【動作環境】
・OS Windows7 Ultimate 64bit
・CPU i7 2600k (定格3.4/ターボ3.8GHz)
・マザーボード BOX DP67BGB3 (Intel SandyBridge)
・GPU RH5670-E1GH/AC (ATI Radeon HD5670)
・HDD WD5000AAKX (WD S-ATA6Gbps 500GB)
・外部HDD HDJ-UT2.0 (I・O data USB3.0 2TB)
・メモリ CMX8GX3M2A1333C9(4GB*2)+CMX4GX3M2A1600C9(2GB*2)
その他パーツは、本データーに無関係なため省略します。
【zigsow】内でも、紹介されていましたが、この構想はアイ・オー・データーさんのメモリーを購入した際に、ダウンロードサービスとしてダウンロードした『RamPhantom7』という”RamDisk Utility”を試してみた時からです。
★★★アプリケーションをRamDiskにインストールすれば速くなるはず。
その時は、メモリーに余裕もなく、ユーティリティーにはバックアップ機能がなくアプリケーションのインストールは無意味なものでした。
最近、メモリーを増設し、バックアップ機能付きの”RamDisk Utility”もポツポツ出始めていて、その中に、フリーの”RamDisk Utility”がありましたので、その検証を兼ねて紹介します。
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★ BUFFALO RAMDISK ユーティリティー Ver.3.0.0.0で作成した仮想ドライブに、 ★
★ Office2007をインストールする検証を行いました。 ★
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【検討①】RamDisk容量を決定する
(1)Windowsの起動時間/シャットダウン時間
・RamDisk な し 40秒/15~16秒で事前の作業状況で変化
・RamDisk 2GB 1分46秒/ 同上
・RamDisk 4GB 2分07秒/ 同上
・RamDisk 8GB 2分43秒/ 同上
(2)Office2007インストール必要容量
・Word、Excel、PowerPoint、OfficeToolにて、約1.5GB必要
【検討①の結論】
・RamDisk容量2GBに決定。
【検討②】
(3)ファイル起動時間
・実用的ではないが、RamDisk間でのコピー時間
・Word2007 2MB,4MB,6MB,8MBのファイルの起動時間測定
①左側の図は、Word画面が出て編集可能になるまでの時間
②右側の図は、Word画面が安定するまでで、画面が安定とはWordファイルの下部に現れる“マーク”の動きが停止した場合を安定と判断---下図参照。
③Excel2007のファイル起動時間については、ほとんど誤差の範囲で変化がなかった。
(4)ファイルコピ-時間
・Cドライブ→USB3.0外部HDDコピー 590MB : 10秒33
・Cドライブ→USB3.0外部HDDコピー 870MB : 14秒21
・RamDisk→USB3.0外部HDDコピー 590MB : 5秒58
・RamDisk→USB3.0外部HDDコピー 870MB : 8秒92
★★★ 約2倍近い速度を得た。
当然ながら、RamDisk間のファイルコピーは上記ファイルはいづれも2秒以内です。(非実用的)
【考察】
・RamDiskの設定直後はフリーズしたかと思うほど時間がかかった。その間、Windowsの再インストールを覚悟したほどでした。
▲Windowsの起動については、確実に遅くなるが、起動してしまえば、ほとんど影響はない。
▲Wordファイルの起動が速くなる
☆ファイルノコピーは速くなる。(特にSSDやUSB3.0外部記憶装置へのコピー)
▲RamDisk容量を変更する場合には、中のファイルが消えてしまう。
▲項目が多く、メモリー相性の問題なども不明なため、お勧めできるかどうかは判断できませんが、すごい数値の検証でした。
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購入金額
0円
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購入日
2011年06月05日
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購入場所
Web
atsuo@tokyoさん
2011/06/05
デメリットを考え、RAMDISKは専ら作業領域としてしか使っていませんが、数値を見てしまうとアプリをインストールして使うのも魅力的ですね。
Kitaさん
2011/06/05
昔、Gigabyteさんから【i-Ram】などD-RAMを電池でバックアップした製品で、OSをインストール可能でしたのでに興味がありましたが、容量が少なく、電池の値段が高く寿命は短く、購入する気になれませんでした。
いづれ書き換え制限がなく高速な”不揮発性S-RAMタイプ”が出てくるのではないでしょうか?
特に日本のこういった技術は優れているのではないでしょうか?早く安く出して・・・・・