3月末にau光からSoftBank光に変更して802.11acに対応した無線環境となりました。
最近購入したiMac (27-inch, Late 2015)が11acに対応しているのでかなり満足した状況ですが
無線ルーターから離れた自分の部屋でMacBookProで作業をする場合は当然のことですが、電波の強度、通信速度とも落ちてしまいます。
中継機の購入を検討していましたが、幸いにも今回のレビューの機会をいただきました。
光コンセントに近接してこのように設置しています。
iMacの直下。
左下手前がWN-AX1167GR。その右にSoftBankの光BBユニット、WN-AX1167GRの奥にNTTのホームゲートウェイです。
近距離では電波強度と速度はカタログ通り
■1 直近では
はじめに真上のiMacで計測しました。「ワイヤレス診断」appです。
電波の強度の比較です。「IO***」が本製品、「184***」がSoftBankのユニットです。
どちらも2Gの方が5Gよりも電波が強いです。
同じappで「パフォーマンス」ウインドウを開き、wifi接続を切り替えながらの計測です。
SoftBankのユニットは1300Mbps、本機(WN-AX1167GR)は867Mbpsに対応ですので、それぞれ最高のパフォーマンスは出ているという感じです。
ちなみにSoftBankのユニットの5Gに接続している時のパフォーマンスは以下の通りです。
1000Mbps以上です。この場所では本機に交換する魅力はありません。
ルーターから1m ほどの距離で PowerBookPro でのパフォーマンス計測結果です。
PowerBookは11nまでの対応ですので、最高で450Mbpsです。
■2 10m離れた部屋で
和室と玄関を挟んで10m以上離れた和室で、PowerBookPro を使用することが多いので
そこでのパフォーマンス計測結果です。
位置関係はこのようになってます。
パフォーマンス計測結果です。
5Gと2Gのレートが逆転しています。
▲ レートの比較
レートが変動しているので、それぞれの安定してるレートを調べました。
安定するレート 最低 最高
184**5G 108 81 〜 121
IO**5G 81 54 〜 108
184**2G 145 78 〜 145
IO**2G 78〜108 54 〜 104(ブレが大きい)
SoftBankのユニット、本機(WN-AX1167GR)とも2Gの方がレートも強度も高くなっています。
ユニットの比較では、やはりSoftBankの方が優位です。NTTのホームゲートウェイに接続するwifiルーターとしての比較では交換するほどの優位性はないというのがここまでの結論です。
■3 リピーターモード(中継機として)
本機(WN-AX1167GR)にはリピーターモードがありますので、中継機としての性能を計測しました。
「画面で見るマニュアル」に従って設定。数分で完了しました。
12m離れた和室(8畳)に設定し5Gで計測。(これ以前のレートは 108Mbps程度)
転送レートが300Mbps!です。
PowerBookを2階に移動しました。(これ以前のレートは 27Mbps程度)
転送レートが78Mbps!です。
最後に本機を2階寝室に移動してみました。
やはり300Mbps!です。
PowerBookProの11nの性能を十分に引き出しています。
中継機として素晴らしい環境を構築できました。
リピーターモードで2階のwifiが劇的に改善されました。
最近、夜は2階の寝室でネットを使用することが多くなりました。
本機(WN-AX1167GR)をリピーターモードで使用することにより、PowerBookProのwifiのパフォーマンスををほぼ最高に活かせるようになりました。
今回レビューの機会をいただき有難うございました。
yosyos888さん
2016/05/10
うちは古いのばっかりだったので変わらなかったみたいですね。