ZIGSOWプレミアムレビューに初めて参加します。
既存の無線LANルーターとして、WZR-HP-AG300H (2010/10頃購入、
11a/b/g,2(2.4GHz/5GHz)対応)を使用していたため、
以下の端末/ポイントで通信速度を比較します。
■端末
左から、
iPad mini3:.2.4GHz(11n),5GHz(11n)
GlaxyS6:2.4GHz(11n),5GHz(変更前11n,変更後11ac)
iPod touch:2.4GHz(11n)
■ポイント：発売時期の差による新技術は通信速度/電波強度にどのように影響しているか？
・無線LANルーター変更前後の通信速度について
・無線LANルーター変更前後の端末(Galaxy S6)が受信する電波強度について
新旧無線LAN親機の通信速度は同じ規格なら大幅な上昇はない
○無線LANルーター変更前後の通信速度について
動画/ストーリミングコンテンツを無線LANルーター変更前後で比較したのですが
表示フレーム・レスポンス共に何も変わっていない。
このため、以下のソフトを使用して、通信速度をチェックしてみました。
iOS/Android: SpeedSpot 本ソフトを使った測定結果は以下の通り。
※通信速度の速い方を赤字で記入
ダウンロード アップロード
(変更前) (変更後) (変更前) (変更後)
Galaxy S6[2.4G] 14.23Mbps 11.56Mbps 39.84Mbps 29.54Mbps
[5G/11n] 30.63Mbps - 66.29Mbps -
[5G/11ac] - 29.14Mbps - 218.41Mbps
iPod mini3[2.4G] 31.28Mbps 31.84Mbps 36.22Mbps 33.85Mbps
[5G] 30.63Mbps 17.56Mbps 45.16Mbps 31.96Mbps
iPod touch[2.4G] 39.65Mbps 11.29Mbps 35.14Mbps 20.12Mbps
差は微妙だが・・・
変更前の無線LANルーターの方がほとんど速い！
(11nから11acへのアップロードは
変更後、完勝！！)
電波強度レビュー
通信速度の変化が余りないため、以下のソフトを使用して、GlaxyS6で電波強度を
チェックしてみました。
Android: 無線オーバービュー360 本ソフトを使った測定結果は以下の通り。
※電波強度の強い方を赤字で記入
dBm
(変更前) (変更後)
Galaxy S6[2.4G] -40 ~ ｰ61 -43 ~ ｰ70
[5G/11n] -47 ~ -78 - ※変更前の電波強度に振り幅があるため、
[5G/11ac] - -49 ~ -70 ※平均すると変更前後で電波強度差がない
電波強度については、変更前の方が強い
変更前の無線LANルーターが速いのは、電波強度の差が
影響している可能性大！
(外付けアンテナが無い分、無線LANルーターの
設置位置が影響しやすい可能性があります。
・・・通信速度を向上するための
のりしろ がありそう！！)
WiｰFi設定コピー機能の制限
本レビューで最も期待していた古いルーターから新しいルーターに設定を入れ替えるWi-Fi設定コピー機能ですが、
2.4GHzのSSIDと5GHzのSSIDを
ひとつずつコピーできます。
との記述が、箱にあります。
言い方を変えると
2.4GHzのSSIDと5GHzのSSIDが
それぞれふたつ以上あっても、
ひとつしかコピーできない。
ことになります。
この条件が、変更前の無線LANルーター：WZR-HP-AG300H が実装している
AOSS(バッファロー社製品に実装されている無線LAN自動接続方法)実行時にSSIDを自動生成する
機能により、最大のネックとなります。
つまり、以前、AOSSを実行していたため、
2.4GHzのSSIDと5GHzのSSIDがそれぞれ
ふたつ以上ある状態になっており、ふたつめ以降の
SSIDはコピーされず、そのSSIDを使用していた
無線LAN子機の再設定することになりました。
※簡単に設定できるはずが結局、手動入力したため本機の売りの機能が活用できなかった。
設定時に苦労した点（今後、改善してほしい点）は、設定時に必ず使用するWPSボタンが小さすぎて
非常に押しづらい（正しく押されているかを何度も見直しました。）
※上にある○型がWPSボタンです。
この点については、次期製品でWPSボタンの大型化,フロントへの移動されることを願いします。
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