ここ最近、親の部屋の蛍光灯の調子が悪くなっていました。32W+30Wのペンダント照明(インバーター非搭載)だったのですが、グローランプを新品に交換しても30W側がちらつくだけで点灯しなくなっていたのです。
私はLED照明が嫌いで自分の部屋でもまだ蛍光灯を使っているのですが、さすがにこれ以上蛍光灯を引っ張るのも無理があるということで、仕方なくLED照明に交換することにしました。
部屋が6畳でそれほどの光量は必要ないのですが、目の負担を考慮してある程度の段階で調光できること、色温度を落とせる調色があることを条件に探して、結果として購入したのがHotalux HLDC06208という製品でした。
Hotalux(ホタルクス)は旧社名NECライティングであり、かつてはNEC(日本電機)の家電事業会社であったNECホームエレクトロニクス(NEC HE)の照明器具事業部門でした。それがNEC HEの経営不振により分社化され、さらにファンドへの売却を経て株式会社ホタルクスとして再出発しています。なお、ホタルクスという社名はかつてNECライティングが発売していた蛍光管「ホタルック」(蛍光管に蓄光塗料を塗布することで消灯後もしばらく薄く光り続けるという製品)と「ルクス」(照度の単位)を合わせた造語のようです。
昨日からいよいよ蛍光灯が駄目になったと言われていたのですが、32W側は点灯すること、地元の家電量販店ではそこそこ良い値段になってしまうことから、昨日Amazonで注文しておき、今日の午前に届いたのでその場で早速取り付けました。
過去何度かLEDシーリングライトを取り付けたことはありますが、この製品を見て驚いたのが説明書が添付されていないということでした。
注意事項は外箱に印刷されていますし、取り付け手順は本体の方に印刷されています。
まあ、大抵の場合説明書が同梱されていてもそれをきちんと読む人はないと思いますので、この方が合理的ではありますね。
機能、価格、信頼度が高バランスにまとまる
この類のものを取り付けるのに技術や知識は必要ありません。見れば判りますから早速実物を確認して取り付けてしまいます。
大まかに分けて本体は電源及びコントロール部、LED証明部、カバーから構成され、そこにリモコンとリモコンホルダー(+カバーの壁取付け用ネジ)がテープで貼付されています。
電源及びコントロール部とLEDパネル部はこのコードで接続されます。端子は2極で片側が四角、もう片側が円形で、誤挿入の心配もありません。
2023年11月製ということですね。消費電力は30Wですから、概ね32W管だけで使っていた蛍光灯と同等ということになります。
なお、PSEの取得事業者は「KOHRIKU」と記載されています。この「KOHRIKU」は恐らく甲西陸運株式会社という運送業メインの企業のことではないかと思われます。甲西陸運株式会社の公式サイトで確認したところ、製造事業として「一般照明器具の製造 照明器具メーカーより、一般家庭用照明器具の組み立て加工業務を請け負っております。」と記載がありましたので、恐らく間違いないでしょう。
取り敢えずカバーをつける前に点灯させて動作チェックです。特に発光していないLEDも無いようですので無事動作しているとみて良いでしょう。調光や調色も色々といじってみましたがきちんと変化していました。
最後にカバーを取り付けて完成です。古い蛍光灯を外してこのHLDC06208を取り付けるまでに10分も要らない程度でしょう。
シーリングライトですから操作は全てリモコンで行います。今までに使ったLEDシーリングライトと少々異なるのは、通常メインボタンで「点灯 / 消灯」を切り替える製品が多いと思うのですが、この製品の場合はメインボタンの動作が「点灯 / 常夜灯 / 消灯」という切り替わりになるということです。いままでは常夜灯は別ボタンになっている製品ばかり使ってきましたので、若干の違和感はあります。まあすぐに慣れると思いますが。
一応日本メーカーかつ日本国内製造で、調光調色タイプのLEDシーリングライトが5千円未満で十分買えるのですから安くなったということを実感します。多くを求めればキリがありませんので、この製品の水準で照明器具としては十分実用的と思います。
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購入金額
4,680円
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購入日
2023年12月14日
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購入場所
Amazon
Takahiroさん
2023/12/16
jive9821さん
2023/12/16
私自身は今でも蛍光灯ユーザーですので気持ちはわかります。
ただ、世の中がLED以外を認めないので仕方ないわけです。
しかも親の分を私が買っているので、極力金を掛けたくない
ということで、どうしてもこの辺りに落ち着いてしまいます。