レビューメディア「ジグソー」

凛冽...

M-18E ,  かって京都にあったSATIN(サテン)社のMCカートリッジです 

色々試行錯誤されて、最後はゴムを排したアーマチュア機構やベリリウムカンチレバーで技術力を誇りましたが、CDの出現以降廃業されました 独特な機構、音質で外国でも人気を博しました 

 

                     

                

                 カートリッジ種別で交換針の色が白、黒、サテン文字が白、黒あるようです

 

 

レコードのカッティングマシンの構造を逆にして再生に当てはめたら一番理想的な再生ができると

いうアイディアで作ったカートリッジとカタログで言っておりました でもオリジナルマスターテープなんて聴いたことないですから真実は不明です

 

M-18E  楕円針、

M-18X コニック針 ,

M-18BX  コニック針ベリリウムカンチレバー

 

の3種類がありました(丸針のM-18というのもあったとの情報もあります)

オークションでたまに観るのは18E , 18BXです  

またレコード針は本体側のマグネットに付くように交換針底部に鉄片が付いています

MC型ですが針交換可能です....ですが針はもう販売されていません

 

                 M-18E  楕円針です       

                  

                     

                      40年前に作られたものですが今でも再生できるとは凄いでしょう?

                      技術って人間個人の技という事をこのカートリッジは示しているような。

                                   

                  

 

                  

                   針を外したところです  先端のほうに針を受けるアーマチュアがあります

 

 

 

 

      再生音は所持してるSATINカートリッジでは一番良い音がします 

      高音が綺麗に再生される 中音ははっきり明瞭に再生します

      低音は硬質の低音ですが、その中に柔らかさをもって再生されますね

      全体的にシャープな音色で、どんと量感豊かに再生される音ではないです

      一日中、長く聞いていると疲れますがキリッとした音質と言えるでしょう

      で、歪が少ないですね 清聴さの中の豊かな音とでも言いましょうかね

 

      従来のSATINカートリッジは煌びやかな高音、締まった低音という感じですが

      当M-18Eは豊かな中低音が加わります 円熟味に到達した再生音でしょうか。 

       

       針部分がアーマチュアを押し下げないように針ホルダーで防止しています    

      

        交換針----鉄片になっていて本体の発電用マグネットにぴったり付きます

 

 


規 格   M―18E,M―18X,M―18BX
周波数範囲     8Hz~30KHz, 45KHz, 50KHz, 50KHz
クロストーク    35dB:1KHz 25dB, 30dB, 30dB:30KHz
インピーダンス   30Ω, 30Ω, 20Ω 50KHzまでほぼ純抵抗
負荷インピーダンス 30Ω~200Ω 50KΩでも可(負荷インピーダンスは低いほど
          音質良好となるが、30Ωでは出力電圧は下記の1/2となる。)
出力電圧      2.5mV, 2.0mV, 1.5mV 50mm/sec RMS 45°
コンプライアンス  20, 20, 25(×10-6cm/dyne)
針  圧      0.5~1.5gw, 0.5~1.5gw, 0.3~1.2gw(推奨値)
針  先      0.2×0.8ミル楕円針, 0.1×2.5ミルコニック針,
自  重      9.2g        0.1×2.5ミルコニック針
●数値が二つ以上表示されているのは M―18E,M―18X,M―18BXの順序。
 出力電圧がタイプで違うのはMCコイルの巻き数が増減している為ですね

●MCカートリッジですが出力電圧が高いので昇圧トランス無しでも再生可能です 

 

 

    ------------------------------------------------------------------

 

 

 

 種別          針   先   交換針ホルダー  SATIN文字
18―NE  楕 円 針    白      黒
18―NX  コニック針    黒      白
18―NBX コニック針    黒      黒
 (18―BXはカンチレバーに比重1.85の超軽金属ベリリウムが使用されています。)
カートリッジ        交換針
M―18E  ¥25,000   18―NE  ¥10,000
M―18X  ¥32,500   18―NX  ¥15,000
M―18BX ¥42,000   18―NBX ¥22,000
(金額は1975年頃と思います) 

 

 

周波数特性 :  8KHZ近辺から上昇しています(スポット周波数をWAVE録音再生したグラフ

ピーク部分が値になります。

  

 

 

スポット周波数再生画像 下-RCH , 上-LCH  15KHZ付近高域が上がる傾向にはあるようです

周波数特性だけでは音質は決められません 針、カンチレバー、コイルの材質形状、マグネット

他の条件等で音が変わります  

                  100hz以下はaboutです

 

 

 

      1KHZ基準信号再生時の高調波スペクトル 3次高調波 -30db

カートリッジは周波数特性では現れない、コンプライアンス、材質の響き、カンチレバー材質、針先コイルの巻き数など諸々の要因がありかなり聞き分けるのも難しいですね  

     

   

   

                 SWEEP波形 左CH

                  SWEEP波形 右CH         

                  左CH  1KHz高調波  

       1KHz高調波 右CH

  

  

  

  

 

 

 

2016-may-1

F特、スペクトル画像追加、文章 加筆/削除/訂正 

2019-1-16  SWEEP波形追加  

      PC SOUND BLASTER入力(高域ロス補正済み)

      AMP:TA-E86 MM-POSITION SOFT:WAVESPECTRA  

                  RECORD : VICTOR TRS-1007  

 

 

 

 

 

更新: 2016/07/19
満足度

音の切れ味は流石...寒気凛冽

切れ味抜群ですが、低音は芯のある硬めの低音の中に柔らかさが有るって感じですね M-14にも片鱗が見えますが、M-18シリーズで円熟味に到達した感じですね

音質は明瞭です、鈍重ではないです 中高音もハッキリ出ますしその中に軽快明るさもあります 

 

私見ですが、こういうカートリッジは楽器だと思うんですよね 色々な鳴り方があり

鳴らし方があるってことでしょうか  当時(1975)の金額で25000円の定価です。

 

 

  • 購入金額

    0円

  • 購入日

    不明

  • 購入場所

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