吹き口部分が標準では付属しないウインドシンセコントローラー(円筒形)MWiC。
アルトサックス用マウスピースであれば、ある程度互換性はあるらしいが、一番組み合わせとして良いのが、開発時に参考にしたという、YAMAHAのアルトサックス用マウスピース4C。
自分は普段サックスなどの管楽器を吹かないので、特にこだわりがなく、「標準」とも言えるYAMAHA AS-4Cを手配したのだが、当然これだけでは鳴らないので、リードを付ける必要がある。そのリードには手入れが楽で個体間のバラツキがほとんどない樹脂リードを選択した。
で、そのマウスピースとリードを一体化するのに使うのが、「リガチャー」。
一部革製のものがあるため、それならある程度融通が利きそうだが、一般的には金属製のものがほとんどなので、マウスピースのシェイプと合う/合わないがありそう。そこで、(装飾入りなど他にも格好良いのもあったが)マウスピースと同じメーカーなら安心と、YAMAHAのアルトサックス用リガチャーN1543031(AS62)を手配した。
※なお、リガチャーは単なるマウスピースとリードの合体をするというだけでなく、その形状や材質、ネジがついている位置などで、吹き心地や音にも影響があるらしく、追及するひとはいろいろな組み合わせを試して、自分にとっての至高のマッチングを得るようで、必ずしもヤマハのマウスピースにはヤマハのリガチャーを使わなければならない決まりはないようだ。
アコースティックサックスだとリガチャーは外してケースにしまうので、簡素な箱なのかな
やや円錐形のマウスピースに合わせて、一方が絞られた筒状の金具で、2つのネジで締めて、マウスピースとリードを合体させるパーツ。
ただ、マウスピースにリガチャーの固定位置を示す段差があったり、ラインなどが引かれていたりするわけではないので、ネジを緩めればどこまでも「入って」行くので定位置がわかりづらい。
一応、純正組み合わせなので、リガチャーの四角い窓がYAMAHAの音叉マークが欠けることなく見える位置で、マウスピース型番の「4C」がリガチャーによって隠れず、完全に見える位置が「正位置」だと思って調整している。
型番刻印やマークが隠れないので、たぶんこの位置が正しい気がする
これでやっとMWiCが「吹ける」ようになった。
【仕様】
使用可能楽器:アルトサックス(ヤマハのスタンダードシリーズのマウスピース AS-4Cなど)
リード固定法:表締め(正締め・・締めネジがリード側)
フィニッシュ:ゴールドラッカー
可もなく不可もなく
マウスピース側に位置決めのための溝などがついているわけではないので、どこまで差し込んで良いかが不明確なのはイマイチだが、流石同一メーカー、フィッティングは良い。
-
購入金額
2,750円
-
購入日
2024年08月16日
-
購入場所
島村楽器
ZIGSOWにログインするとコメントやこのアイテムを持っているユーザー全員に質問できます。