Ryzen7 1700を手に入れたのでいままで使っていたFX-8320と比較しつつマイニング性能を探って行きたいと思います。
組み込み
マザーボードはASRock AMD B350 Pro4を使用しました。一番安く、PCIeを6個とM.2を2個使えばライザーボード使用で8枚グラボを搭載できるはずなので拡張性もバッチリです。
PCケースは黒透、3000円台で買えるケースでサイドパネルがアクリルなのでRyzen7 1700付属のリテールクーラーが映えます。リテールクーラーでLEDがついてるのは光もの好きにはうれしいですね
消費電力
TDP65Wの省電力性はさすがです。アイドル状態で62Wほど、ワットチェッカー計測です。
CPUマイニングを回して稼働させてみたときの消費電力です。116Wほど
FX-8320のときはOCしてますが常に200Wを超えていたのでかなりの省電力となりました。
BitZenyをマイニングしてみる。
Ryzen7 1700の使用目的はCPUマイニングです。マイニングといえばGPUを使用するのが主流ですが、CPUでしかマイニングできないアルゴリズムを採用したBitZenyを掘ることによってCPUでも利益を出すことができます。
また、moneroのマイニングでもパフォーマンスを発揮できるようです。
NiceHash Minerで掘ることもできますがいまのところBitZenyを直掘りさせたほうが利益はかなり多いです。
Ryzen7で組む前はAMDFX8320で掘っていましたがハッシュレートの大幅UP、電力消費量の削減を達成できました。
Ryzen7 1700 でのハッシュレートは?SMTを無効化しないと性能が発揮できない
組み上げて最初に起動した状態でのハッシュレートは3KH程度しか出ていませんでした…
しかしBIOSの設定からSMT(intelでいうところのHT)を無効にしたところ5.8KHほどまで上がりました。論理コアを物理コアと認識されるせいでハッシュレートが下がるようです。ほかの用途でも1コアの性能が重要視される状況ならSMTを無効化したほうがパフォーマンスが上がることがありそうですね
5.8KH台を安定して出しています。
また、マイニングソフトを変えると1KHほどハッシュレートが向上します
電圧を上げて3.9Ghz台までOCしたところ最大ハッシュレートで10KHほど記録しましたが、消費電力と熱が厳しいので3.7Ghzほどで運用しています。CPUクーラーを変えたらまたOCしてみたいですね
マイニングによる利益、ROI
3.7Ghzでマイニングしていますが7KHほどで1日大体10ZNY掘っています。24ZNY掘れた日もありましたが・・・
1日10ZNY掘れてるとして1ヶ月300ZNY掘れます。現在BitZenyの価格は1ZNY30円ほどなので月9000円分の収益、電気代は150Wで1ヶ月間稼働させると1KWH25円計算で2700円なので1ヶ月6300円の利益になります。
Ryzen7 1700を3万4000円で買うとすると5.3ヶ月で原価回収(ROI)できます。
電気代を無視すると3.7ヶ月で回収できますねw素晴らしいパフォーマンスです。
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