フロッピーディスク。とくに前世紀までは、かなり永い間要所要所で使うメディアだったが、PCのドライバ導入などもUSBメモリでできるようになって、今世紀になってほぼ表舞台からは消えてきた。会社でも、フロッピーディスクがあることが前提となっていたOS、2010年7月に延長サポートが終了したWindows2000ベースのシステムを、クローズドの業務系システムとしてかなり引っ張って2015年くらいまで何台も使っていたが、今は2台しかない←まだあるのかよw(←完全独立機器のコントロール用、シリアルポートでの制御という古式豊かなもの)
個人では、自分がZIGSOWに参加した頃には、まだ希に使っていて、当時久々に組んだ自作PCにFDドライヴ
を入れていたが、当時ですら月イチ使うかどうかという使用頻度で、その後数年でほぼ完全に使わなくなってしまった。
しかし、今回FDを使う機会があり、FDドライヴが必要となった。まだ実家にある上記ドライヴを持ってきてもよかったのだが、接続はUSB式とはいうものの、内蔵型で、ガワは前面以外は金属剥き出し。また、現在も当時のメインPCは、中身をPhenomⅡX6 1090T BE
から、Pentium G3258 AE
に入れ替えて、帰省したときのネットチェックなど軽作業に使っているが、バラして中に固定されている内臓ドライヴを摘出して、次帰るまで3.5インチベイが空きっぱなし、というのも感心しない。
またこういうFDを使わなければならないようなレアケースが発生した時に、対応可能なのが実家の内蔵ドライヴ1台きり、というのも心許ないので、もう一台外付けUSBドライヴを確保しておくことにした。
取りあえず、もはや中古しか入手できないので、
・現品があって
・送料無料で
・ある程度の保証が期待できる
ということで、プライム会員でもあるAmazonで手配することに。
ちょうどポイントも貯まっていたので、全額ポイント支払いにして、キャッシュの出費もなければ良いかと。
ものは、LogitecのUSB接続外付け型FDドライヴ、LFD-31UE。
このLFD-31UEは長く造られたLFD-31UXシリーズのひとつ。2002年の発売らしい。
後ろ側が....元は半透明でiMacとも合ってた...ンだろうナァ...
シルバーメインの筐体だが、後ろ側(ディスク挿入口ではない側/USBケーブルがついている側)と裏側が半透明になっている。
裏は黄ばみがさほどではないので、製造時のデザインがなんとなく判る
対応OSが、Windows 98/Me/2000/XPに加えてMac OS 8.6以降という事なので、ちょうどiMacの後期の時代。
それもあって、部分的にスケルトン仕様だったiMacにも合うようにデザインされいてる感じ(USBケーブルも半透明シースで中の網線が見えている-魅せている-スタイル)。
ただ、20年の時の経過は残酷で?おそらく当時は綺麗な半透明で、ドライヴユニットの厳つい筐体や銀色の網線が透けて見えて素敵だったハズのモノが、すっかり黄ばんで濁った感じになってしまっている。
しかし、動作の方は問題なく、レガシー機器とは言うもののPC黎明期のデファクトスタンダードだったFDドライヴは、USBケーブルを接続しただけであっけなく認識。
無事、懐かしいフロッピーディスクを使う事が出来ました。
【LFD-31UE仕様】
インターフェース:USB 2.0 Full-Speed(1.1互換)
対応メディア:3.5型2HD FD、3.5型2DD FD(DOSフォーマットのみ)
対応フォーマット:1.4MB(Macintoshフォーマット)、1.44MB(DOSフォーマット)
1.25MB(DOSフォーマット)、720KB(DOSフォーマット)
ディスク回転数:300rpm
最大データ転送速度(I/F,理論値):USB Full-Speed,12Mbps
入力電圧:DC+5V(USBポートより供給)
消費電力(定格):370mA
外形寸法(幅×高さ×奥行き):107×18.5×145mm(突起部を除く)
質量:275g
設置方向:水平
コネクタ形状:USB シリーズA
USBケーブル長:80cm
保証期間:1年間
流石PCの初期からあるメディア、挿すだけ認識
FDの後に出てきて、HDDの大容量化による存在意義の減少や、SSDやUSBメモリのようなより安定して汎用性が高いメディアの出現で、駆逐されたMOやZIP、JAZやORBなどのメディアを「今使おう」と思うと大変だが、FDだけは流石にPCの基底部に書き込まれている感じで、普通に使える。
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購入金額
1,780円
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購入日
2023年02月21日
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購入場所
Amazon
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