アイ・オー・データ社製・11ac対応867Mbps(規格値)無線LAN(Wi-Fi)ルーター
WN-AX1167GRのレビューの構想を練る前に考えたことがあります。
今回のレビュアーはZIGSOW内だけで50名も居られます。
中には無線LANにお詳しいだけでなく、無線業界・通信業界・PC業界のプロが居られると思います。
そこで私は、製品箱やHPに書かれているスペックや数値の意味がよくわからない。
比較の勘所がわからない。
各種機能の使い道、設定方法がわからない。 という素人目線に立ってまとめることにしました。
また取説上では記載の少ないMacユーザーとして、
および「機械の仕組みがよくわからないMacユーザー」の視点に立ってまとめることにしました。
私はSONYのPS3を利用するまでは、屋内にLANケーブルを這わしておりました。
6〜7年ほど前に初めての無線LANルーターとしてバッファロー製「WHR-HP-GN」を選んだのは、
「AOSS」と呼ばれる簡単初期設定ボタンが備わっていたからでした。
それ以来、その存在を意識せずに「無線LAN」を愛用するようになりました。
最初の製品の通信が不安定になりだしたので、昨年8月に再びバッファロー製の無線LANルーターを選んでおります。
昨年導入したバッファロー製WHR-1166DHP2と、
今回提供していただいたアイ・オー・データ社製WN-AX1167GRは、
同価格帯・ほぼ同じ仕様に基づく製品ですので、それぞれの特徴を自分なりに比較する形で検証してゆきますね。
「WPSボタン」と「QRコネクト」で簡単設定
製品には「セットアップガイド」という表紙を含めて8ページの簡単なチラシが同梱されています。
まずはこれに従ってセットアップ開始です。
既に無線LANルーターをお使いの方の場合から WPSボタンで簡単設定
それまで使っていた無線LANルーターとモデムの電源を落として、接続を解除します。
モデムの電源を必ず1分以上切った状態を保つことでリセット状態が得られます。
この間に箱からWN-AX1167GRを取り出しましょう。
樹脂製の筐体は、プレミアム群青と呼ばれる紺色です。これはアイ・オー・データ社が石川県金沢に本拠を置くことから採用された、思い入れのある特別色でしょう。
もし筐体が金属製なら、兼六園・成巽閣の郡上の間を彷彿とさせる質感があったのにな、、と
ちょっとだけ残念でございます。
丸型の台座は、縦置き・横置き・壁掛けに対応する仕組みです。 設置場所を選ばず、また安定した設置が望めます。
既存の無線LANルーターに、
アイ・オー・データ社製なら「WPS」ボタン
バッファロー製なら「AOSS」ボタン
NEC製なら「らくらくスタート」ボタン が備わっていたら、とても簡単に初期設置が済みます
最初に取り外しておいた無線LANルーター・前任機を単独で立ち上げます。
何にも繋ぎません。
WPS/AOSS/らくらくスタート ボタンを表示ランプが点滅するまで長押し。
次にWN-AX1167GRのポートが備わる側面上部にある「WPS」ボタンを3秒長押し。
WPSボタンの横にある小さなLEDが遅く点滅し始めます。
しばらくすると「設定のコピーが完了」し、点滅が終わり点灯状態に移行します。
但し5分経過するとLED自体が消灯しますので、ご注意ください。
万が一点滅が早くなると、コピー失敗の合図ですので、最初からやり直すか、手動設定に移行します。
AOSSを備えるバッファロー製WHR-1166DHP2と、
当該機種アイ・オー・データ製WN-AX1167GRとの間で実行したWi-Fi設定コピーの様子を
動画に収めましたのでご覧下さいね。
QRコネクト
テキストより先にiPod touch・PS4・PSPでも設定可能である様子をお伝えしましたが、接続に利用した「QRコネクト」をご紹介しておきます。
AppStoreもしくはGooglePlayStoreから無料の「QRコネクト」を検索・ダウンロード・インストールして開きます。
製品に付属しているQRコード表を読み込ませるだけで、パスワードを入力する手間すら無しで接続が完了します。
2.4GHzと5GHz、それぞれに別のQRコードが用意されています。 読み込み機種の仕様によっては2つのQRコードを同時に読み取り、処理することもできるようですが、ひとつづつ個別に設定しても1分もかからず設定が終わります。
特筆すべきは、使用者が後にSSIDや暗号コードなど接続設定を変更した場合でも、アイ・オー・データ社Webサイトで設定変更後のQRコードを生成でき印刷することができること。
