フォノカートリッジ AUREX(東芝) C-550M
1970年代、世はバブルの始まりの頃、当時の家電各社は突然オーディオメーカーに変身しました
オーディオブランドを設定したのです 松下はTECHNICS , 日立はLo-D , 東芝はAUREX , シャープはOPTONICA 他色々...
↓某所で針無し4個 断線無しで, 8000円で入手 Z-1S , Z-1E , V15TYPEⅣ , C-550M
東芝は家電製品では面白い製品は出していましたがすごく売れるという訳でも無かったですね AUREXとオーディオブランド名を変えても、サザエさんの東芝でしたからね 長くやってましたから。今回のカートリッジは其のころ発売されたC-550Mです このカートリッジはナガオカのOEMだと思いますね 何故ならULTRA-CというC-550M用の交換針はナガオカ製でしたし関係があったからです。
針は折れていました
後部にC-550Mの機銘板があります
シース(レコード針)内側に共振防止のゴムが貼られています この針は純正かどうかは判りません
純正交換針はカンチレバーがカーボンファイバーの無垢棒にサファイア針というものでした サファイアはダイヤよりは摩耗しやすいのですが或る角度で使うとダイヤ並みに硬いという事でナガオカと
東芝が使っていました 透明感が有ってダイヤだと喜ぶとサファイアという落ちでした(私)
後日入手の交換針 N-500C サファイア針
サファイア針装着
ダイヤかと見間違えしますがサファイアです。
SWEEP特性(赤線)緑はノイズ
1KHz再生時の高調波特性
音質
音質は最初聴いたときスッキリ感が無いというか高音は出ているけどなんかすっきりしない
ボーカルもぼやける感じでしたね 高音がハッキリしないという感じもするしボーカルも
ボヤケル感じはしました このサファイア針の影響があると思います ULTARA-C針は如何だったのでしょうかね 破損した針に他のダイヤカンチレバー針を着け換えてみたらキチンと高音は出るので針の影響は有るようです ですが適正な交換針を付ければ良いカートリッジだと思います。
続編
レコード針変更で驚き桃ノ木山椒の木
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サファイアかサファイヤか、外人が発音するとサファイアなのかな
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購入金額
8,000円
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購入日
2022年08月頃
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購入場所
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