も入手できるため、カーナビゲーション表示される到着予想時間がより正確に表示されます。


また、PCのインターナビサイトでルート検索したり、地点登録したデータを自分のカーナビゲーションに持ち込むことが出来ます。
ナビ地図自体はメモリナビなので、必要に応じてSDカード経由で地図データを更新します。
USBドングルで様々な情報をダウンロードすると同時に、自分の走行データをインターナビサイトにアップロードしています。


3.11の地震により東北方面の道路が分断されたとき、いち早く走行可能な道路情報を配信できたのも、このような仕組みを持っていたからです。

 

カーナビゲーション自体は、JVCケンウッド製なので、スマートフォン同様の操作でピンチイン/ピンチアウト(拡大/縮小)やスワイプ(スクロール)等ができ、使い勝手が良いです。
カーナビゲーションとしての機能は、一般的なナビゲーションと変わりませんので説明は割愛します。

ホンダの純正インターナビ対応カーナビゲーションを購入すると、クルマの時計表示はGPSからのデータになるので時計合わせは不要で、カーナビゲーションのデータからマルチインフォメーション画面にコンパス表示が出るようにもなります。

 

また、ホンダ トータル ケアというWEBサービスが利用できるようになり、PCやスマホから自分のクルマの情報を入手したり、WEBで検索した地点をカーナビに転送できたりします。
また、所定の時間ごとに走行距離や消費燃料データをホンダに送信しているようで、WEBサイトで、乗車したその日の燃費や、月毎の累計燃費の表示などもできるようになります。

ドライブレコーダー
ドライブレコーダーも、最安のHD録画のドライブレコーダーを購入しました。

軽自動車なので、煽られる可能性は高いと思います。なので、証拠作成のために取り付けました。
エンジン起動/アクセサリ電源投入時に、常に自動で記録されます。

小型モニターが搭載されていて、ドライブレコーダー自体でも記録したデータを見ることができます。

記録された画像には、画面の下部に走行年月日 時間 及び 車両にかかるGが一緒に記録されます。
ぶつかった時などには、大きなGが記録されるのでしょう。普段の運転では、大きくても0.2-0.3G位です。

 

その他
他にはドアバイザーとフロアマットを購入しました。
ドアバイザーは目立たない茶系のプラスティック製です。
フロアマットも一番廉価なものを選択したのですが、ごく普通のフロアマットです。

純正なので、フロアマットの固定具もぴったりです。

また、6ヶ月有効と云われる撥水コートもオプションで頼みました。
6ヶ月間は、水洗いだけOKというものなので、6ヶ月毎にこのサービスを利用しようと考えています。
このサービスに加入したら、バケツとカーシャンプー,スポンジ,ふき取り布のセットを戴きました。
このバケツは、乗っても大丈夫ですよ!と云われましたが、私の身長では、このバケツに乗ったくらいでは、N-BOXのルーフにワックスを掛けたりはできません。
タイヤに乗ってやっとルーフの中央部分に手が届く程度です。

正直云って、とても軽自動車の装備とは思えないものが標準装備になっていて、購入検討時に見積額が200万円を超えてびっくりしましたが、フロントサイドエアバックやカーテンエアバックも含め安全機能が重装備です。


また、エンジン出力も、私はノンターボを購入しましたが、普段の足には充分のパフォーマンスで、室内が静かなので気づかずに直ぐに40km/h-50km/hまで加速しますが、よりインパクトが欲しい方は、ターボや4WDという選択もあり、更なるパフォーマンスアックが期待できるのではないでしょうか。

軽自動車なのに、タイヤのロードノイズが気になる位室内は静かです。

因みに、タイヤは、ブリジストン エコピア 155/65R14 がスチルホイルに付いていました。

アルミホイル+静かなタイヤに履き替えると、更に静かになり、燃費も向上するのではないかと思います。

 燃費は、購入してから一度満タンにしただけで、まだ300km位しか走行していませんが、運転した日の平均燃費と消費燃料量が、Honda Total Careサイトに表示されます。

普通に10km未満の短距離運転だと、16km/l程度で、30km程走行すると、20km/l程度の燃費で、私の運転スタイルでは、エアコンを動作させて、16km/l程度です。

 

2017年 販売台数 新車No.1だけあって、非常にコストパフォーマンスの高いクルマだと思います。

先代が売れたクルマだったので、このモデルの企画台数は相当なものではないでしょうか。
販売台数の実績に裏付けされた企画台数のためか、マニュアルホルダーやスペアキーの箱などにもこだわりを感じます。
マニュアルと整備記録,車検証,保険証書等を入れるホルダも。合成皮革でしょうが、真っ白にNのデザイン。
スペアキー(2個目のリモコンキー)が入っている箱も真っ白にNの文字。
デザイナーの拘りを感じます。

 

しかし、折角モノづくりに拘ったホルダーも、ホンダのサービス迄には届いていないようで、無償定期点検から戻ってくると、油で汚れた手で整備記録を記載したようで、購入後の1ヵ月点検,6ヵ月点検の何れにおいても、真っ白のホルダーが油で黒く汚れて戻ってきました。

私がお付き合いを始めたホンダカーズの販売店のサービスだけかもしれませんが、クルマの整備や清掃が綺麗にできても、客のホルダーを汚してそのまま返却する神経が理解できません。

 

営業の方は、熱心で好感の持てる良い方なだけに、とても残念です。

定期点検から返ってくる度に、アルコールでホルダーを清掃することは大した手間ではないのですが、もうこの販売店でクルマを購入することは無いと思います。

 

このことを購入後のアンケートに記載したにも関わらず、何の音沙汰もないホンダ自体、軽自動車ユーザーの云うことは、聞いてもらえなさそうです。

サービスは、購入店舗によって異なると思いますが、クルマ自体は素晴らしい出来だと思います。

 

私のように、滅多に長距離は運転しないが、普段の足にクルマが欲しい人には、お勧めの一台です。
軽自動車でも安全性を語れるようになったのは素晴らしいことだと思います。

  • 購入金額

    1,883,000円

  • 購入日

    2018年02月14日

  • 購入場所

    ホンダカーズ

29人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (2)

  • フェレンギさん

    2018/11/11

    ご近所のホンダカーズ 反省すべし(整備担当者)
    ホンダカーズ  この素晴らしいレビューにそれ相応の対価を支払うべき

    ほんとにそう思います

    バイヤーズガイドを自称する出版社も このようなレビューを参考にしてほしいです
  • Picardさん

    2018/11/12

    フェレンギさん コメントありがとうございます。

    おほめ戴きありがとうございます。
    個人的には、大満足のクルマです。

    先日、漸く走行距離が1,000kmを超えましたので、オイル交換,オイルフィルタ交換をホンダカーズに持ち込むか、オートバックスで行うか迷っています。

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