これで再設定時も便利です。
Macで本機の様々な機能を使いこなすためには、「Magical Finder」というアプリをインストールする必要があります。
これは、「Mac用マジカルファインダーダウンロード先」にアクセスしてご利用ください。
この「Magical Finder」を起動するには、毎回「使用者が持つパスワード」の入力を要求されます。
この一手間が、下記の「ペアレンタルコントロール機能」の設定・解除作業にかならずついてまわります。
これは、(ひょっとしたら)保護者よりPCやMacの使いこなしに長けた子供が、勝手に再設定・解除おを行えなくするための強〜い武器になりますね。
アイ・オー・データ社のオペレーティングシステムは、そのあたりのさじ加減が巧みだと再認識しました。
「ペアレンタルコントロール機能」
特定機器の通信可能時間を設定できます。
例えば、お子様がオンラインゲームやYouTubeなどの動画サイトを閲覧できる時間は平日18時~20時まで…といったルールを「WN-AX1167GR」内で設定することができます。
通信機器(MACアドレス)ごとに設定することができるので、ゲーム機だけに適用するといった細かい設定が可能です。
この機能は、添付の取扱説明書に掲載されておらず、ウェブ閲覧先からインストールするものです。
「画面で見るマニュアル」 このリンク先から簡単に設定できますので、お子様をお持ちのご家庭では利用価値が高い機能ですので、ぜひご利用なされては如何でしょうか。
「ネットフィルタリング機能」
この機能も「画面で見るマニュアル」から設定します。
ワンクリック・フィッシング詐欺やウィルス配布サイトをルータ側でブロックするシステムなので
各端末で個別に設定する必要がありません。
1度の操作で全ての端末に適用されます。 これは登録後5年間は無料で提供される機能です。
時期が来れば更新を知らせてくれるようです。
「Wi-Fi混雑チェッカー」
これはAndroid端末専用ですが、やはり無料で提供されています。
Wi-Fi混雑チェッカーはまわりの無線LANルーターの電波状況を測定して混雑状況を診断するもの。
さらに混雑状況から推奨の無線LANルーターのチャンネルの設定値を教えてくれるので、
これまでWi-Fiの速度が遅い、よく途切れるとお困りだった方のお悩みを解決してくれます。
アイ・オー・データ社では、平日だけでなく土日も9〜17時まで電話サポート対応してくれます。
また購入後2週間以内に、電話サポートを受けながらも接続が不良に終わった場合は
購入金額をアイ・オー・データ社が補償してくれるペイバック補償が用意されていました。
iMacにて 老婆心からのアドバイス
WPSボタンやQRコネクトを活用して、簡単に新しい無線LANルーターの設定に成功されたユーザーの中でも、特に乗り換え組の方々に向けて、老婆心からワンポイントアドバイスを書きとめます。
おそらく通信の途切れや遅延も無く快適な通信環境が楽しめると思うのですが、アップデートや停電など、様々な理由によりMac本体の再起動があると、まずアイ・オー・データのWN-AX1167GR
の前に愛用されていた無線LANルーター、もしくは周辺に存在する無料アクセスポイントが優先的に選択されてしまいます。
iMac右上にある通信マークからプルダウンすると表示されるアクセスポイントには、かならずWN-AX1167GRが持つ局が表示されているはずなので、そこから選択してもよいのですが、今後のためを考えて再設定しましょう。
まず環境設定を開きます。
次に3段目にある「ネットワーク」を選択します。
ネットワーク名横の窓の右端にあるボタンを押すと、過去に愛用していた局名、その他に周辺に存在するアクセスポイントが並びますので、目指す「IODATA」のアクセスポイント局を探して、最上段にドラッグしてください。
5GHzと2.4GHz、2種類のアクセスポイントがあるので、どちらも最上段まで引っ張りあげてくださいね。
これで、モデム・無線LANルーター側、Mac本体側、どちらを再起動しても、最初に望むアクセスポイントに繋がります。
「そんなん知ってるよ〜、」という方には「釈迦に説法」でございました。 悪しからず。
最新機種同士比較では 差がでない
まず最初に、当家の通信環境を明らかにします。
地域NTT基地局から150メートルしか離れておらず、ADSLでも十分な通信速度が得られるので
未だにADSL12メガプランでの契約です。
モデムと無線LANルーターは近接設置しており、そこからメインマシンのiMacとの距離は2メートル足らずです。
