一般的には、テレビやブルーレイレコーダーに接続された外付けHDDに記録されたコンテンツは、光学メディアに書き出さない限り、接続された機器とHDDのペア以外での録画コンテンツ再生はできません。
例えば、テレビに接続したHDDに記録したコンテンツは、テレビが故障すると、他の機器では(例え同一機種のテレビであっても)再生できません。
つまり、テレビが故障すると、そのテレビが修理できない限り(修理箇所にもよりますが)、HDDに記録したコンテンツは視聴をあきらめなければなりません。
修理に出す時は、HDDのコンテンツ消去に同意しないと修理してくれません。
ブルーレイレコーダーの場合もテレビと同一ですが、ブルーレイレコーダーには、ブルーレイディスクという光学メディアが備わっているので、光学メディアに記録できるのであれば(故障が光学メディア記録に関わらない場合)、外付けHDDコンテンツや内蔵HDDのコンテンツを、BD-REに書き出すことで、他のブルーレイレコーダーのHDDにコンテンツを移動させることができます。
BD-Rだと、光学メディアとして保存するだけで、コンテンツは光学メディアで完結してしまいます。
私は、古いブルーレイレコーダーのHDDに記録したコンテンツを、BD-RE TL(100GB)を使って、新しいブルーレイレコーダーのHDDに移したことがあるのですが、光学メディアは、記録に時間を要し、大変な労力を費やしました。
同様に、HDD内蔵CATVのSTB(セットトップボックス)交換の際にも、HDDコンテンツをネットワーク経由でブルーレイレコーダーに移動させて、HDDを空にしてSTBの交換をしたことがあります。
このHDDは、SeeQVaultというテレビやブルーレイレコーダーに接続して、録画コンテンツの互換性を高めるための仕様に対応した据え置きHDDです。
私が使用している、Panasonic製ブルーレイレコーダーでは、認識可能な外付けHDDの最大容量が4TBなので、4TBのHDDを購入しました。
既に、同一モデルを3台所有しているのですが、これが4台目で、最大5台迄購入を考えています。
SeeQVaultの仕様に対応したものは、東芝製レグザ(テレビ/ブルーレイ),パナソニック ビエラ/ディーガ(テレビ/ブルーレイ),ハイセンス(テレビ),シャープ アクオス(ブルーレイ)等が対応しています。
対応機種の詳細は、SeeQVaultのホームページに記載があります。
現在、私専用に使用しているブルーレイレコーダーには、2.5インチHDD(2TB)を6台繋いでコンテンツを記録しています。
2.5インチにしたのは、バスパワーで動作するので、余計な電源が不要だということ。
2TBにしたのは、入手が容易で、コストパフォーマンスが良いサイズであったためです。
私のブルーレイレコーダーには、最大8台迄HDDを認識させることが可能なのですが、既に6台分のコンテンツが溜まったので、あと2TB HDであれば、2TBx2=4TBとブルーレイレコーダー内蔵HDD(1TB)の合計5TBが、コンテンツを記録できる限界です。
あとは、ブルーレイメディアに書き出すことしかできません。
そこで、私が利用しているブルーレイレコーダーが認識できるHDDの最大容量である4TBに置き換えることで、更なる容量アップを行うことができます。
試しに、2.5インチ 4TBのバスパワーで動作するHDDを1台購入してみたのですが、コンテンツの機種互換性は保てません。
そこで、SeeQVault対応HDDに切り換えることで、次のブルーレイレコーダーにコンテンツを引き継げるようにしたいと考えました。
また、SeeQVault HDDであれば、ブルーレイレコーダーが認識できるHDDの最大台数の制限も撤廃されるため、更に安心感が増します。
今後もBlu-Rayレコーダーを購入し続けるか判りませんが、UHD(4K Blu-Ray Disc)再生のためにも購入種るのではないかと思っています。
SeeQVault対応HDDは、複数社で販売されているので、安価なHDDを買い揃えれば良いのですが、私はこれ迄、同一モデルのみを買い続けています。
これは、外付けHDDの宿命であるACアダプターを共通にすることができるからです。
ブルーレイレコーダーに接続できるHDDは、1台なので、HDDを切り換える際には、都度ブルーレイレコーダーのメニューでHDDの切り離しを行い、新たなHDDを繋がなければなりません。
なので、ACアダプターが共通であれば、コンセントの口数を増やすこともなく、管理も容易です。
パッケージは、これまで購入してきた3台と変わりません。
同梱品も同様で、HDD本体、ACアダプター、USBケーブル、ゴム足、取扱説明書、SeeQVault説明書がパッケージに入っていました。
HDD本体は、正面にグリーンLEDのパワーインジータが付いているだけで、冷却用ファンも搭載されていないので、とても静かです。
録画コンテンツは、ストリームデータなので、シーケンシャル記録が前提なので、録画コンテンツを何度も消去/記録を繰り返さない限り、ランダムアクセスの頻度は上がらないため、今後も静かだと思います。
縦置き用には滑り止めの足が付いているのですが、横置きの場合は、付属のゴム足を底面の4角に貼る必要があります。
裏面は、USB 3.o Type-Bコネクター(5Gbps)、電源入力、電源スイッチだけのシンプル構成です。
DiskInfoを見てみると、HDDは。WD製WD40EAAZというモデルでした。
DiskMarkを走らせてみましたが、市販されている3.5インチ 4TB HDDと変わりはありません。
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購入金額
13,476円
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購入日
2023年11月05日
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購入場所
amazon
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