個人的に撮りためてきたケーブルテレビで放送されているSF/アクション映画やドラマを、バスパワーで動作する2.5インチ2TB ポータブルHDDに保存しているのですが、ポータブルHDDも既に6基となり、そろそろ限界を感じてきました。

私専用のBlu-Rayレコーダーに登録できる外部HDDは、最大8基なので、そろそろHDDを整理して空き容量を増やすことを考えたいと思いました。

既に使ってきた6基の2.5インチ2TBポータブルHDD以外には、これまでに用意したのは、バスパワーで操作する2.5インチ4TBポータブルHDD 1基のみでした。

重複した録画コンテンツでは、よりビットレートの高いチャンネルで放送されたものを残し、CMの入らないチャンネルで放送されたものを優先させたいと考えています。

現在、タイトル、放送チャンネルを基準にデータベースを作成していて、シリーズもの(例えばスターウォーズ等)や、続編のあるものを同一HDD内に収まるようにシートを作成し、複数の外付けHDDから、内蔵HDDにコンテンツをムーブして、ある程度纏まったら(1TB以内)、新たな外付けHDDに書き出すという作業をひたすら続ける必要があります。

Blu-Rayレコーダーへの外付けHDDの取り付け/取り外しは、毎回Blu-Rayレコーダーのメニューで行わなければならないため、大変面倒です。

先ずは、優先度の高いコンテンツを、このSeeQVault対応4TB HDDにまとめようと考えています。

パッケージは、比較的小柄で、パッケージの裏には、SeeQVaultの説明が記載されています。

箱の中には、本体以外には、電源アダプター(12V2A)とUSBケーブルと横置き時に底面に当たる部分４か所に貼る小さなゴム足及び説明書2種のみが入っていました。

本体は、縦置き及び横置きを想定していて、縦置きの場合は、底面に当たる部分に横長の足が付いています。

横置きをする場合は、横置き時の底面に当たる部分に、ゴム足用の小さな凹みがあり、付属のゴム足を自分で貼る必要があります。

私の場合、Blu-Rayレコーダーの横に並べて使用するため、横置きとして使うため、ゴム足を貼り付けました。

横置きにしたときには、縦置き時の底面にあたる面以外は光沢仕上げで質感はありますが、直ぐに細かな擦り傷が付きそうです。

端子面には、USB 3.0端子とACアダプターの差込口と、電源スイッチが付いています。

HDDは、DiskInfoで確認すると、WD製WD40EAAZ-22BMGB0 WD Blueシリーズの4TB HDDのようです。

HDD自体が、秋葉原でも1万円前後なので、SeeQVaultインターインターフェイス付きHDDケースが3.500円と考えれば、リーズナブルな価格だと思います。

DiskInfoを走らせたついでに、DiskMarkも走らせてみました。

一般的な、3.5インチHDDを搭載したUSB HDDの標準的な速さだと思われます。

このHDDは、私が所有している、Panasonic Blu-Rayレコーダー、DMR-4S100が、外付けHDDとして認識できる最大容量である4TB容量です。

そして、このHDD最大の特徴は、SeeQVault対応であることです。

これまでのHDDは、接続したBlu-Rayレコーダー以外のハードウェアに接続しても、HDD内のコンテンツの視聴はできませんでした。

SeeQVault対応HDDでは、SeeQVault対応機器であれば、機器が異なってもコンテンツの視聴が可能になるものです。

SeeQVaultは、東芝,パナソニック,ソニー,サムソンの4社で規格化したものなので、この4社のテレビ,レコーダーは基本的にSeeQVault対応になっている可能性が高いです。
これにより、例えばBlu-Rayレコーダーが故障しても、次の機種に接続して視聴することができたり、別の部屋のSeeQVault対応テレビに接続してコンテンツを視聴することが可能になります。

前述の、Panasonic DMR-4S100に接続して初期化する画面を掲載します。

トップメニューから、初期設定/リモコン設定を選択します。

更に、HDD/ディスク/USB-HDD設定を選択します。

更にUSB-HDD設定を選択します。

次に、USB-HDD管理を選択します。

SeeQVault対応の未フォーマットHDDが認識され、SeeQVault対応のフォーマットを選択することができます。

フォーマットの最終確認画面を了承すると、フォーマットが開始されます。

５分掛かる案内が表示されますが、1分20秒程度でフォーマットが完了します。

フォーマットが完了すると、注意書きが表示され、決定ボタンを押すと、Blu-Rayレコーダーからは、外部接続HDDとして認識され、コンテンツの読み書きが可能になります。