このまえ購入したOPPOのスマートフォンがLHDCに対応している模様。
LHDCってどーなん?と思い、AliExpressでこの製品がブラックフライデーセールで安かったので購入した。
そもそも、「LHDC」って何?っていう情報は下記サイトより抜粋。
https://www.phileweb.com/news/d-av/201909/17/48466.html
「LHDC(Low latency and High-Definition audio Codec)」は台湾の半導体メーカーSavitechが開発したBluetooth用オーディオコーデック。ファーウェイによる独自コーデック「HWA」のベースにもなっており、SBCと比較して約3倍以上のデータ伝送が可能としている。
ブツブツ途切れるのは別として、低遅延かつ高音質を体感出来るようになるのだろうか。
ブラックフライデーセールで特別に安かった時期に購入したので、約5,500円でした。
そもそも定価は14,524円なので、ヘッドホンとしてはミドルレンジくらいでしょうか。
さてさて、どんな感じでしょうか。
購入価格で考えると十分と思える性能
仕様
Name: baseusノイズキャンセリングワイヤレスヘッドフォン
モデル番号: baseus Bowie H1 Pro
Color: 黒/白
素材: ABS + PC + Metal
重量: 約265g
バージョン: v5.3
通信距離: 約10m
適用範囲: ワイヤレス機能を備えた再生デバイス
音楽時間: 約80時間 (ボリューム70% 、ノイズリダクションオフ)
約60時間 (ボリューム70% 、ノイズリダクション)
充電インターフェース: type-c
充電時間: 約1.5時間
バッテリー容量: 400mah/1.48wh
アクセサリ: シンプルシリーズType-Cケーブル3a 0.3m * 1
デコードプロトコル: lhdc/aac/sbc
周波数応答範囲: 20hz-40khz
箱表
箱裏
内容物(説明書、USB-Cケーブル、ワランティカード、使用用途が不明なシール)
ヘッドホン本体
R側(下が電源ボタン、上がボリュームボタン)
L側
サイズ調整はこんな感じ。
折りたたむことで、最小サイズがコレ。
装着時に気になったこと。
・重さはそこまで気にならない
・通常時はそこまで気にならないが、イヤーパッドカバーを装着時は締め付けが少しキツイ印象。30分~1時間程度の利用なら大丈夫か。
音質は良いけど、LHDCがわからない。
LHDC について購入して届くまで全然知らなかったのですが、LHDC にもバージョンがある模様。
2023年12月現在では LHDC 5.0 が最新で、192KHz/24bitのサンプリング・レートに対応とのこと。
参考までに SONY の LDAC は 96kHz/24bit とのこと。
本製品は最新バージョン・・・ではなく、96kHz/24bit とのことなので LHDC 4.0 だと推測される。
まず、Bluetooth接続して認識させ、アプリを入れる。
なお、SBC/AACの切り替えはOS上で設定する。デフォルトはSBC接続でした。
アプリを入れて製品登録すると下記のような画面になる。
パノラマサウンド設定。
パノラマ音と書いてあるが非パノラマ音が正解。これがデフォルト。日本語がおかしい。
音楽モードと映画館モードの2種類のパノラマモードがある。
この辺は音響の違い(仮想的な音楽再生空間の広さ?)だと思う。
環境音設定。
・正常モード(デフォルト)
・クリアモード(リスニングクリア)※外音取り込み機能(アンビエントサウンドモード)
・ノイズリダクションモード(インテリジェントノイズ低減)※ノイズキャンセリング機能
EQモード設定。
お好みのイコライザー設定を変更可能・・・だけど、選択した対象の音域設定が全く見えないので具体的に何が違うのか視覚的に見ることが不可能で不親切。
カスタマイズ機能は従来のイコライザーで音域を個別調整が出来る。
日本語は翻訳設定だけして確認テスト絶対にしてないよね。
密閉型ヘッドホンならではの遮音性、音漏れがしにくく没入感があるのはもちろん、アンビエントサウンドモードがあるので外の音や声も聞こえるようになるので機能としては十分。
搭載スピーカーの音ですが、必ずどちらかに寄っている高音の強弱、低音の強弱が特に無い感じでとてもフラットな印象。特性的に無個性というか無色というべきか。それゆえにイコライザーで調整して自分が聞きやすい方向に持っていきやすいヘッドホンなのかなと思いました。
流石にSONYの3万円くらいのヘッドホンと比べるとスピーカーの表現力というのでしょうか・・・。そういったのは落ちると個人的に感じます。
さて・・・LHDCってどのように体感したらよいのだろう・・・。
★2023-12-22追記
Androidの開発者モードでLHDCコーデック設定がある。
手持ちのスマートフォンメーカーがOPPOであるのが原因か不明だが、LHDCコーデックを選択してもAACに戻ってしまう。
筆者の環境では現状LHDCコーデックを扱うことが出来なかった。
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購入金額
5,522円
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購入日
2023年11月12日
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購入場所
AliExpress
jive9821さん
2023/12/21
有効化されていれば、24bit/192K以上対応の再生ソフトと、24bit/192K辺りのハイレゾ音源データがあれば体感は出来るはずです。もっともBluetoothである以上、それなりに高圧縮率で転送されますので、有線接続と同等の音質にはほど遠くなるはずです。SBCやAACと聴き比べれば、それなりに違いは出そうな気がします。あくまで予想ですが。
かもみーるさん
2023/12/22
コメントありがとうございます。
開発者向けオプションを見落としていました。
有効化したら確かに設定項目がありました・・・が、結果LHDCに変更してもすぐにAACに戻る状況でした。
OPPOのスマホを利用しているため、製品のホワイトリストに入っていないのかも?しれません。もうちょっと調べてみます。
https://www.oppo-lab.xyz/entry/whitelist-revealed