今使ってる無線アクセスポイントはASUSのWi-Fi6の初期モデルのRT-AX88Uを2台体制でメッシュで使用しています。
何にも不満点は無いのですが、先日、友人が縦置きのアンテナ内蔵小型モデルのRT-AX59Uを買いました。内蔵アンテナの使い勝手とか聞いたりしてるときにのRT-AX59Uは推奨接続台数が64台という事を知りました。
そして、自分が使ってるRT-AX88Uの推奨接続台数は21台という事に気づきました。
最近はアレクサとか常時接続されているデバイスも増え21台じゃちょっと物足りないぞ?と感じ、ちょうどamazonのセールだったこともあり、勢いに任せてTUF-AX6000を2台買っちゃいました。
TUF-AX6000は推奨接続台数が70台、有線LANも2.5GbEが2ポートもあるのです!
なお、後日談で『同じようなスペックなのになんで差が出るのかな?』ということでASUSに問い合わせてみました。
いつもお世話になっております。
ASUSサービスセンターでございます。
お忙しいところご連絡いただきまして、誠にありがとうございます。
推奨接続台数に関しては製品に搭載されているCPUやメモリ、WiFiチップ等により算出しています。
詳細な算出方法は申し訳ございませんがお答えできかねます。
RT-AX88U発売当初はWiFi6自体もドラフトの状態でしたので、弊社としても十分な情報が無くWiFi5の基準で算出しております。
実際はRT-AX88Uも現在の算出方法で出しますと、ご指摘の通りRT-AX86Uと同等の推奨接続台数となります。
ご理解いただけますと幸いです。
以上、お手数をお掛けし大変申し訳ございませんが、宜しくお願い致します。
その他ご不明点等がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
ASUSサポートセンター
担当者:Liu
とのこと。
製品発売時はWi-Fi6がドラフトだったから、Wi-Fi5で検証していたので21台だけど、ちゃんとWi-Fi6で検証したら70台なのか!
よって、TUF-AX6000を2台買った意味は無くなりました。
まぁ、良かったことと言えば、購入時は20,500円にamazonポイントのバックがあるセール時に買ってたのですが、その後価格改定で3万円に値上げされた、だいぶお得感のある時に買えたというのはメリットです。
その後、結果的に会社で活用することにしました!
2402Mbpsでリンクアップするから2.5GbEは非常に有効!
現在、使用中の機種や購入を迷った選定時の機種たちの比較が下記です。
前機種との大きな違いは有線LANが1GbEから2.5GbEに変わったこと。
Wi-Fiの最大速度は4804Mbpsの機器になりますが、実際には4ストリーム搭載してるPCやスマホは無いので2402Mbpsでリンクアップすることになります。
ですので、2.5GbEになることは大きな意味があると思います。
ちなみに、『2402Mbpsまでしか出ないなら2ストリームでいいじゃん!』って思うかもしれませんが、Wi-Fi機器は複数台が同時に使うので4ストリームのルーターを選択することには大きな意味があります。
あとは実感するかどうかは分からないのですが、BroadcomのCPUだとRangeBoost機能が使えます。
通信範囲が約20%広くなるとのことで、遠くまで電波が届くようになるらしいです。
この機能はBroadcom限定なのでMediaTek搭載機では使えない機能になっています。
あとはメモリがDDR 3からDDR 4に変わっていたりしますが、容量が多い方がいい気がします。
4ストリーム機種なので4.8Gbps出ます。
2.5GbpsのLANが2ポートあるが放熱対策はバッチリ!
2.5GbpsのLANは熱をそこそこ持ちます。
このTUF-AX6000の発売日は2023年4月14日なので、そこまで新しい低発熱チップが載ってるわけでは無いと思います。
※ココで言う低発熱チップは2024年頃から出始めているRealtekの「RTL8373-CG + RTL8224-CG」や「RTL8372」を想定。
なので、十分な放熱対策が求められることになるわけですが、本製品は前機種では1枚だったアルミヒートシンクを2枚に増量。
これにより、より良い放熱を実現してるようです。
2万円の製品とは思えない位、しっかり作ってあります!
ASUSルーターでMediaTek製のSoCを積んだ機種は不安定?
