VICTOR MC-1 (ダイレクトカップル方式) フォノカートリッジ
レコードカートリッジです MC型で通常は針先振動のコイルで発電するのですが、そのコイルを当時のIC製造技術を用いフォトエッチング技術でコイルを作りそのコイル基板をレコード針の近くで動作させる当時としては画期的なものでした。
1977年のMC-1がVICTOR社最初のMC型カートリッジで半導体製造技術を応用したプリント式のマイクロ・コイルを採用し、針の至近に設置、ダイレクトカップル方式を名乗ったカートリッジです。MC-1ではLSI技術を応用した単層コイルだったが、やがて超LSI技術を応用した多層コイルに発展していった(ヘッドフォン博物さんよりコピー)
カンチレバーの下側にマイクロコイル基板が付いています 上が針です
う~ん、解り難い...!
今回のカートリッジは片チャンネル断線してます 私が好きなJUNK品 (*‘ω‘ *)
お店から送られてきた状態です 梱包などに手間が掛かっていますね
構造的にはSATINカートリッジに似ていますがMC-1はダンパーが有りますが
SATINカートリッジはダンパーレスです...とはいえグリスがダンパー
凄く小さいコイルです 人間の手で作るのは無理なのでフォトエッチング方式になるんでしょう ただこのカートリッジはコイルの小ささ故に年数もたっているので断線するものが多いようです ですが、当時の日本ビクター社の技術革新力は凄いものでした 4チャンネルCD-4方式なども素晴らしい技術でした これらが後々のVHS開発につながったと思います
昔々中学校音楽教室にもVICTORのステレオが有りました それが
刷り込みでしたね 私の場合..音楽担当先生は個性的な人や癖のある
人が多かったですね
若い時VICTORのテープデッキやFMチューナー、カセットデッキを
購入し使っていました デザインからは若者向けと言う製品でした
1KHz歪率 約1% 良いですね 低域はRIAA復調で低音がより増幅されるのでノイズ
も多くなります
使用してみて
F特Sweepグラフでは年数経過で高域が約5dB位落ちていますが製造後40余年以上経過してる割には立派だと思います 高域部分の輪郭再生音やスッキリした繊細なストリングスなども明瞭に聴くことができます また低音もダンピングが効いたやや硬めの低音が聴こえます 粒立ちのハッキリした再生音と言えます 針も十分残っているのでまだまだ使えそうですね。
ヘッドフォン博物館様
http://20cheaddatebase.web.fc2.com/needie/NDVICTOR/victorindex.html
-
購入金額
0円
-
購入日
2025年06月14日
-
購入場所
HiFi堂















ZIGSOWにログインするとコメントやこのアイテムを持っているユーザー全員に質問できます。