直径8.5mmで長さ約90cm強のファイバースコープで先端が360度自由に動くということで、試してみました。
家具の下等なかなか見るのが困難な場所を見るためで、大掃除などで役立つかもしれないと思いました。
パッケージは、黒一色のキャリングケースの中に、ファイバースコープ本体と充電用USB Type-C >Aケーブル及び取扱説明書と清掃用のアルコールパッドが付属していました。
サイトの写真にあるようなロゴ入りキャリングケースではなく、表裏共に黒一色のキャリングケースでした。
また、ファイバーケーブルも約90cm強程度なので、写真のように何重にも巻かれたものではなく、キャリングケースの内周を1周足らずで収まる長さです。
このファイバースコープには、5インチのIPS液晶モニターが付いていて、ファイバースコープの画像を映し出す他、ファイバースコープのセットアップメニューを表示したり記録した画像,映像のサムネールを一覧出来て、記録したデータを再生して映し出すことも可能です。
メニューの操作や、録画等の操作は、モニター下部の6つのボタン操作で行い、モニターのハンドル部に付いているダイヤルを前後に廻すことで、ファイバースコープのカメラ先端部を曲げることで死角を無くして様々な方向の画像を映すことが可能です。
モニター部の右側面には、ゴムカバーが付いていて、中には、充電用USB Type-Cコネクター、リセットボタン、micro SDカードスロットがあります。
本体には、32GBのmicro SDカードが標準で添付されているため、直ぐにファイバースコープを使うことができます。
ファイバースコープの先端には、8つのホワイトLEDが仕込まれていて、モニター部下部のボタン操作により、OFF>小輝度>中輝度>大輝度>OFFと変化します。
位場所を撮影する場合に役立ちますが、遠方まで光が届くわけではありませんので、あくまでもカメラ部周辺を照らすイメージです。
先ず、簡単にスペックを紹介すると、ファイバースコープで映したものを、本体に挿したmicro SDカードに、静止画若しくは動画として記録することが可能です。
静止画は、フルHD,HD,SDサイズの静止画をJPEG画像として記録することができます。
動画に関しては、720P若しくはVGAサイズの動画で、AVIコーデックで記録され、音声の同時記録も可能です。
直径10cm高さ10cmの円筒の内側に、高さ方向には10mm単位の横線、横方向には角度が30度刻みの赤の縦線を引いたものを作成して、画角を確認してみました。
カメラ部を、円の中心において静止画で撮影してみると、カメラ部先端から5cm離れた場所の高さ方向は30mm弱、左右は各々60度弱の110度程度の画角で撮影されました。
カメラ部を円筒の端、つまり、最大10cm離れた場所を映してみると、高さ方向は50mm程度まで映すことができました。
カメラ部の曲がり部具合を動画で撮影してみましたが、左右ともほぼ真後ろ迄曲がり後ろ側の映像まで見ることができるので、視界はかなり広いのですが、カメラ部をフルに動かすには7cm四方の広さが必要なので、狭い場所でフルに動かすことは難しいと思います。
また、個体差があるのか判りませんが、曲がる方向と画像の水平方向が一致していないので、曲げた時何処を向いているのかを判断するのには、慣れが必要だと思います。
左右水平にカメラ部を動かした場合、画像は右側が45度ほど上側に傾いた状態で撮影されました。
モニター部下部のスイッチは、左から設定ボタン、メニュー下、決定ボタン、撮影ボタン、メニュー上、モード切替ボタンが付いています。
上記写真は、モニター横のゴムカバーを外して、付属のUSB Type-A > Cケーブルで充電している時の表示です。
バッテリーの中のセルが左から右に流れるように表示され、満充電になると、点滅が無くなります。
充電中は、5V/1A程度の充電でした。
メニュー設定時の上下ボタンが、左側のボタンはメニュー操作時以外では、LEDライトの輝度変更スイッチ、右側のボタンは、モニター画像の上下反転機能が割り当てられています。
Mボタン(モード切替)は、押す度に、静止画モード>動画モード>再生(サムネイル表示)を繰り返し、静止画モード/動画モード時にオレンジのカメラボタンを押すと、静止画の記録が動画の録画が開始れ目ます。
画面のOSDにアイコンとしても表示されるので、静止画撮影モードが動画撮影モードか、その時の音声記録がされるかどうかが分かり易く、別途、撮像素子の温度や撮影の日時も表示され、日時に関しては、動画に映し込むことも可能です。
撮像素子は、80度を超えると、保護のため自動的にシャットダウンするようなことが書かれていましたが、このレビュー記載時までには、一度もシャットダウンするようなことはありませんでした。
なお、試してはいませんが、IP67の防水仕様なので、水中でもLEDライトを使っての撮影が可能なようです。
本体最左ボタンを押すとセットアップメニューが表示されます。
日付/時刻に合わせて決定ボタンを押すと、日付及び時刻の設定が可能です。
フォーマットを選択すると、内蔵SDカードの初期化が可能です。
デフォルト設定ボタンは、メニューによりカスタマイズした設定を初期値に戻すことができます。
内部メモリー項目は、SDカードの総容量と残容量が表示されています。
バージョン項目は、現在のファームウェアバージョンが表示されています。
撮影メニューは、動画、静止画、日付表示について設定が可能です。
解像度は、動画の場合、720PとVGAの選択が可能で、静止画モードでは、更にフルHDの解像度選択肢が増えます。
日付表示をONにすると、撮影する動画や静止画にタイムスタンプをOSD形式で記録することが可能です。
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購入金額
34,990円
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購入日
2022年11月23日
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購入場所
amazon
kaerkiさん
2023/04/26
Picardさん
2023/04/26
クネクネするのですが、目標を見失うと大変です。