今回のレビューでは、Intelの競合CPUとなるCore™ i7 7700Kを比較対象にします。
Intel Core™ i7 7700K構成
【CPU】 Intel Core™ i7 7700K 4.20GHz(定格)
【グラフィックボード】 GeForce GTX1070 + 970
【メモリ】 DDR4-2400 8GB+4GB
【マザーボード】 ROG STRIX H270F GAMING
【OS】 Windows10 Pro
Ryzen™ 7 1700X構成
【CPU】 Ryzen™ 7 1700X 3.40GHz(定格)
【グラフィックボード】 GeForce GTX1070 + 970
【メモリ】 DDR4-2400 8GB+4GB
【マザーボード】 ROG STRIX B350F GAMING
【OS】 Windows10 Pro
なおどちらのCPUも定格クロック(送られてきたものをそのまま)で試用したものになります。
少し導入でつまずいた...
これはRyzen™ 7 1700X だったからというわけではなく、自作PCあるあるなのかもしれません。
以前使っていたパーツを一通りPCケースから分離させて、Ryzen™ 7 1700X に載せ替え電源ON!
と、ここまでは普通に起動していたのですが、日を開けて起動してみようとすると、起動しない!
電源は入っているしファンも回っているけど、画面は真っ暗で何もできないという状況に。
とりあえずできることを一つ一つ、PCをもう一度分解して組み立てたり、GPUを取り外したり、しましたが効果なし、CMOSクリアをしたところ正常に起動するようになりました。ほんと一安心です。
Ryzen™ 7 1700X VS Core™ i7 7700K
この項ではそれぞれ数値として算出できる項目についてまとめてみました。
CINEBENCH R15によるベンチマーク
仮想通貨(Monero)のマイニング
CINEBENCH R15結果
CINEBENCH R15で計測してみました。
Core i7 7700k 4.2GHz
Ryzen™ 7 1700X 3.40GHz
Core i7 7700k 4.2GHz : 835 cb
Ryzen™ 7 1700X 3.40GHz : 1407 cb
やはりコア数の多いAMD Ryzen™ 7 1700X圧勝といったところでしょうか。
仮想通貨マイニング結果
コア数・L3キャッシュが多いRyzenはCPUでのMoneroマイニングに最適であるということから、Moneroを採掘してみました。マイニングソフトは昨年末に大規模ハッキングにあったNicehash Minerを使います。ハッキング被害があってからは使っていませんでしたが、最近になって不定期ですが、0.01BTCからの支払いに対応し始めたので、残高を排出するために支払いがあるまでは掘るつもりです。
それではさっそく結果からみていきましょう。
Intel Core™ i7 7700k
ハッシュレート:140.800H/s
レート:0.04128mBTC 53.02 JPY/Day
AMD Ryzen™ 7 1700X
ハッシュレート:313.700H/s
レート:0.010016mBTC 118.83 JPY/Day
はっきりと差が出ました。もちろん時間による差もあるので多少の誤差はあったとしても十分な結果が出たのではないかと思います。1ヶ月間マイニングしたら2000円ほどの差になるのでCPUマイニングしようと考えている方にはおすすめできます。
ゲームもできなくはないが...
正直な話、ゲームでの使用では、Ryzen™ 7 1700XよりもCore i7 7700kの方が安定している気がしました。適材適所ということですね。
ゲーミング性能
左上のfps表示で確認できます。
Battlefield 1
自動設定:上限60fps
最低限60fps固定くらいできると思っていましたが、せいぜい45程度で、人が多い場所はフレームレート低下が起こります。
PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS
設定:高
こちらはまだ安定してプレイすることができました。
開始直後、人が多いところでなければ60張り付きプレイも可能です。
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