レビューメディア「ジグソー」

64Bitシステムにも対応した「フリーのRAMDISKユーティリティー」です

(BUFFALO RAMDISKユーティリティーの起動画面)


『BUFFALO RAMDISK ユーティリティー』はメモリのOSの管轄外領域や管轄内領域を簡単にラムディスク化して高速なストレージ[記憶装置]とし利用できるようにしてくれるソフトです。


OS起動前にラムディスクを作成し使いきれていないメモリの領域を最大限利用できます。
またラムディスクを利用しSSDやHDDへの書き込みを減らすことで負担軽減になります。

 

良く、「今は昔と違ってCPUも速くなったし、遅いHDDを使っている訳でもないのでRAMDISKなんて必要ないよ!」と言う声を聴きますが、SSDだからこそ使う意味があるのです。

 

このユーティリティーを上手に使えば、SSDを酷使しないで済みます。

ブラウジングは速くなるし、SSDも長持ちします。

 

(設定の一例です)

 

ネットで調べると、詳しい方が色々と書いています。

 

(GドライブがRAMDISKです)

 

「ログファイルの肥大化を防止」などの対策はした方が良いかも知れません。

 

(RAMDISKのベンチ結果です)

 

フリーなのにとても便利に使えるソフトなのですが、なぜか、「使えない。システムがグチャグチャに壊された。もう、2度と使いたくない」と言うレポートがかなりあります。

 

トラブルに遭遇した多くのユーザーさんは、「使えないだけでなく、アンインストールさえもままならない。結局、Windowsを再インストールをした」と言う方が多いです。

 

確かに、この種のソフトは「環境を選ぶ」と言う要素はありそうですが、上手くいかなかった経験が無いので原因は良くわかりません。

 

あるサイトのあるスレッドでは、結局「使わない方が良い」と言う結論に達している程です。

まあ、「使いたい人」だけ使えば良いのですが…。

 

でも、日頃から良く使っている者にとって、このソフトの使い勝手は言いようありません。

 

SSDがこのツールのお蔭で本当に長持ちしているかどうかは分かりませんが、少なくとも「良い筈だ」と、精神衛生上はとても良いです。

更新: 2015/06/01
使用感

はっきり言って「必需品」です

はっきり言って、これは「必需品」です。レビューも忘れるほどに「普通」に毎日使っています。

  • 購入金額

    0円

  • 購入日

    2012年頃

  • 購入場所

    Buffalo

17人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (4)

  • Schrödingers Katzeさん

    2015/06/05

     地雷を踏む人の多くは、32bitで、OSの認識外エリアを使ってることが多いように思います。デフォルトで切り離されている機能ですし、I/Oがある部分だったりもするので、何かあった拍子に巻き込まれたり、ドライバなどが、特定の状態を期待しているにもかかわらず、使用するので、酷い目に合うのだと思います。

     認識内の領域については、ちょっとメモリをガバ食いするソフトウェアドライバに過ぎませんから、そんなに悪さをすることはないと思われます。

     デバイスとしては揮発型なので、「大事なデータは置かない。壊れて困るものは置かない。容量には注意する。」辺りがRAMDISKを使うポイントだと思います。
     どうしてもプログラムでしかないので、ブルーバックとか、突然の再起動とか、停電とかって状況の時に、HDDに退避する前だと、中身が消えてしまいますから、そういう意味ではリスクがあります。逆に一次的な作業領域としては凄く早いですから、データの圧縮や、大き目のデータを弄る作業なんかは効果が出ることが多いです。

     消えても良くて、都合が良いってデータになるとやっぱりブラウザキャッシュとかになるのではないかとは思います。
  • hachiさん

    2015/06/05

    >Schrödingers Katzeさん

    たいていは、使っても余り効果が期待できない環境で使おうとしている人が地雷を踏んでいるみたいに感じます。
    そう言う意味では、使う側も良く調べてから使うべきですね。

    自分も32bitOSで2GBの内蔵メモリーでやった経験がありますが、問題はありませんでした。(ただし、512MBのRAMDISKの効果は知れています…)

    ブラウザ本体をRAMDISKに置くなどと言う方法も実験としてはやりましたが、実用的には使い辛いです…。

    今後も、「静かなブーム」が続いていくのではないかと思います。
  • Schrödingers Katzeさん

    2015/06/05

     2GiBなら32bitOSでも、通常の認識領域のなかに物理メモリが配置されていますからその場合に問題が起きることは少ないと思います。
     問題は、3GiB以上で、システムが使う領域をメモリのリマッピングによってRAMDISKとして使う場合で、システム自体が動作するのに使用する部分である以上、何かあると本当にシステムを巻き込んで止まったり青くなったりします。
     そりゃ、不具合起こすときには激しく酷い目に遭うので、使いたくもなくなるだろうなとw
     オンボードのグラフィックスなんかもメインメモリを一部VRAMに割り振ってるので、特に何か起きる可能性は高い傾向にある気がするのと、BIOSなどの設計の問題や、そもそもチップセットが空間のリマッピングをサポートしてない場合も地雷原になります。
     そういう意味では、被害報告もまた嘘ではないのですよね。平気なときは何も起こらないだけで。リスク回避という意味では入れないで済むなら入れないほうが良いもまた、間違っては居ないです。

     多くの場合は、必要なときに確保してつかうくらいが一番効率は良いような気がします。OSの認識内メモリなら、素直にシステムに任せてディスクキャッシュにしてもらったほうが問題は少ないです。
     容量が大きくても効果は少ないですし、ブラウザキャッシュなんかを配置するのは「壊れてもどうせ再生成されるから問題ないし、ヒットした場合は速いほうが良い場所だから」で、キャッシュは「持っていないデータには意味を持たない」ですので、効果も限定的です。激しく「読まれる」事はあっても「書かれる」ことはそんなにないので、そう意味では、追い出すことに大きい意味があることは少ないです。同じページを何度も読むようなことは余りしませんので。
     起動の時間はブラウザの場合プラグインとか、周辺ソフトウェアがあるので、実は比較的コンパクトなブラウザだけが高速な場所にあってもあんまり意味はないです。

     認識外のメモリが積まれていて、使用できるなら無条件に使えますが、システム用のメモリを圧迫してまで確保する必要があるか?は作業を考えて設定しないと効果的ではないかもしれませんね。
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