Wi-Fi環境は、日々進化を続けています。
先日まで、WiFi6が最新で、これ迄2.4GHz/5GHz帯の周波数を使っていましたが、遂に6GHzに対応した、WiFi6Eという仕様に進化しました。
WiFi6Eは、あくまでもWiFi6の範疇で、WiFi7とは異なりますが、未だ余り普及していない6GHz帯を使うことで、近隣からの干渉が少なく、安定した通信環境を得ることができます。
スマートフォンやノートPCで、利用できるWiFiネットワークを見ると、近隣から発せられていて、受信可能な電界強度をもったアクセスポイントの多さは確認できると思います。
パッケージは、茶団にバッファローのロゴが印刷されたもので、とてもシンプルです。
加飾な多色印刷パッケージを排することで、販売価格が抑えられるのであれば、私は大賛成です。
店頭での購入であれば、特徴を確認したり、仕様を確認したりするのに、パッケージには多くの情報が必要ですし、競合他社より目立つ必要があるので、どうしても加飾になりがちです。
ネット販売であれば、パッケージに記載される以上の多くの情報を、メーカーサイトや他のサイトから容易に得られるので、茶団の個装箱で充分だと思います。
パッケージの中身は、本体以外に、本体スタンド、10Gbps対応フラットLANケーブル、ACアダプター、ACアダプター用メガネケーブル、取扱説明書、セットアップカード、ネット脅威ブロッカー2プレミアムライセンスカード(1年)が入っていました。
セットアップカードとは、周波数ごとのIDとそのパスワードと、WiFiルーターにアクセスするためのユーザー名とパスワードが記載されたカードです。
一般的には、IDとパスワードは、本体の銘版部分に貼られたシールに記載されていることが多く、私は、セットアップ時に銘版部分をスマートフォンで撮影してから配線/取り付けをしてていました。
さすがは、日本メーカーの心配りですね。カードがあれば、カードだけ取り出してセットアップできます。
おまけに、本体には、このカードをセットするためのホルダー迄あるのですから驚きました。
本体は、高級感のある作りで、本体下部に電源/インターネット/本体モード(ルーター)/ワイヤレスのインジケータが付いています。
背面の壁掛け用フックを使ってセットアップする場合は不要ですが、平置き用スタンドも付属しています。
ACアダプターは、ちょっとしたノートパソコン位大きく、メガネケーブルを挿して使います。
もうすこし小型化して欲しいですね。
本単の左右に、接続用端子やっとアップスイッチが付いています。
本体の左側面には、AOSSボタン(赤)と、本体を、ルーターモード/アクセスポイントモード等に切り替えるためのスイッチ及びリセットボタンが付いています。
右側面には、DC IN端子、電源スイッチ、USB端子、インターネット用RJ45ソケット(10Gbps)、LAN1 RJ-45ソケット(10Gps)、LAN2~LAN4 RJ-45ソケット(1Gbps)が付いています。
天面には、自由に回転する4本のアンテナが付いています。
アンテナが内蔵されたルーターもありますが、アンテナの向きにをセットすることにより、電波の指向性が変えられるので、個人的にはアンテナの向きを変えられる方が好みです。
このルーターは、アンテナの平面方向に電波が発せられるので、自宅の居住空間に合わせてセットが可能です。
また、このアンテナは、先端から半分くらいの窪みまでが、2.4GHz/5GHz用アンテナ、窪みから下半分が6GHz用アンテナになっています。
また、USB端子は、デフォルトでは、USB 2.0にセットされrているので、HDD等を接続して簡易NASとして使う場合は、本体のセットアップメニューで、USB 3.0に設定しないと、データ転送速度が遅くなってしまいます。
折角の10Gbpsという高速ポートを備えているので、デスクトップPCをLAN1(2.5Gbps)に接続し、WiFi接続したノートPCに、デスクトップPCがら、複数の動画ファイル(合計20.8GB)をWiFi経由で転送したいと思います。
デスクトップPCとルーターは、CAT7(10Gbps対応)のLANケーブルで接続しました。
デスクトップPCのイーサネットのプロパティを見てみると、送受信共に、2,500Mbpsにセットされています。
一方、ノートPCは、WiFiでルーターに接続するので、WiFiのプロパティを見てみると。送受信共に、2,402Mbpsで接続されています。
残念ながら、5GHzのWiFi6で接続されています。
試しに、スマートフォンをWiFi接続し、プロパティを見てみると、ノートPC同様WiFi6で、送受信共に、2,401Mbpsで接続されていました。
ファイルの転送を開始すると、200MB/s以上のスピードで転送されていました。
1GbpsのLANケーブルで接続して転送するより、倍以上高速です。
LANケーブルで転送するよりWiFi経由での転送が、倍以上高速でファイルのコピーが完了したのは驚きです。
我が家には、全部屋にRJー45の情報コンセントがあるのですが、そのインフラをあっさり過去のものにしてしまうパワーがありました。
インターネット環境が10Gbpsというのは、サービスエリアも限られていますが、WiFi6Eで、最大4,803Mbps環境を構築できると、快適なホームネットワーク環境が手に入ります。
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購入金額
49,980円
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購入日
2023年05月03日
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購入場所
amazon
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