まず、モデムとiMacを直接LANケーブルで接続した数値を調べます。
9.85MBが出ています。
次に無線LANルーターを介して計測すると10.27MBでした。
LANケーブルの品質や、計測時に生じる不確定要素が原因かもしれませんが、とにかくADSL12MB契約下において無線LANルーターがボトルネックになる可能性はゼロだと言ってよいでしょう。
木造3階建て店舗兼住宅 一部H鋼材補強あり で電波安定度を検証しました。
まずは店舗内入り口付近に設置したWN-AX1167GRから発射される電波を
各階に置かれたiMacが得る接続速度を計測しました。
ルータ横設置iMacで出る速度 10.24MB
2F設置iMacで出る速度 9.75MB
3F設置のiMacは内蔵されているAirMacが古すぎて、どちらでも1MBに満たない数値でした。
バッファロー製無線LANルーターの場合は アイ・オー・データの10.24に対して10.27MB
2FのiMacでは、9.75に対して9.48と、アイ・オー・データの方が少し早い数値です。
通信速度にほぼ差は無いと結論づけました。
次は無線LANルーターをアイ・オー・データWN-AX1167GRに固定し、モバイル機器に
iPod touch第五世代を用いて、屋内での通信環境を確かめました、
直近A地点では 9.00Mbps 上り:1.23Mbps
2階B地点では 10.27Mbps 上り:1.24Mbps
3階C地点では 8.03Mbps 上り:1.21Mbps
3階D地点では 5.60Mbps 上り:0.91Mbps
この実験結果からは、異なる階ながら、直線距離で最も近いB地点がイチバン良い数値を出しており
対角線上に位置し、最も距離が遠くなるD地点での数値が悪くなることが判ります。
鉄筋構造住宅の場合はもう少し悪くなると思われますが、3階建て住宅でも十分な電界強度が得られることを示していると思います。
バッファロー機も、アイ・オー・データ製WN-AX1167GRと同じくビームフォーミング機能を持っておりますし、発売開始時期が近く、通信性能を示す規格は同じです
販売価格も近いので、両者が持っている電界強度に差は感じられないというのが実感でした。
外部アンテナを持たず、360度全方向に良い電界強度を供するWN-AX1167GRの性能を確かめるために、家の外にどれほどの電界を張るのかを確かめました。
WN-AX1167GRは窓カラス近くに設置していますが、その窓は鉄網入りのシールドタイプと不利な状況であります。
まずガラスを隔てて目視できる方向に向かって離れてゆきました。
赤い6角形地点にWN-AX1167GR 赤い星のところが臨界点から2メートル程近づいた場所
約12メートル以上あると思われます。
この地点での性能は
アイ・オー・データ製WN-AX1167GR 7.00Mbps 上り:1.03Mbps
バッファロー製WHR-1166DHP2 8.09Mbps 上り:1.24Mbps
次は目視できない方向9時半の方向に離れてゆきました。これも約12メートルほどでしょう。
アイ・オー・データ製WN-AX1167GR 6.51Mbps 上り:1.06Mbps
バッファロー製WHR-1166DHP2 3.97Mbps 上り:1.12Mbps
この実験では前に強いバッファロー、横に強いアイ・オー・データという事になりましたが
動画を視聴しつつの体感上の性能では、ほぼ差は感じませんでした。
ふと思いつきました。 アイ・オー・データのWN-AX1167GRは、縦置きも横置きもできます。
電界強度に差がでるかもしれません。 同じフロアで目視できる障害物の無い場所を選び、約7メートルの距離を離して実験してみましょう。
横置き 下り:10.17Mbps 上り:1.30Mbps
縦置き 下り:8.93Mbps 上り:1.28Mbps
先の実験では、縦置きした時に真上の電界強度が高かったということからも、横置き時は水平方向に、縦置き時は上下方向に、より強い電界強度が期待出来るのかもしれません。
確固たる検証には至りませんが、お使いの方は使用環境に応じて設置方向・縦・横を変えてみるのが良さそうですよ。
試しに手持ちの機器全てを接続した時の速度を計測すると
想像通りです。
WN-AX1167GRは、8台までの同時接続を担保してます。 3MBあれば、ほとんどの高画質動画のストリーミング再生が可能なはず。 うちは12MBのADSLです。 高速契約なさっているご家庭では全く問題なく家中で高速通信が期待できると思います。
2.4GHzと5GHz どう違うの?
