デカすぎて一般的なフルタワーケースよりも部屋のスペースを異様に食うので購入する前に置き場所をよくチェックしましょう。
ホコリが内部へあまり侵入しない割には、よく冷える。
大容量ケースなだけの事はあります。付属ファンも結構優秀かも。
ホコリが詰まったフロント部のメタルメッシュフィルタは、掃除機のノズルを軽くあてるだけで簡単にホコリを除去出来ます。
外骨格的な精密さ
ファン固定用の内天板の剛性がもう少し欲しいところですが、全体的に非常に精密かつ、しっかりした造りなおかげか静粛性はかなり高いです。
ただし、Nepton 280L をフル回転させると2つのファンが共振するのか非常にうるさかったです。でも、マザーボードのUEFI BIOS側でCPU温度が50℃以下の時はファンとポンプの回転を絞る様に設定すれば驚くほど静かになります。
異様な重さとデカさは作業性に悪影響
デカすぎかつ非常に重いのでマザーボードを組み込む際は裏側配線への繰り返し移動作業や取り回しが意外と大変です。
されどサイドパネルを閉める際は車のドアみたいにバタムと閉まるという高級感溢れる感触がよろしい。
一旦、組み込んでしまえばマザボやストレージ、GPUなどへのアクセスはかなり楽です。
簡易水冷で用いるには設計がやや古い
このPCケースで簡易水冷を用いる場合には単発CPU構成にした方が幸せになれます。
双発CPU構成だと、2つの12cm級簡易水冷のラジエータを無理やり強引に取り付けられないことも無いのですが、ラジエータ間のスペースがギッチギチになって排熱に余裕がなくなります。
電動ドリルで理想の位置にネジ穴を開けるという手もあるにはあるのですけれども。
本格水冷なら1つのラジエータを共用する事で双発でも何とかなるかもしれません。
またラジエータをファンごと内天板に取り付ける際にラジエータ用ファンがマザボと干渉しがちです。もっと内天板とマザボ間の隙間が欲しいです。ラジエータ用ファンを内側から取り付けるのを諦めて外側から取り付ける事で何とか対処可能ではありますが、この点はCOSMOS III 辺りで改良して欲しいです。
同社製 Nepton 280L は一応取付可能ですが、やはりラジエータ用14cmファン x2を上記画像のように内天板の外側から吸出しで装着する必要があります。
このアイテムと一緒に使っているパーツなど
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購入金額
33,390円
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購入日
2013年06月13日
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購入場所
ツクモ
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