レビューメディア「ジグソー」

マルチスレッド性能の高いRyzen7で「虹色に光るPC」をつくる

ん~確か 5年くらいCore i7-3930Kで粘ってるんですけど。5万くらいの価格のCPUでコア数が増えないかなとず~と粘ってるんですよ。

 

そしたら出ましたよAMDからRyzen7が。8コア16スレッドでマルチスレッド性能が良くて価格も安いんですよね。今回運よくレビュアーに選ばれたんでメインPCを3930KからRyzen7に入れ替えることにしたんです。

 

AMDのCPUを使うのは久しぶりですね。たしか昔ファミコンカセットみたいな「AMD Athlon K7」っていうのを使ってたんですよ。その頃OSは 確かWindowsNTを使ってたかな。高価なUNIXのワークステーションみたいで、そんな凄いのが「家にある」感じが嬉しかったなあ。


その頃の「AMD Athlon K7」はIntelのCPUより速かったんですけど、最近、またAMDのCPUがIntelのCPUに肉薄する状況になってきてます。当時から続くAMDのチャレンジング精神は本当 素晴らしいですよね。

更新: 2018/02/05
使用感

最近のトレンドは光るPC

最近の自作PCは魅せる要素が増えましたよね、強化ガラスのPCケースとかLEDとか。ケースファンは虹色に輝くらしいですよ。


6年前も光るファンを使って自作PCつくりましたけど、白く光るのが精一杯。

今回組み立てるPCは今風の虹色に輝く魅せるPCがいいかなと思ってるんです。もともと人間は光るものが好きだからクリスマスの電飾とかに見入っちゃう。だから、きっとPC組みあがったら煌めく光に感動しそうです。

 

そこで今回組み立てるPCは「派手に光らせる」というのをミッションにしてパーツ選びもそこをポイントにして選ぼうかなと思ってるんです。

 

それで新しいパーツを買い集めましたよ。ちょっと予算オーバーだったんですけど大丈夫、前のPCのパーツをオクで売ったら少し補填されました。最近のメモリの高騰ってすごいですね。だから中古の需要にも影響しているのかな。DDR3のメモリ、買った価格より高く売れてびっくり。

 

PCケースは、「Thermaltake View 71 TG」「LianLi Alpha 550」「Corsair 570X RGB White」のどれにしようかと迷ってたんですけど、設置スペースとか、購入したものに不具合があったりとかで、最終的に「Corsair 570X RGB White」になりました。

ケースにはSP120 RGBというファンが付いていたんですが、光り方が物足りなかったのでHD120 RGBに取り換えです。このファンはブレードをぐるりと囲むLEDがキラリと輝いて美しいですよね。

 

お次はマザーボードにCPUとメモリを取り付けます。

あっ、Intelと違ってCPU側にピンが付いてる! 緊張。折れないように慎重に作業しないと。

 

マザーボードは「GIGABYTE AORUS GA-AX370-Gaming 5」。ギガバイトのマザーボードは派手にLEDが光るんですよ。そこが選んだポイント。

 

LANポートが2つあるのもいいですよね。2つのLANポートをハブに繋げればWindowsの「SMBマルチチャネル」機能でLANを高速化できるんです。 ギガビットを超えるイーサネットは、対応機器がまだ少し高価だから3年くらい経って安くなったら使おうかなと思ってます。だからLANポートの数で高速化したかったんですよ。

 

メモリは Corsairの光るメモリ「VENGENCE RGB PC4-24000」。それにしてもメモリの値段が高いですよね。ほんと誰がいけないんだ本当に...高くて買うの躊躇しましたよ。

 

 簡易水冷は360mmサイズの「 Antec Mercury360」。ケース前面にラジエターをつけました。

 

ケーブルをコネクタに接続し、ガラス扉をつけて完成マザーボードもファンも光ってます。

更新: 2018/02/05
スペック

i7-3930Kより2倍くらい速いぞ!!

Windowsのインストールも出来たのでベンチマークを測ります。
3DCGレンダリングのベンチマークです。

 

まずはCineBenchR15。Ryzen7 1700Xは i7-3930Kより1.5倍くらいのスコア差です。

 

 

続いて V-Ray Benchmark。Ryzen7 1700Xは i7-3930Kより2倍くらい速いですね。

 最後に、3DCGソフトMayaを使って Arnoldレンダーでのスピードを比較しました。こちらの結果も、2倍くらい速いですね。

更新: 2018/02/12
総評

マルチスレッド性能が高い Ryzen7 は、3DCGレンダリングに向いている

結果は、さすがRyzen7 1700X。i7-3930K より2倍くらい速いです。
コスパが良くて マルチスレッド性能が高い Ryzen7 は、3DCGレンダリングに向いていますね。

 今回アップグレードしたメインPCの他にサブPCもあるんですよ。いつ故障してもいいようにPCはいつも2台体制。仕事でマシンが急に使えなくなったら冷や汗かくからね。さてサブPCのアップグレードはどうしようかな。次に来る自作PCのトレンドはなんだろう? 自作PCは楽しいよね。

 

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