WN-AX1167GRに限らず、現在売られている無線LANルーターには2.4GHz帯と5GHz帯の2系統の電波帯を設定できます。
でもどう違うの? どう選べばよいの? いやそもそも気にしたことが無いよ。
ちょっと調べてみました。
2.4GHz帯は古くから利用されており、
スマートフォンやノートPCのWi-Fiだけではなく、Bluetooth、コードレス電話、ガレージを開けるリモコンなどの機器でも使われているし、電子レンジも利用する帯域だ。
要するに混雑していると言われる周波数帯のようです。
対する5GHz帯は2.4GHz帯より新しい帯域だそうです。
そのため、電波干渉が起きにくいと言われていますが、2.4GHzと比べると、壁などの障害物に弱いんだそうです。
科学の時間に、電波は周波数が低いと回り込みやすいと習ったような気もします。
5GHzより2.4GHzの方が、家の中では届きやすいと考えれば良いのかしら。
でも、マンションなど集合住宅の場合は2.4GHzを利用する人が多そうです。
多くの無線LANルーターでは、より良い環境を自動選択してくれるようですが、知っているに越したことはありません。 ちょっとすっきりしました。
使用者に寄り添った 良い設計
アイ・オー・データ製のWN-AX1167GR と
ほぼ同クラスと思われるバッファロー製のWHR-1166DHP2を比較する形のレビューでした。
外観は仕上げもデザインもバッファロー製が良いと感じています。
赤いAOSSボタンがアクセントになり、LEDランプも彩りを添えています。
対してWN-AX1167GRのWPSボタンは裏面に小さく潜んでいます。
動作状態を示すLEDランプの装備はありません。 物足りないとお感じになる方も居られそうです。
でも
勝手な想像ですが、他社のワンタッチ接続ボタンが本体全面に装備されているのに対して、アイ・オー・データはWPSボタンを裏面に小さく配しているのには訳があると思うんです。
これは見知らぬ人が、ワンプッシュで電波を乗っ取ることを防ぐためではないでしょうか?
住環境によっては、玄関先近くにルータを設置している場合もあります。
流石に裏面に小さく配されているボタンを、人目を忍んで押すことは難しいでしょう。
設定時に一度押すと、後は数年黒子として働く無線LANルーターですので、ボタンは裏で良いと
改めて思いました。
動作を示すLEDも、黒子には必要ありません。
ただ! 異常がある時にだけ光る隠されたLEDなら、フロントに装備されていても良いと思いますが、どうでしょうか?
アイ・オー・データ社が用意している「セキュリティーキー」は、英字を含まない13桁の数字です。
大文字小文字の区別も無く、ゼロと大文字のOや数字の1と小文字のエルを間違う心配がありません。
手順を追って入力する時に失敗する可能性が減ります。
設定方法や各機能のレビュー PREMIUM REVIEW テーマ
でレビューした
「Magical Finder」という他社機では複雑工程が必要な設定を簡単に行えるアプリ
「ペアレンタルコントロール機能」
「Wi-Fi混雑チェッカー」
「ネットフィルタリング機能」が 設定可能です
「土日も対応の電話サポート」
「ペイバック補償」
基本は触らない機械 基本はずっと通電しておく 黒子の機械です。
見た目より、初期設定の簡単さ、パスワードの変更やそれにともなうQRコードの作成の簡単さ
セキュリティー機能の充実具合を比較すると、
このアイ・オー・データ製のWN-AX1167GRの価値がよくわかると思いました。
今のところ、前任機より通信安定度がうんと高いのも気に入りました。
まだ新しいのですが、バッファロー君は棚で休んでもらいます。
最後にプレミアムレビューの50人に選出してくださったZIGSOWの方々、製品を提供してくださったアイ・オー・データ社の方々に感謝いたします。
ありがとうございます。
今回試すことができていないビームフォーミングに関して、また他の事に関して気づいたことが出てきましたら追記いたします。
検証に用いた機器一覧
住友電工モデム メガビットギアTE4571E
利用プロバイダ eAccess:タイガースネット
契約内容 ADSL12MB
メインマシン iMac mid2011
2F iMac 2015 ・
PS4 PSP
3F iMac パワーPCモデル(AirMac内蔵・ボトルネック状態)
モバイル機として iPod touch 5th iPad 2013モデル VAIOホン初期モデル
モバイル機の通信速度計測ソフトとして RBBスピードテスト(無料アプリAppStore経由)
比較対象としてバッファロー製 無線ルーターWHR-1166DHP2/N
