Apple iPhone 15 Pro (以下15Pro) ナチュラルチタニウムです。
15Pro(左)と13Pro(右)
写真の都合でホワイトっぽく見えますが、ナチュラルチタニウムです
iPhone 13 Pro(以下13Pro)からの機種変更となります。私の場合、auの『かえトクプログラム』を利用しているため、基本的に2年で機種変更をしています。今まで使っていた13Proは特に不具合もなく快調だったので、そのまま2年延長しようか迷いましたが、ストレージ容量が不足気味だったのと、バッテリーの最大容量が90%を切っており、あと二年は持ちそうもなかったことから、思い切って機種変更することにしました。
15Proのレビューはネット上に溢れているので、性能面などの詳しい説明は省いて感想程度にしておこうと思います。
パッケージ
化粧箱は白地に「ザラザラした波のような壁紙の本体」が描かれています。ザラザラが粗すぎて雑な仕上がりに見えてしまうのが微妙ですが、まぁ箱だから良いか。。。
ザラザラさがチープ感を醸し出している?
短辺側の二ヶ所の封を切って開封します
ちなみに13Proよりも15Proの方が本体の縦横サイズは小さいのですが、化粧箱は15Proのほうがやや大きめでした。何故だろう??
幅・高さ・厚み全てにおいて15Pro(上)の箱の方が大きい
パッケージ内容は、本体とUSB-Cケーブル、あとはお決まりのSIMカードピンとリンゴマークのステッカーです。ライトニングケーブルからUSB-Cケーブルに変わった訳ですが、編込みタイプのとても柔らかなケーブルで、丈夫さと自由な曲がり具合がとても良い感じです。
パッケージ内容はいつも通りの簡素です
付属のUSB-C~USB-Cケーブル
柔らかい編み込みケーブルです
本体デザイン
本体のデザインは、パッと見では今まで使ってきた13Proとほとんど変わらない印象でした。11Proから13Proに変更した時はカメラがデカくなったとか、ボディの丸みが無くなったといった見た目の変化があって新鮮でしたが、今回の機種変更では予め変更点は分かっていたものの、わたし的には見た目の大きな変化はありませんでした。
パッと見では見分けが付かない形状
こっち面だけでは機種は判別しにくいかも、、、
改めてじっくり見てみると分かるのは、ボディがステンレスの磨きからチタニウムのヘアライン仕上げに変わったこと、着信/消音スイッチがアクションボタンに変わったこと、ライトニング端子がUSB-C端子に変わって少し大きくなったこと、カメラのレンズ周りの仕様が少し変わったといった感じでしょうか。
ボディ素材の質感の違い(15Pro:右)と
カメラレンズのガラスの出具合に違いがあります
遠近感で分かりにくいですが、
15Proのカメラ(左)の方が少し大きくなっています
私の中ではiPhoneは電話ではなくカメラですw
ライトニング端子より少し大きいUSB-C端子、違和感はありません
サイズや重さなど
13Proとサイズを比較すると高さと幅はいくらか小さくなっているようです。画面のサイズは同じなので縁(ベゼル)部分がわずかに薄くなったようですね。ただ厚みにつしてはカメラレンズの出幅が増えたのか、厚みは少し増しています。
データ:Apple本家サイトより引用
重さはチタニウムボディの恩恵なのか16gほど軽くなっています。しかしながら体感的に軽いという感じはしませんでした。
データ移行
データの移行は新旧iPhoneを並べてワイヤレスでデータを転送する「クイックスタート」を利用しました。途中でiOSのアップデートとかがありましたが、データの移行自体は40分程度で完了しました。
設定完了~
前回の機種変更でもクイックスタートを利用しましたが、これは本当に便利な機能ですね。100%全てのデータが複製される訳ではありませんが、あとはアプリによって多少設定し直せばすぐに従来通りに使えるようになります。
Lineアプリは、古い端末で事前に引き継ぎ設定をしないといけなかったような記憶があるのですが、何もしないで新しい端末で起動したところログインし直しただけでトーク履歴も他の設定もそのまま受け継がれていました。(ほっ)
AmazonMusicは、ダウンロードした曲は全て無くなっていましたが、ライブラリに追加してあった楽曲は一括再ダウンロードできるので、元に戻すのは容易でした。
データの移行が済んだら、その場で古いiPhoneは初期化し、翌日返送(かえトクプログラム)してしまいました。わずかに旧機種への未練が残りましたが、新しい機種が今まで通りの使い方で特に不自由なく使えているので、まぁ大丈夫でしょう。
※旧機種の検品結果(返送した5日後にメールが届きました)は「故障なし」判定で、無事プログラムの特典が適用されます。
