パッケージは、小型のブリキ缶で、蓋を開けると、黒いスポンジ製緩衝材の中にUSBメモリが入っています。

USBメモリのメモリ部は、コの字型のフレームに挟まれていて、回転させることにより、USBメモリのインターフェースをUSB Type-CとUSB Type-Aに切り換えることができます。

WEBページに記載されているように、USB 3.1インターフェイスを備え、データの転送速度は、USB 2.0の10倍以上です。

と記載されていますが、その後に、USBメモリーの書き込み速度は、15-30MB/sです。(赤線部)と記載されています。

この赤線部分を読み飛ばしていました。

USB 3.1 Gen1の仕様では、最大5Gbps、USB 2.0の仕様では、最大480Mbpsと設定されています。
この通信速度をそのまま読み書き速度に変換すると、5Gbps=5x1024Mbps=640MB/s、480Mbps=60MB/sとなります。
つまり、USB 3.1 Gen1仕様では、最大640MB/sでの読み書き、USB 2.0仕様では、60MB/sでの読み書きなので、WEBページ記載の通り、USB 2.0の10倍以上高速です。

しかし、実際にDiskMarkを走らせて、その読み書き測をを確認してみると、WEBページに記載の通り、USB 2.0の仕様の半分程度の読み書き速度でした。

これは、WEBページ記載のように、書き込み速度は、15-30MB/sに収まっているので、この速度が、このUSBメモリの正規の速度のようです。

インターフェイスが本当にUSB 3.1なら、内部に使用しているフラッシュメモリがUSB 2.0以下の低速メモリが使われていることになります。