一度も切れず
導入後2週間近くが経過してます。
前任機のバッファロー製WHR-1166DHP2では、不意に接続が切れ、再認識させるまで1〜2分の待ち時間が発生したこともあるのですが、
新しいアイ・オー・データ社製WN-AX1167GRは
これまでただの一度もそのような事象がありません。
少なくとも我が家比イチバンの安定性です。
導入時に感じる煩わしさにおいて、現在売られている最新機器同士比較では、殆んど差は無いと思います。
仮に多少の差があったとしても、初期設定時に少し感じるだけです。
でも接続の安定性に差があるとしたら、導入後ずっと感じる問題です。
其の面で、このWN-AX1167GRは安心してオススメできる良い機械だと思ってます。
くろぱんださん
2016/05/05
私には比較する機器がなかったのでわかりませんでしたが、機器によって差がでるものなのですね。横置きと縦置きの差とか思いもよらなかったです。
コピー機能の動画は非常に理解しやすいです。動画に勝るものなしですね。
フェレンギさん
2016/05/05
くろぱんださんのプレミアムレビューも、切り口が面白くて、とてもわかり易かったです。
なにより、自分が分かるようになる工程を人に知ってもらう形って、良いです。
自分に対してもそうですが、知らない人に教えられないということは、きちんと理解してないという事ですしね。 プレミアムレビューは普段より責任があるんで、それを利用して自分の知見を高めるきっかけにすれば一挙両得っていう感じです。
タコシーさん
2016/05/06
さすがフェレンギさんのレビューは緻密ですわ...
私も今まで使ってきたルーターが壊れたので今日新しいのを購入してきました
という訳でタイミングがばっちりです...(>_<)
フェレンギさん
2016/05/06
お褒めに預かりました。 恐縮しつつ、、嬉しいです。
業務用として酷使するオーディオ機器の中で、ゴムベルトが多用されているカセットデッキ、レーザーに寿命があるCDが故障してしまうのは、理由が見えますし理解できます。
でも、意外にFMチューナーも良く壊れたんです。 それも旧型バリコン式よりシンセサイザー式の製品が。 通電時間を考えると、ほんと不思議です。
ルータの場合は、背面のポートを多用していると埃が溜まりやすいですし、基本設計上あまり放熱に留意していないと思うのですが、これもPLLシンセサイザー式FMチューナーに似てると思ってます。
基盤・チップの温度が一定以上になると2次曲線を描くように寿命が短くなると聞いてます。
その辺りに原因があるのか?
実際にウチのルータもそれほど長持ちしてません。 結構温度が上がってます。
直射日光対策・ホコリ対策が長持ちの秘訣かな? と思っております。 しらんけど〜。
supatinさん
2016/05/14
(*・ω・)*_ _)ペコリ
プレミアムレビューお疲れ様です
何時も通りの分かり易くセンスの良い動画は流石ですね
緻密な検証と丁寧な文章によるレビュー見習いたいです
(*´ω`*)
フェレンギさん
2016/05/14
ありがとうございます。
規格更新に伴い、各社一斉に良くなる種類の製品だと思うのですが、手持ちのバッファロー製品とアイ・オー・データ社製品では、目指すユーザー像が異なるのかな と感じました。
用語の意味が判らない私のようなユーザーにはアイ・オー・データ社製品がフィットするように思えます。
アラクレさん
2016/05/15
回線速度が私の家よりちょっと速いというレベルだったので、
すごーく参考になりました。皆さん光なのであまり参考にならないんですよトホホ。
今使っているNECの無線LANもかなり古くなっており、
WEPしか対応していないとかセキュリティ的には終わっているので、
ちょっと当製品に興味がわきました。
フェレンギさん
2016/05/15
これくらいの回線速度が「適性速度」なんですよ、なんちゃって。
それはともかく、デザインではバッファロー製が上回ると感じましたが、このアイ・オー・データ社製も、それなりに良い所があります。
手打ちするセキュリティーコードが数字だけというのは間違いにくくて私は好きです。
英数大文字小文字を混ぜる事で安全性は上がると思いますが、AOSSスイッチが誰でも押せるところにあったり、コード表が製品の裏に仕舞えるというのは 「知っているモノにとっては、玄関マットの下に隠している鍵」 のようなものですよね。
基本性能は販売時期に許諾されている最新技術がベースになると思うので、きっと差が無いでしょう。 ワンタッチ設定もほぼおなじ。
セキュリティーコードの書き換え、再設定時のUIに優れるアイ・オー・データ社製品に親近感を持ちました。