通常2980円が2180円!という言葉に釣られて買ってみましたが…
上の画像は左がソースネクストの驚速メモリで作ったRAMDISK、
右がRamPhantomEXで作ったRAMDISKです。
読み込みが全体的に1割程度遅くなり、4Kの書き込みに至っては大きく速度低下しています。
元々が桁違いに速いRAMDISKですから、少々低下しても体感で気付くことはありませんが、
こうしてベンチマークを見てしまうと何か気になります。
RAMDISKとしての性能は残念な感じですが、良い所もあります。
☆OS管理外領域まで使える!
一部のRAMDISK作成ソフトでは管理外領域を使えなかったりしますが、
こちらはそういうことはないようです。
今時は特に売りになるようなものではありませんが、32bit環境では重要なポイントでしょう。
☆RAMDISKを複数作れる!
それぞれにバックアップの設定を変えられますので、
「これはバックアップしたいけど、これは要らない」という使い分けが出来ます。
ブラウザのキャッシュなど電源を切る度に消えて欲しい物はバックアップしないドライブへ。
☆仮想リンク機能がある!
メーカーの説明によると…
『ファイルパスを変更せずにRAMディスクにデータを置き換える「仮想リンク機能」を搭載しました。
この「仮想リンク機能」と「バックアップ機能」により、例えばCドライブにインストール済みのアプリケーションを、RAMディスクと仮想的にリンクさせることで高速化できます。
また、ゲームであればゲームデータフォルダだけをRAMディスクに置きかえることで、ローディングを早くするといった応用も可能です。』
だそうです。
例えば、これを有効にしてATOKニコ動辞書のフォルダを登録すると…
こんな感じでショートカットマークのフォルダとリネームされたオリジナルフォルダが出来ます。
そして、RAMDISK内にはオリジナルのファイルが複製されています。
むむむ…これは要するに自動でジャンクションを貼ってくれるソフトですか?
『インストール済みのアプリも高速化「仮想リンク機能」を搭載 【特許申請中!】』
なんて書いてありましたが、自動でジャンクションを貼るだけのものだとしたら
これで特許なんて…申請するだけならどんなものでも出来るということでしょうか?
何というか全体的に微妙なソフトだと思いました。
個別にRAMDISKの設定が変えられるのはちょっと便利そうではありますが、
RAMDISKの中にフォルダを作って、任意のフォルダを保存するようなbatファイルを作っても
結果的には同じ事ですからね。
これなら64bitで使うなら驚速メモリの方がいろいろと他の機能もあって良いです。
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購入金額
2,180円
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購入日
2011年03月01日
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購入場所
ioPLAZA
和屋さん
2011/03/01
驚速見てみましたが、メモリ管理ソフトにRAMディスクのおまけがついている感じですね。
グラフがたくさん表示されるのがおもしろいです。
あと、ジャンクションのは自動で張るほか、解除時のリカバリやバックアップとってくれるのでそれも含めて、ということでしょうね。
M.T.オーエンさん
2011/03/01
仕様表を見間違えていました…。
RAMDISKを作るだけならフリーソフトで充分なので、
市販ソフトはそこにどれだけ付加価値を付けられるかですね。
それにしてもあの速度低下は一体何が原因なんでしょう…。
アンインストールして再測定しても同じ結果でした。
M.T.オーエンさん
2011/03/01