設定が全て完了してからSIMカードを入れ替えました
使い勝手
私の場合、耐衝撃ケースを使う派なので、使用開始と同時に耐衝撃性のあるケースに入れていますので、ケース有りでの使い勝手となります。
まずボタン類については、アクションボタン以外は特に変わらない印象です。アクションボタンは従来の着信/消音スイッチからボタンに変わったので操作性は向上しています。私は基本的に「消音モード」で使用しているので、滅多に切り替えることはありませんでしたが、アクションボタンは任意の機能を割り当てることができるので、何かと重宝しそうです。
左の小さいボタンがアクションボタンです
とりあえずカメラを割り当ててみました
カメラアプリ起動とシャッターボタンに使えます
画面については、フロントカメラ周りに設けられた「Dynamic Island」が特徴的で、通知やアクティビティを表示できるので、慣れると便利そうです。
回線の情報なども細かくなりました
また、「常に画面オン」機能が搭載されていますので、私は壁紙はオフにして日時表示のみをオンにしています。常時表示が有効な時でも、画面を伏せたり、画面の上に何かを被せると画面表示が一時的にオフになるので、ポケットの中などではオフになっていると思われます。この機能が本当に必要かどうかは謎ですが、しばらくこの状態で使ってみようと思います。
日時表示(ウィジェットも含む)のみ常時オンにしています
CPUについては、A15 Bionicチップ(13Pro)からA17 Proチップに変わりましたが、私が鈍感なのか普通に使っている分には体感的な速さはほとんど感じられませんでした。動作はとてもスムーズで今のところストレスを感じることはありません。
よく分からないのでベンチマークアプリをダウンロードして計測してみましたが、比較対象が無く評価もよく分からないのでスコアだけ残しておくことにします。
【3D Mark】
【Antutu】
最近はゲームとかをほとんどやらないので、性能面で文句はありません。ただ、バッテリーの減りが早いような気がします。動画とかを観ると激減するような気がするので、バッテリーを温存する方法というよりは出先でバッテリーが切れかけた時のために、常に小型のモバイルバッテリーを持ち歩くようにしようかと思います。
カメラの性能は13Proと比較するとかなり良くなっていると思われます。従来は12MPのメインカメラが48MPになっていました。まだ使い慣れていないのでどれだけ違うのか検証中ですが、カメラアプリに「2x」が追加されたので使い勝手も良くなっていそうな感じです。
2倍が追加されたので一段と使いやすくなったかも
また、ポートレートモードも進化して使いやすくなっているようです。13Proの時は距離によってポートレートモードが使えたり使えなかったりしましたが、それほど気を使わなくても普通にポートレートモードで撮影できるようになりました。というか便利過ぎる!
ポートレートモードで後から前ピンに変更
後ピンに変更
ポートレートモードを後から「オフ」
なお、13Proは本体の容量が「256GB」でしたが、今回はその上の「512GB」をチョイスしました。これで暫くは容量で困ることは無いと思います。
カメラ性能を重視するなら機種変更して正解
13Proからの機種変更の場合、見た目の新鮮さはあまりなく使い勝手もさほど変わらないので、機種変更すべきかどうか悩むところですが、カメラの性能を重視するなら買い替えて損はないのではないかと思います。
カメラの出っ張りをなくすつもりはないと思われます
カメラの熟成度は間違いなく上がっていると思います
ただ、長い円安の影響なのか本体価格が高騰しているので、価格に見合うかどうかは微妙なところですね。なので、評価は0.5マイナスとしました。次回(2年後)のタイミングで経済の状況があまり変わっていなかったら機種変更は諦めるかも知れません。あるいは安い機種にするかな、、、
何はともあれ、私にとっては満足できる機種なので長く使えれば良いなぁと思っています。
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購入金額
204,800円
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購入日
2024年02月07日
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購入場所
auショップ
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