手元にある時計用電池を並べると、その小ささが一目瞭然。　SR426SW

エアコンやテレビのリモコンに使われている電池を見ると、平成〜令和となるに連れて

単４電池の比率が上がっておりますので、そのうち単４が一番安いね　となるかもしれませんが

まだ単３の方が安いんじゃないですか。

車載用のバッテリーにしても　売れなくなった原付き用のそれは　売れている軽自動車のそれより

サイズが小さいのに割高ですもんね。

このSR426SWも　ひとつあたり２３５円。

最量販型のヒトツであるSR626SWなら、20個で599円　ひとつあたり30円ですもんね。

ポール・スミスの腕時計の中に入っていたのはSEIKOの刻印がある電池でした。

驚くほど小さなマイナスネジが裏蓋の四隅にあります。

目にはめるタイプのルーペが欲しくなります。

この小さな黒いネジは非磁性体ですので、マグネット式マイナスドライバーは使えませんし。

ピンセットで上手くネジ穴に誘導することも難しいです。

うっかり飛ばしてしまえば　探すことを諦めてしまうかもしれない　小さな黒いネジ。

色々考えたんですが、手持ちのもので　ということで

爪楊枝にスティックのりを少しつけて、楊枝の平たい部分とネジの頭をくっつけて

ネジ穴に誘導することにしました。

ポケットルーペでは　片手が塞がってしまうので、役に立ちませんわ。

ハズキルーペがあれば　それで良かったかもしれません。

どちらにしろ、日差しが部屋に差し込む時間帯に作業するのが良さそうでした。

竜頭が回らない　

竜頭の頭をピンで押し込んで時刻合わせを行うタイプの　シチズンのムーブメントでした。

無事に正確な時を刻んでくれるようになりました。

改めて見ると、ヒョウ柄の革ベルトに施された青いステッチは　文字盤のアラビア数字の反復。

折を見つつ、その日のファッションに合わせて　また利用してもらいましょう。