セカンドリビングにあるシーリングファンライトにある LED 電球を交換。
スポットライト型の電球を探したのですが、市場に意外に少なく難航しました。
今回は以下の条件で探しました。
- 口金E26
- 集光型、角度30°以下
- 昼白色
住宅照明だと電球色との2択だと思うのですが、正確な色を確認したい時など困ることが多いので「昼白色」のものを選びました。角度は完全に好みですね。
こだわると適応する製品がひとつもないので、いろいろと妥協してこの製品にしました。
妥協した部分は消費電力と外装の色(ブラックが良かった)。
まぁこういう梱包だよね、という想い描いた形で郵送されてきました。
2個セット。薄い緩衝材ですが、製品はしっかりしていて丈夫そう。
端子もすごく綺麗。本当に中国製なのかと思えるほどクオリティは高いです。
ボディ部分はかなり質素化した構造設計が見えますが、放熱や剛性を考えるとこれで充分。裏側なので見栄えも特に気にすることはありません。
ガラスカバーには、やや角度があります。内部の LED 素子が付いたヒートシンクは金属っぽい光沢をもっています。中身が詰まっているかのようにずっしりと重いので、ガラスか金属かどちらかは良いものを使用していると思います。
このLEDライトは、通常の照射角とは違い、「集光タイプ」と呼ばれるものになっています。
通常のものが光を拡散させて、部屋中を明るくしているのに対し、この集光タイプはスポットライトのように、光を集約して狙ったところを照らす仕様になっています。
集光型 LED にすることで、天井や壁は暗く、手元は明るいという空間づくりができます。
狭いところが落ち着くという人も多いと思うのですが、周囲の余計な情報が入ってこないことで個人的に快適な空間づくりになっています。
一般のペンダントライトが光を照らすと、こんな感じ。
床や天井も含めて、部屋中がまんべんなく照らされます。
集光タイプのダウンライト LED の場合。
必要な部分を照らし、それ以外は薄暗いままです。
こうすると、天井や部屋の隅のほうに奥行きが出て、部屋が広く見えます。
周囲のインテリアにも立体的な光と影ができて綺麗で、必要以上に明るくしないので薄暗さで身体もリラックスできます。
こんな風な空間デザインにしてみました。
部屋の隅などに灯りが足りないな、と思ったらフロアライトを点けることで大丈夫です。
少し奇抜に思われるかもですが、これからはこういう手法がブームというか主流になってくると思います。生活を豊かに、という心理デザイン的にも「1室1灯」という生活よりはベネフィットが多いように思うのです。
光をアクセントにした部屋の計画も楽しいですね。
スポットライトらしい角度と明度
コストダウンを考えた製品設計に付加価値として上質性を加えたような、ちぐはぐなデザイン性を製品からは感じます。創業10年を超える中国メーカーのようですが、ちょうど成長過程で市場評価が気になるような段階なんでしょうか。
製品は美しいわけではないのですが、クオリティは眩いほどに感じます。ずっしりと重いボディにがたつきの無い剛性やゴミの付着していないパーツなど、丁寧な仕事をしているなという感じです。
製品分類にオリジナリティのあるものではないのですが、照射光は非常に明るく、ちらつきもなく、得られる結果は非常に満足です。
天井から床に照らされた光は円状に境目がはっきりと分かるほど輝度があり、床の細部まではっきりと見えるほど明るさは強いです。もうちょっと柔らかい光でも良いんじゃないかなと思えるくらい。
少し熱を感じる
光エネルギー以外で、基盤回路などで内部的に熱が発生してるっぽいです。
壊れないか少し心配になりますが、3か月使ってみて今のところ全然平気。
お買い得
2個で2千円なので、激安ではないけれどスペックを考えるとお買い得だと思います。
Lusta LED Co., Ltd という企業が製造販売しているようですが、真面目にものづくりを行うメーカーだと思います。
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購入金額
2,299円
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購入日
2023年11月05日
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購入場所
Amazon
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