購入したのが2023/11。
上記の経緯から、TUF-AX6000に急いで交換する必要は無くなったので、箱に入れたままです。
ネットで情報を見ていると、新しいファームウェア(3.0.0.4.388_33144)が出ていました。
しかし、これに更新すると非常に不安定になるという書き込みが価格.comや5ch、海外掲示板などで多くで見られましたので様子見。
そして、数日したらそのファームはASUS公式から消えました。
※TUF-AX6000やRT-AX59Uが該当だったようです。
なので、更に箱から出すのをためらって奥に置いてしまいました。
ASUSのルーターでMediaTek製のSoCを積んだ機種に不安定だとかバグが酷いとかの報告が多いので不安です。
そんなこともあり、2023/11に買ったのに未開封のまま半年が過ぎてしまった。
そしてたまに情報を見てると2024/5/2のファームウェア(3.0.0.4.388_33404)が公開。
これがDS-Lite対応ファーム!。
これが良いらしい評判でした。そして2025年4月になって2.5GbEのHUBを買ったこともあり、やっと重い腰を上げて箱から出しました!
しばらく使った感じでは、少なくても最近のファームウェアでは問題ないと感じます。
メッシュ用有線バックホールを高速な2.5G化!
当時の我が家の宅内LANは2.5G化されていませんでした。
しかし、この機種を2台選んだのは理由があります。
将来、宅内ネットワークを2.5G化した時には当然有効だと思います。
しかし、それまで待たなくても、メッシュ用の有線バックホールの高速化はできるはず!
2.5G HUBが無かったとしても、機器同士を2.5Gポートで直結すれば、機器間は2.5Gの高速な有線バックホールの構築が可能!
これによりメッシュの高速化・安定化ができます!
実際にやってみました。
下記画像でわかるように2台のTUF-AX6000がメッシュで認識しています。
そして、バックホールは2.5Gbpsで認識しています♪

唯一の欠点は、縦置き(壁掛け)ができないこと
安くて高性能!
良いことづくめのWi-Fiルーターですが、一つだけ欠点があります!
それは、縦置き(壁掛け)ができない!こと
これは穴を付けて置いて欲しかったです。
自己責任ですが、当方は下記の方法で設置しました。
クリップを底面の通気口に通して強力なマグネットフックをひっかける!
これを左右に2カ所!
外付けアンテナは遠くでも速い! けど内蔵アンテナもやるな!
TUF-AX6000は同じ時期に同じCPUを搭載して販売された兄弟機のようなモデルがあります。
それが友人の買ったRT-AX59Uです。
RT-AX59Uはアンテナを内蔵して、すっきりしたデザインになっているのが特徴です。
RT-AX59Uを持ってないので、内蔵アンテナと外付けアンテナの電波比較は出来ないのでどれくらい違うのかなぁと気になっていました。
そこで検索してみると同じ人でTUF-AX6000とRT-AX59Uのレビューをしてる人が居ました。
同じ場所にルーターを置いて、各場所での計測値を載せているので興味深いです。
近距離では差がほどんど無いが、距離が遠くなると外付けアンテナの方が約1.5倍ほど速いですね。
なので、それほど広くない部屋なら内蔵アンテナのRT-AX59Uでも十分と感じます。
逆に部屋が広い人や、2.5GbEに魅力を感じる人はTUF-AX6000かなと感じますね。
■じゃが畑:ASUS TUF Gaming AX6000 レビュー
なお、アンテナは6本ありますが、2.4GHzが4ストリーム、5GHzが4ストリームなので同割り当て割れてるのかな?と思ったら、岡ちゃんnelの動画で分解&配線図が掲載されてた。※9:20あたり
これによると本体を正面から見たときに、左から順に以下。
1本目(左側面):5GHz
2本目(背面角):5GHz & 2.4GHz
3本目(背面中):2.4GHz
4本目(背面中):5GHz
5本目(背面角):5GHz & 2.4GHz
6本目(右側面):2.4GHz
となっているので、
2本が5GHz専用
2本が2.4GHz専用
2本が5GHz & 2.4GHz共用
なんで6本にしたんだろう?
4本で全部共用でもいいと思うけど・・・専用の方が速度が出るとかあるのかな?
-
購入金額
20,515円
-
購入日
2023年11月17日
-
購入場所
amazon







ZIGSOWにログインするとコメントやこのアイテムを持っているユーザー全員に質問できます。